ディーン・フジオカ×岩田剛典が再タッグ『シャーロック』劇場版、来年公開

『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』が2022年に公開される。

同作は2019年にフジテレビで放送されたドラマ『シャーロック』の映画版。ドラマ版では、アーサー・コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズを原案として、現代の日本に舞台を置き換え、犯罪捜査コンサルタントの誉獅子雄と元精神科医の若宮潤一が東京の街で起こる11の事件を解決する様が描かれた。

映画版では、『シャーロック・ホームズ』シリーズの『バスカヴィル家の犬』を原案に、獅子雄と若宮の再会後、再びバディとして事件の依頼を受け始めた最初の事件を描く。あらすじは、若宮のもとに日本有数の資産家から娘の誘拐未遂事件の犯人捜索の依頼が来るが、その直後に資産家は莫大な遺産を遺して謎の変死を遂げ、獅子雄と若宮は事件の真相を探りに瀬戸内海のある島に降り立つ、というもの。

ドラマ版に続き、獅子雄役をディーン・フジオカ、若宮役を岩田剛典が演じる。監督は、『容疑者Xの献身』『真夏の方程式』『昼顔』などで知られ、ドラマ『シャーロック』の演出も手掛けた西谷弘。

ディーン・フジオカのコメント

ドラマ「シャーロック」から約1年、物語が映画化されると聞き、大変嬉しく、光栄です。濃い熱量の物語がこれからも続いていくと思っていたので、ワクワクドキドキです。また原作「シャーロック・ホームズ」シリーズの中でも最大の難事件と言われる「バスカヴィル家の犬」がテーマということで、映画としても魅力あるものになるのは間違いないと確信しています。劇場で初めてこの作品を見る方々にも楽しんで頂ける、スリリング且つスケール感のある作品になっていると思います。謎解きはもちろん、人間の複雑な感情のやり取りや悲しい運命の物語があってとても深く心に刺さると思います。ドラマから応援してくださっている方々には、獅子雄と若宮の二人の関係性の変化や獅子雄の新たな一面を見ていただけるかも!?公開まで楽しみに待っていてください。

岩田剛典のコメント

テレビドラマから始まりいよいよ映画化されるということで、お話をいただいた時純粋に嬉しかったです。ドラマ「シャーロック」を求めてくださる方がいらっしゃったからこそ実現したと思うので、改めて感謝したいです。久しぶりに若宮のキャラクターを演じることが出来て、撮影は本当に楽しくてあっという間でした。映画での若宮は、泣いたり笑ったり照れたり走り回ったり叫んだりと色々あってテンコ盛り(笑)ドラマでは見せられなかった若宮の側面が見られると思います。そして、まだ発表にはなりませんが僕自身も物凄くテンションが上がる豪華なキャストが集まり、謎解きを楽しんで頂ける豪華なエンタメ作品になっています!公開までまだ時間はありますが、楽しみにお待ちいただけたらと思います。

西谷弘監督のコメント

原作者アーサー・コナン・ドイルが“バスカヴィル家の犬”を書く動機となったエピソード、ブラックドッグの伝説に心惹かれた。イギリスでは新しく墓を作る際に「最初に埋められた死人は天国に行けずに墓地の番人となる」という迷信がある。そこで、人間は最初の生贄として、魔物と嫌われていたブラックドッグを選んだのだ。裏を返せば、人間たちの身勝手さに黒犬たちは哀しき運命を背負わされたのだ。
映画ならではのスケール感で、ヘビー&ホップな世界をお届けしたい。ディーンさん、岩田さんには、昨日まで(TVドラマ)のことは忘れてくれ、新たなストーリーが始まる。とだけ、伝えました。

太田大プロデューサーのコメント

このたび、連続ドラマとして放送した「シャーロック」を映画という形で再びお届けできることとなり光栄です。ドラマ版で制作してきた“語られざる事件”をもとにした独自の解釈版を飛び出し、映画というスケールを鑑みて、“シャーロック・ホームズ”シリーズの中でも金字塔と呼ばれる「バスカヴィル家の犬」を原案とした作品作りに挑みました。呪われた一族とこの世のものと思えない魔犬の存在が印象深い原作の世界観を継承しつつも、現代日本に置き換え、全てのシーンを疑わざるを得ないようなスリリングで背筋が凍る事件を配する一方で、数奇な運命を辿った美しきヒロインを軸に、人間関係が複雑に絡み合う、哀しくも見応えあるヒューマンドラマが展開されます。また、ディーンさん演じる獅子雄と、岩田さん演じる若宮の軽妙なやりとりにも磨きがかかっています。特に今回は、若宮の成長記録という側面もあり、手厳しいながらも愛が思わず溢れてしまう獅子雄の姿も必見です。相思相愛だったバディが、新たなステージにて、さらにお互いにとって唯一無二の存在となる様が描かれますので、是非楽しみにしていただきたいと思います。

作品情報

『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』

2022年に全国東宝系で公開予定
監督:西谷弘 脚本:東山狭 出演: ディーン・フジオカ 岩田剛典
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