1980年代の日本映画を回顧する上映企画が国立映画アーカイブで開催

上映イベント『1980年代日本映画――試行と新生』が2月16日から東京・京橋の国立映画アーカイブで開催される。

日本が経済大国となり、消費社会が到来した1980年代。若年観客向けのアイドル映画やアニメーションがヒットし、新たな企業やプロダクションが映画作りに参加したほか、新しい才能がデビューを飾った。同企画は、国立映画アーカイブの「現代日本の映画監督」シリーズや佐々木史朗、黒澤満といった映画プロデューサーの特集を踏まえ、時代の新しい流れを示した作品、社会的に話題となった作品など全44本によって1980年代の日本映画を回顧する試みとなる。

ラインナップは『南極物語』『マルサの女』『私をスキーに連れてって』『帝都物語』『いこかもどろか』『翔んだカップル』『の・ようなもの』『神田川淫乱戦争』『どついたるねん』『ファンシイダンス』『陽炎座』『鬼龍院花子の生涯』『天城越え』『晴れ、ときどき殺人』『早春物語』『おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!』『ロックよ、静かに流れよ』『ミスター・ミセス・ミス・ロンリー』『怪異談 生きてゐる小平次』『生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言』に加えて、35ミリフィルムで上映される『じゃりン子チエ』『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』『魔女の宅急便』など。

前売チケットは2月10日10:00から販売開始。

イベント情報

『1980年代日本映画――試行と新生』

2021年2月16日(火)〜5月5日(水・祝) 会場:東京都 京橋 国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU
上映作品: 『南極物語』(監督:蔵原惟繕) 『マルサの女』(監督:伊丹十三) 『私をスキーに連れてって』(監督:馬場康夫) 『帝都物語』(監督:実相寺昭雄) 『いこかもどろか』(監督:生野慈朗) 『翔んだカップル』(監督:相米慎二) 『の・ようなもの』(監督:森田芳光) 『神田川淫乱戦争』(監督:黒沢清) 『どついたるねん』(監督:阪本順治) 『ファンシイダンス(監督:周防正行) 『陽炎座』(監督:鈴木清順) 『鬼龍院花子の生涯』(監督:五社英雄) 『天城越え』(監督:三村晴彦) 『晴れ、ときどき殺人』(監督:井筒和幸) 『早春物語』(監督:澤井信一郎) 『おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!』(監督:原田眞人) 『ロックよ、静かに流れよ』(監督:長崎俊一) 『じゃりン子チエ』(監督:高畑勲) 『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』(監督:石黒昇、河森正治) 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(監督:富野由悠季) 『魔女の宅急便』(監督:宮崎駿) 『ミスター・ミセス・ミス・ロンリー』(監督:神代辰巳) 『怪異談 生きてゐる小平次』(監督:中川信夫) 『生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言』(監督:森崎東) ほか 休館日:月曜、3月29日(月)〜4月7日(水) 料金:一般520円 高校生、大学生、65歳以上310円 小学生、中学生100円 ※障がい者と付添者1名、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料
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