ペルーに出会う『ペルー映画祭』11月開催 様々なジャンルの10作超を上映

上映イベント『ペルー映画祭』が11月下旬に東京・新宿のK's cinemaで開催される。

7月28日に独立200周年を迎えるペルーの映画を紹介してきたブエナワイカによる同イベントでは、ドキュメンタリー、フィクションなど様々なジャンルやテーマの作品を10本以上上映。

上映作品には、首都リマに生きる老バーテンダー、路上パフォーマンスで日銭を稼ぐ若者や子供たちを捉えた『忘却』、アイデンティティーとしてのペルー音楽を守り続ける人々のドキュメンタリー『わたしはここにいる』、標高4700メートルの高地からふもとの村に移住した家族の1年半を記録した『スーパ・ライメ』、20世紀末のペルーの武力紛争の痕跡に直面する人々に寄り添う『残されたぬくもり』、ペルーの異なる地域に住む3人の女性の物語『くもり空の下で』、ペルー代表の36年ぶりとなるワールドカップ出場から見えるペルー社会とペルー史を映し出す『ペルーの叫び~36年ぶりW杯出場の表と裏~』などがラインナップしている。

MOTION GALLERYでは8月4日まで同イベントの開催経費を募るクラウドファンディングプロジェクトを実施中。目標金額は220万円で、リターンとして映画祭オリジナルステッカーやペルー雑貨、バーチャルペルー旅行などが用意されている。

長沢義文(ブエナワイカ代表)のコメント

開催にあたり
今では世界中の映画が当たり前のように見られるようになり、ラテンアメリカ映画も身近になってきた。では、ラテンアメリカの中のペルーに注目するとどうだろうか。日本人が一度は行きたい世界遺産“マチュピチュ”や美食として評価が高まる“ペルー料理”と耳にはするが、映画はまだまだ未知である。
2021年はペルーが独立してから200周年にあたる。この節目の年に、たくさんの映画にふれ、まだ見ぬペルー映画に出会い、ペルーを体感していただきたく映画祭を企画しました。
私は、2015年より、ペルー映画の上映会を開き、ペルー映画を紹介する活動を行ってきました。映画を紹介したいという目的もありましたが、上映会をすることで、ペルーの魅力、映画の魅力が何倍にもなり新たな繋がりが生まれることを信じて活動を続けてきました。
コロナ禍で容易に海外へ行くこともできない時代。映画をとおして、体験できることは多いのではないか。この映画祭がペルーをより深く知る機会になることを期待している。

イベント情報

『ペルー映画祭』

2021年11月下旬 会場:東京都 新宿 K's cinema
上映作品: 『忘却』(監督:エディ・ホニグマ) 『わたしはここにいる』(監督:ハビエル・コルクエラ) 『スーパ・ライメ』(監督:藤川史人) 『残されたぬくもり』(監督:セバスティアン・ハリャデ) 『くもり空の下で』(監督:エンリカ・ペレス) 『ペルーの叫び~36年ぶりW杯出場の表と裏~』(監督:ホセ・カルロス・ガルシア、カルロス・グランダ) ほか
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