ぬいぐるみで野生動物を保護 ポルトガル発「CARAPAU」が渋谷に期間限定店

野生動物の保護を目的に誕生したぬいぐるみ「CARAPAU」のポップアップショップ『CARAPAU POP-UP STORE~We save lives~』が、本日3月2日から東京・西武渋谷店で開催されている。

CARAPAUは、ポルトガル・ポルトのグラフィックデザイナーであるリタとティアゴの夫妻によって誕生。「世界の自然が失われ続けていることに伴い、多くの野生動物たちが絶滅の危機に瀕していることを危惧し、野生動物の保護に貢献したい」「一時は継承の危機に晒されていたポルトガルの伝統的な毛織物・Burelの復興に貢献したい」という想いから立ち上げられたという。400年以上前から作られ続けてきたというBurelは、ポルトガル産の羊毛を手で紡いで織った羊毛100%の毛織物。CARAPAUはそのBurelを使用し、一点ずつハンドメイドで制作。10体を作るのに約1週間がかかるという。各種類のぬいぐるみには元となる具体的な動物種が設定されており、それぞれの生息地やレッドリスト評価も設定されている。

CARAPAUの売上の3%は、野生動物や絶滅危惧種を保護する動物保護団体に寄付される。支援する動物保護団体はアフリカの野生動物保護団体「African Parks」、海洋生物保護団体「Oceana」、野生動物保護団体「World Land Trust」。

ぬいぐるみを通じて、野生動物たちやポルトガルの伝統に想いを馳せてみてはどうだろう。

イベント情報

『CARAPAU POP-UP STORE~We save lives~』

2021年3月2日(火)~3月8日(月) 会場:東京都 西武渋谷店A館1階プロモーションスペース
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