稲垣吾郎、武田鉄矢、村田雄浩の薩長連合が集結 『海辺の映画館』新写真

大林宣彦監督の映画『海辺の映画館―キネマの玉手箱』の場面写真が公開された。

大林宣彦監督の44作目の作品となる同作。広島・尾道の海辺にある唯一の映画館「瀬戸内キネマ」が閉館を迎え、最終日にオールナイト上映『日本の戦争映画大特集』を鑑賞していた若者3人が突然稲妻の閃光に包まれ、映画の世界にタイムリープし、そこで出会った移動劇団の桜隊を救うべく奔走するというあらすじだ。劇中では戊辰戦争、日中戦争、沖縄戦、原爆投下前夜の広島の様子などが展開される。出演者は厚木拓郎、細山田隆人、細田善彦、吉田玲、成海璃子、山崎紘菜、常盤貴子、稲垣吾郎、武田鉄矢、村田雄浩ら。大林宣彦監督が尾道を舞台にした映画を描くのは約20年ぶり。

場面写真には、稲垣吾郎演じる大久保利通、武田鉄矢演じる坂本龍馬、村田雄浩演じる西郷隆盛の姿が写し出されている。これまで坂本龍馬役を幾度も演じてきた武田鉄矢は、同作が「人生最後の『龍馬』役」とコメント。エンディング曲は武田鉄矢がカバーした榎本健一の“武器ウギ〈無茶房弁慶〉”となる。

※新型コロナウイルス感染拡大を受けて公開延期になりました。

稲垣吾郎のコメント

時空を超え、思想を超え、宇宙をも一気にとび超えていく世界観。大林監督でなければ1本の作品に納めることは不可能だったと思います。みずみずしく自由に広がる想像力には驚かされるばかりです。大切なメッセージを届けてくださり、ありがとうございます。

武田鉄矢のコメント

本作品では、何と驚く勿れ「坂本龍馬」役での出演です。勿論、人生最後の「龍馬」役です。大林監督はどうやら後生の我らに映画の見方を懸命に教えておられるようで、この作品、映画に対する監督のラブレターのような作品ですよ。

村田雄浩のコメント

大林組に参加する時は覚悟がいります。台本を読んだ時、あまりの熱量に圧倒され、よく理解出来ませんでした! 撮影がはじまっても、現場に行くまで何が起きるか見当もつかない。出来上がった作品を観ても、強烈なメッセージをぶつけられ 細かい所まで覚えていない…だからもう一度見ると、また違うメッセージに引っ張られて…興味が広がって収拾がつかなくなってます。…正直言って…私はいまだに監督の真意に辿り着いていません…

作品情報

『海辺の映画館―キネマの玉手箱』

2020年4月10日(金)からTOHOシネマズシャンテほか全国で公開
監督:大林宣彦 脚本:大林宣彦、内藤忠司、小中和哉 音楽:山下康介 出演: 厚木拓郎 細山田隆人 細田善彦 吉田玲 成海璃子 山崎紘菜 常盤貴子 ほか 配給:アスミック・エース
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