ミュージカル『魔女の宅急便』キキ役に井上音生、トンボ役に那須雄登

岸本功喜脚本、演出の舞台『ミュージカル「魔女の宅急便」』が3月25日から東京・初台の新国立劇場で上演される。

角野栄子の児童書『魔女の宅急便』をもとにした同作。古くから伝わる習わしにのっとって満月の夜に旅立ち、相棒の黒猫ジジと共にコリコで暮らし始めた13歳の魔女キキが、価値観の違いや好奇の目、偏見に葛藤しながらも成長していく姿を描く。岸本功喜版のミュージカルが上演されるのは2017年、2018年に引き続き3度目。

キキ役をミュージカル初挑戦となる井上音生、キキの相手役となるトンボ役を那須雄登(美 少年、ジャニーズJr.)、キキの母コキリ役を生田智子、キキの父オキノ役を横山だいすけ、キキが居候するパン屋のおソノ役を白羽ゆりが演じるほか、おソノの夫フクオ役を藤原一裕(ライセンス)が続投。作曲と音楽監督を小島良太が務め、振付を岸本功喜と舘形比呂一が手掛ける。

同作は4月10日から愛知・名古屋の愛知県芸術劇場、4月15日から大阪・メルパルクホール大阪を巡回。チケットの一般販売は3月13日からスタートする。

井上音生のコメント

前作(2018年)の舞台を観て、感動し、泣いたのを覚えており、その時から私もキキを演じてみたいと思っていました。
今回、その想いが実り、キキ役のお話を頂けてとても嬉しかったです。
キキは魔女ですが、普通の女の子と同じところも多く、共感できると感じています。ミュージカルは初挑戦ですが、私もキキと一緒に成長できればと
思っています。

那須雄登(美 少年、ジャニーズJr.)のコメント

ジャニーズ公演以外の作品への出演が初めてでグループのメンバーもいないので、不安や緊張はありますが、とても楽しみです。
僕が演じるトンボは好きな事に真っすぐな性格が魅力なので、自分なりのトンボを演じていけたらと思っています。
「魔女の宅急便」は大人も子供も心が温まる作品だと思います。
お客様が劇場にきて良かったと思えるような作品にできるように頑張ります。

主催のコメント

井上音生の起用理由
2018年に、当時中学生だった井上さんに「魔女の宅急便」を見に来ていただきました。終演後に、舞台に感激して泣いていた姿を覚えています。
2021年に新たに「魔女の宅急便」を立ち上げることになった時、井上さんの印象とキキの純粋さがリンクして、是非にとオファーいたしました。
今回、高校生になった井上さんとお会いし、凛とした佇まいの中にも少女のような幼さを残す雰囲気が、作中で成長するキキの姿と重なり、ぴったりな配役だと感じております。
那須雄登(美 少年、ジャニーズJr.)の起用理由
トンボは明るく行動力があり、一方で、空飛ぶ乗り物を設計する頭脳派な一面も持つ男の子。数年前から「美 少年」の公演を拝見する中で、キラキラとした華やかな印象を以前から那須さんに抱いておりました。また、最近のクイズ番組等で活躍する姿から、とても頭脳明晰な方だなとも感じております。華やかで頭脳明晰という芯が合致して、トンボ役をオファーさせていただきました。
実際にお会いした際にも、受けた印象そのままで、まさにトンボだと確信しております。

角野栄子のコメント

新キャストのキキとトンボの印象
キキ役の井上さん。きれいな眼差しの中にしっかりとした少女の意思を感じます。
まるで旅立つ前のキキのよう。
トンボ役の那須さん。夢を追う純粋な姿はトンボさんそのもの。舞台上ではどんな顔をみせてくれるのでしょう?
再々演が決まっての気持ち
この魔女の宅急便のミュージカルは今年で4年になります。
初々しいキキとトンボさんとともに、今年も新しい役者さんたちが、コリコの町を飛び回ります。
そして、やさしさをお届けします。
大切な人々に、明るい明日がきますように。
世界中の人々に、明るい明日がきますように。

イベント情報

『ミュージカル「魔女の宅急便」』

脚本・演出:岸本功喜 原作・監修:角野栄子(『魔女の宅急便』福音館書店) 作曲・音楽監督:小島良太  振付:岸本功喜、舘形比呂一 出演: 井上音生 那須雄登(美 少年、ジャニーズJr.) 生田智子 横山だいすけ 藤原一裕(ライセンス) 白羽ゆり ほか 東京公演 2021年3月25日(木)~3月28日(日)全7公演 会場:東京都 初台 新国立劇場 中劇場 料金:10,500円 愛知公演 2021年4月10日(土)、4月11日(日)全4公演 会場:愛知県 名古屋 愛知県芸術劇場 大ホール 料金:S席10,500円 A席8,000円  大阪公演 2021年4月15日(木)~4月18日(日)全7公演 会場:大阪府 メルパルクホール大阪 料金:10,500円 ※未就学児童入場不可
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