映画『滑走路』に坂井真紀、染谷将太ら出演 「非正規歌人」の歌集が原作

映画『滑走路』の追加キャストが発表された。

今秋公開予定の同作は、2017年に32歳で逝去した歌人・萩原慎一郎の『歌集 滑走路』から着想を得たオリジナルストーリー。激務の中で仕事への理想を失う厚生労働省の若手官僚・鷹野が、非正規雇用が原因で自死したとされる人物のリストの中から25歳で命を絶った青年に関心を抱き、死の理由を調べ始めるというあらすじだ。将来への不安を抱える30代後半の切り絵作家・翠役を水川あさみ、雇用者の自殺問題に向き合う25歳の官僚・鷹野役を浅香航大、いじめの標的にされる中学2年生の学級委員長役を寄川歌太が演じる。

出演が明らかになったのは、坂井真紀、水橋研二、吉村界人、染谷将太、木下渓、池田優斗。坂井真紀は学級委員長を育てるシングルマザー・陽子役、水橋研二は翠の夫で高校の美術教師・拓己役、吉村界人は鷹野の同期・雨宮役、染谷将太は鷹野が死の原因を探る青年の元同僚・明智役、木下渓は学級委員長のクラスメート・天野役、池田優斗は幼なじみの裕翔役にキャスティングされている。あわせて新キャストのコメントも公開。

坂井真紀のコメント

大庭監督の強くてあたたかい思いと、心強いスタッフと共に、一つの人生を一生懸命生きました。一生懸命生きることは、楽しくて辛くて、喜んだり悔やんだり、止まったり進んだり。観てくださった方の手の上にそっと手を重ねられるような、あたたかい作品となって届けられたら嬉しいです。

水橋研二のコメント

映画を映画館で観れる事に喜びと感謝を致します。コロナ禍が続く中、少しづつ日常に近づいていこうとする一つに映画館で作品を観る、という事があると思います。そして作品は皆さんが観て、感じて、何かを思い考える事で、その作品の完成だと思っています。是非『滑走路』を皆さんの中で完成させてください。

吉村界人のコメント

僕が演じた雨宮という役は、少し高飛車で表面的には強いサラリーマンにも見えますが、そんな人間が垣間見せる虚勢や、友達にしか本音を吐露することができない繊細さみたいなものが少しでも伝われば幸いです。
この作品は、卒なく生きている人間の隠れてる内側の部分が見え隠れしながら進んでいく作品だと感じています。

染谷将太のコメント

繊細で濃密な人間の闇と美しさを描ききった作品だと思っています。それを実現したのは大庭監督。監督は人としてとても繊細であり、そのうえ人を奥深くまで解釈しようとする器量がこの作品に現れていると思います。一筋縄では行かない人生と葛藤から生まれる人としての美しさ。皆様へピュアに届く事を祈っております。

木下渓のコメント

この作品に出演させていただいたことに心から感謝しています。天野には、太陽が昇るときの「包み込む様な優しい強さ」があると感じて大切に演じました。大庭監督や共演させていただいた皆さんと真剣に作品に向き合いながら、人を理解することの大切さを学び続けた日々でした。本当にたくさんの方とこの作品を共有したいです。

池田優斗のコメント

台本を読んだ時はとても心が苦しかったです。裕翔を演じる時、今起こった出来事に対し素直に演じようと心がけました。
親友を裏切りたくない、でも自分がいじめられてしまう怖さと戦う裕翔の心の中の葛藤を観ていただきたいです。

作品情報

『滑走路』

2020年秋全国公開
監督:大庭功睦 脚本:桑村さや香 原作:萩原慎一郎『歌集 滑走路』(角川文化振興財団/KADOKAWA) 出演: 水川あさみ 浅香航大 寄川歌太 木下渓 池田優斗 吉村界人 染谷将太 水橋研二 坂井真紀 配給:KADOKAWA
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