堤真一ら出演の舞台『十二人の怒れる男』9月からシアターコクーンで上演

舞台『COCOON PRODUCTION2020 DISCOVER WORLD THEATRE vol.9 「十二人の怒れる男」』が9月11日から東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで上演される。

1954年にテレビドラマ版がアメリカで放送され、1957年製作の映画版が『第7回ベルリン国際映画祭』金熊賞を受賞した『十二人の怒れる男』。シアターコクーンでは、日本で「裁判員制度」が導入された2009年に蜷川幸雄演出による舞台が上演された。

『COCOON PRODUCTION2020 DISCOVER WORLD THEATRE vol.9 「十二人の怒れる男」』は、父親殺害の罪で裁判にかけられ、有罪が確定すると死刑となる17歳の少年を巡って、12人の陪審員が議論する姿を描いた作品。予備投票でただ1人無罪票を投じた陪審員8番が「もし、我々が間違えていたら……」と発言したことから陪審員室の空気が一変し、白熱した討論が繰り広げられるというあらすじだ。演出を『死と乙女(Death and the Maiden)』で『ローレンス・オリヴィエ賞』2部門を受賞したリンゼイ・ポズナー、衣裳と美術をピーター・マッキントッシュが担当。

出演者は堤真一、ベンガル、堀文明、山崎一、石丸幹二、少路勇介、梶原善、永山絢斗、青山達三、吉見一豊、三上市朗、溝端淳平。

堤真一は鋭い知覚を持ち、思慮深い陪審員8番役、ベンガルは率直で礼儀正しいが仲間意識を好む陪審員長の陪審員1番役、堀文明は型にはまった思考を持つ控えめな陪審員2番役、山崎一は息子との関係に問題を抱える陪審員3番役、石丸幹二は冷静沈着で論理的に意見を主張する陪審員4番役、少路勇介は自分の考えに自信を持てない陪審員5番役、梶原善は情に厚いが自分の鋭い意見はない陪審員6番役、永山絢斗はシニカルで野球の試合のことばかり考えている陪審員7番役、青山達三は謙虚で公平な分別を持つ年長者陪審員9番役、吉見一豊は自己中心的で人種差別主義の側面を持つ陪審員10番役、三上市朗は教養があり知的だが気難しさを持つ陪審員11番役、溝端淳平は裁判に真剣に取り組む気がない陪審員12番役を演じる。

前期となる9月11日から22日のチケットは8月9日から販売予定。詳細は後日発表される。

作品情報

『COCOON PRODUCTION2020 DISCOVER WORLD THEATRE vol.9 「十二人の怒れる男」』

2020年9月11日(金)~10月4日(日) 会場:東京都 渋谷 Bunkamuraシアターコクーン
作:レジナルド・ローズ 演出:リンゼイ・ポズナー 出演: ベンガル 堀文明 山崎一 石丸幹二 少路勇介 梶原善 永山絢斗 堤真一 青山達三 吉見一豊 三上市朗 溝端淳平 料金:ベンチシートS席10,800円 A席8,800円
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