映画『十二単衣を着た悪魔』主題歌はOKAMOTO'S 黒木瞳監督がオファー

OKAMOTO'Sの新曲“History”が映画『十二単衣を着た悪魔』の主題歌に起用されることがわかった。

黒木瞳が監督を務める『十二単衣を着た悪魔』は、内館牧子の小説『十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞』を映画化するもの。就職試験59連敗中のフリーター・雷が、アルバイトで『源氏物語』の世界を模したイベントの設営を終え帰宅する途中、激しい雷雨に見舞われ気を失い、目が覚めるとそこは千年以上も昔に紫式部によって書かれた『源氏物語』の世界だったというあらすじだ。弘徽殿女御に翻弄されながらも、陰陽師として成長していく雷役を伊藤健太郎が演じる。公開日は11月6日。

“History”は、OKAMOTO'Sが8月26日にリリースする新作EP『Welcome My Friend』の収録曲で、本日8月14日に先行配信。「エンディングにはどうしてもロックを使用したかった」という黒木瞳監督が、OKAMOTO'Sの楽曲“BROTHER”を気に入ったことから楽曲制作の依頼をしたという。黒木瞳監督はレコーディング現場にも足を運び、互いにコミュニケーションを取りながら制作したとのこと。

オカモトショウ(OKAMOTO'S)のコメント

黒木さんの映画を見て、主人公の男の子が長い歴史を経てどんどん成長する姿が印象に残りました。黒木さんに伺ったら“順撮り”と言って、脚本の順番通りに撮影をしていったらしく、だからこそ成長した演技をしていたのではなくそこには本当に成長した主人公がいたことを知りました。
Historyは、OKAMOTO'Sの初の武道館ワンマンを終えてすぐに書いた歌詞です。自分達のこれまでの歴史の中にあったいろんな出来事が自分達を成長させてくれたことと、映画の物語がリンクするよう書いたこの曲を、映画を通して皆さんにも気に入ってもらえたら嬉しいです。

黒木瞳監督のコメント

主題歌を決めた経緯
もともと、どうしても主題歌をロックでいきたかったんですね。いろんな楽曲を聞いていく中で、OKAMOTO'Sさんが一番私の中でヒットしたんです。そこで楽曲を作っていただくお願いをするためにショウさんにお会いしました。台本を読んでいただいて、具体的に映像もお見せしたんです。そうしたらショウさんが、ものすごくイメージが湧いたそうで、そこからお作りになったんです。
“History”を聴いた感想
『十二単衣を着た悪魔』を象徴するような、パッションがあって、前向きになれるような、熱量のこもった歌に仕上げてくださって、すごく感謝しています。
レコーディング現場に足を運んだ感想
はい。とてもチームワークのいいアーティストの方たちだなと思いました。さわやかな、とてもいい雰囲気のレコーディングでした。

作品情報

『十二単衣を着た悪魔』

2020年11月6日(金)から新宿ピカデリーほか全国で公開
監督:黒木瞳 脚本:多和田久美 原作:内館牧子『十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞』(幻冬舎文庫) 主題歌:OKAMOTO'S“History” 音楽:山下康介 雅楽監修:東儀秀樹 出演: 伊藤健太郎 三吉彩花 伊藤沙莉 田中偉登 沖門和玖 MIO YAE 手塚真生 細田佳央太 LiLiCo 村井良大 兼近大樹(EXIT) 戸田菜穂 ラサール石井 伊勢谷友介 山村紅葉 笹野高史 配給:キノフィルムズ
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