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六本木アートナイトのメインプログラム作家は村上隆、『ドラえもん』に挑む

5月30日と31日に東京・六本木各所で開催される『六本木アートナイト2020』のメインプログラムアーティストが発表された。

今年で11回目の開催となる『六本木アートナイト』。今回は「マジカル大冒険 この街で、アートの不思議を探せ!」をテーマに据えて、現代アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスなど多様な作品を街なかに点在させる。

メインプログラムアーティストは村上隆。『ドラえもん』とのコラボとして過去最大級のバルーン作品が制作される。さらに村上が主宰するカイカイキキ所属のアーティストも『ドラえもん』をモチーフとした新作を発表。村上プロデュースのもと、六本木ヒルズアリーナ、東京ミッドタウン、国立新美術館の3か所に展示予定。

メインビジュアルは、村上のオリジナルビジュアルをベースにgroovisionsが制作。ビジュアルに使用されているフラワーは『六本木アートナイト2020』にも参加するアーティストMADSAKIとのコラボとなる。

村上隆のコメント

東京って、めっちゃ外国から見てメガロポリスです。もう、リアルブレードランナー的メトロポリス。美少女ロボット街ん中歩いてるでしょ的な。
で、その街のアートって何がリアル?って考えると、ズバリ漫画です。日本のアートは漫画。でも西欧式のアートもある。そのフュージョン、コラボで、何が1番良いかな、と問うと、僕的には「ドラえもん」がベストと思いました。なぜかと言うと、世界の地質学的に
受ける温度差、微妙なズレが最高だと思ってます。
前にユニクロのコラボで僕のお花とドラえもんやったとき、アジアからのお客様から見ると、あー!やっぱ本場日本、わかってる!ドラえもん!かわいい、カッコいい!!アートとコラボ!となるが、西欧だと、村上が例のお花と日本式キャラのコラボってなんかわかんないけど良いね!みたいな。その温度差、理解の順番の差を梃子にして、現代における求められてるアートの形を具体的に提示するのが本企画です。
六本木アートナイト。今年はズバリ日本の人と言うよりは、海外からのお客様目線で攻めますので、どーなんだろな?
まぁ、見てみてください。

片岡真実(森美術館)のコメント

六本木の街で2日間にわたって繰り広げられるアートの饗宴「六本木アートナイト」。11回目となる今年は「マジカル大冒険――この街で、アートの不思議を探せ!」というテーマでお楽しみいただきます。マジカルと言えば、四次元ポケットのあるネコ型ロボット、「ドラえもん」。「六本木アートナイト2020」ではメインプログラムアーティストに日本を代表する現代アーティスト村上隆を迎え、この国民的キャラクターとのコラボレーション作品で、六本木の街中に夢を運びます。その他にもビデオ、インスタレーション、パフォーマンスなど、アートの持つ魔法のちからで、みなさんにも不思議な想像の世界が広がっていくことでしょう。
今年は、六本木交差点から芋洗坂方面にも作品を広げる予定です。昼間から夜、夜から昼まで、アートの魔法がかかったマジカルな大冒険をどうぞお楽しみください。

『六本木アートナイト2020』メインビジュアル ©2020 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved. ©MADSAKI/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved. ©Fujiko-Pro
『六本木アートナイト2020』メインビジュアル ©2020 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved. ©MADSAKI/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved. ©Fujiko-Pro
村上隆 Photo by Museum of Fine Arts, Boston
村上隆 Photo by Museum of Fine Arts, Boston
片岡真実 撮影:伊藤彰紀
片岡真実 撮影:伊藤彰紀
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