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「特撮の父」円谷英二の生涯を紹介『生誕120年 円谷英二展』が8月から開催

『生誕120年 円谷英二展』が8月17日から東京・京橋の国立映画アーカイブで開催される。

同展は、日本初の「特技監督」として数々の特撮映画、怪獣映画を世に送り出すと共に、1963年に円谷特技プロダクション(現・円谷プロダクション)を設立し、テレビ特撮の礎を築いた円谷英二の生誕120年を記念するもの。

会場は全4章で構成。第1章「若き映画キャメラマンとして」では、カメラマン枝正義郎の下で修業した円谷が関東大震災後に京都に移り、松竹下加茂撮影所で本格的にカメラマンとして活動を開始した時期にフォーカスする。第2章「特撮への志」では、『キング・コング』に衝撃を受けた円谷が現在の東宝の前身会社の1つであるJ.O.スタヂオへの入社を転機に、合成技術やスクリーンプロセスといった撮影技術を深化させ、カメラマンのキャリアから特撮というフィールドに踏み出し、​​その地位を確立した時代を紹介。

第3章「東宝特撮の時代」では、日本映画に特撮映画、怪獣映画という新しいジャンルを開いたとされる1954年の『ゴジラ』に始まる様々な作品のポスターや、円谷英二の故郷に設立された須賀川市アーカイブセンターの保存資料を展示し、その仕事が最も知られている時代の円谷の足跡を辿る。第4章「円谷プロの創設」では、円谷特技プロダクションの設立から1970年に亡くなるまでの間に多くの後進を育て、1966年放映開始の『ウルトラQ』をはじめとするテレビの特撮番組という新たな路線を確立したほか、「ニッポン・ヒコーキ野郎」という企画を温めていた円谷の晩年の活動に迫る。

さらにイギリスで新たに発掘された1935年の円谷英二撮影作品『かぐや姫』の一部が展示室内のモニターで上映。9月4日、5日には国立映画アーカイブ 小ホールで上映会を実施する。

『生誕120年 円谷英二展』ビジュアル
『生誕120年 円谷英二展』ビジュアル
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