『週刊 ニッポンの浮世絵100』創刊 全30巻で「浮世絵の新たな見方」を紹介

ウイークリーブック『週刊 ニッポンの浮世絵100』が本日9月17日に創刊された。

小学館が創刊する『週刊 ニッポンの浮世絵100』は全30巻にわたって浮世絵師や浮世絵にまつわるエピソードなどを紹介。高水準の印刷技術により、名作の数々を美麗に再現したとのこと。全30巻で絵師50人と50作品をメインに合計1500点以上の作品を掲載。今までスポットが当たっていなかった新発見などから、浮世絵の新たな見方を提案するという。毎週木曜日発売で、創刊号と第2号は2週間販売。

創刊号では「葛飾北斎」「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」ほかを特集。葛飾北斎の『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』の見どころは波でも富士山でもなかったこと、葛飾北斎はなぜ93回も引っ越しをしたのか、といったトピックを解説しているほか、東洲斎写楽の『江戸兵衛』全図解などを紹介。特別付録として『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』の浪をデザインした「北斎名作マルチケース」が付属する。

全巻予約購入をすると、特典として「『週刊 ニッポンの浮世絵100』特製・立体浮世絵」をプレゼント。全3種の中から1つを選ぶことができる。申し込みは12月31日まで。

編集長の高橋建は「『ニッポンの浮世絵100』は、代表的な絵師50人と名作50点をカップリング。その精髄を徹底的に読み解き、美しい図版で紹介しています。また、これまでの浮世絵本とは異なった斬新な視点から浮世絵の世界を掘り下げ、浮世絵の魅力や価値をわかりやすく解説します。さらに、『浮世絵の舞台を歩く』や『浮世絵逸品を買おう!』『浮世絵見るならこの美術館!』など、浮世絵を身近なものとして感じられるコーナーも充実いたしました。楽しくわかりやすく、浮世絵の魅力を30巻にわたりお届けします」とコメントしている。

書籍情報

『週刊 ニッポンの浮世絵100』創刊号

2020年9月17日(木)発売 価格:700円(税込) 発行:小学館
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