バーバラ・ハマー追悼上映 日本初公開作や映像作家たちとのコラボなど4本

特集上映​『フェミニスト・クィア映画月間:バーバラ・ハマー』が、3月31日に東京・シアター・イメージフォーラムで開催される。

同イベントでは、2019年に逝去したレズビアン、フェミニスト映像作家のバーバラ・ハマーにフォーカス。バーバラ・ハマーは、実験映画やドキュメンタリーなどのジャンルや手法に囚われることなく、レズビアンや女性、セクシャルマイノリティーの人々の姿を捉えた作品を制作し続けてきたという。晩年には、悪化する病状の中、様々な理由で未完であった自身の作品の素材を用いて、映像作家のデボラ・ストラトマン、マーク・ストリート、リン・サックスらとのコラボレーションを実施。

上映作品には、日本初公開となる短編作品『ベント・タイム』をはじめ、デボラ・ストラトマン、マーク・ストリート、リン・サックスとのコラボレーションによる3作品『すべてを実行するには不可能なたくさんのアイデア』『ヴェヴェ(バーバラのために)』『シングルフレームの1ヶ月(バーバラ・ハマーのために)』がラインナップ。上映後には、リン・サックス監督によるオンラインQ&Aイベントを開催する。

また4月3日から9日までは、同じくシアター・イメージフォーラムで上映イベント『イメージフォーラム・シネマテーク No.1036 バーバラ・ハマー追想』を開催。バーバラ・ハマー監督の代表作『ナイトレイト・キス』『サンクタス』『テンダー・フィクションズ』の3作品が上映される。

イベント情報

『フェミニスト・クィア映画月間:バーバラ・ハマー』

2021年3月31日(水) 会場:東京都 渋谷 シアター・イメージフォーラム
上映作品: 『ベント・タイム』(監督:バーバラ・ハマー) 『すべてを実行するには不可能なたくさんのアイデア』(監督:マーク・ストリート) 『ヴェヴェ(バーバラのために)』(監督:デボラ・ストラトマン) 『シングルフレームの1ヶ月(バーバラ・ハマーのために)』(監督:リン・サックス) 料金:一般1800円 学生・シニア1300円 会員1200円
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