青葉市子の活動の軌跡を綴った写真集『花市匁』刊行 撮影は花代

『青葉市子写真集「花市匁」』の予約受付が本日7月30日から公式ウェブショップで開始。8月11日から随時発送される。

2020年にデビュー10周年を迎えた青葉市子のこれまでの活動の軌跡を記録した同書。撮影は、青葉のアートワークやPVなど数々のビジュアルに携わり、青葉が「母のように、妖精のように、羽化を見守り、導いてくださった方」と語る花代が担当した。

同書には、楽曲“マホロボシヤ”のPV、アルバム『qp』、シングル『amuletum bouquet』のカット、2017年の東京・池袋の自由学園明日館でのライブ、青葉が出演したマームとジプシーの公演『cocoon』『0123』の一幕、青柳いづみとのオフショット、自宅や花代の自宅で撮影されたプライベートフォトなど、初公開の未発表写真を含む約100点の作品を収録。

青葉市子のコメント

花代さんとは2015年、飴屋法水さんの演劇を観に行った時、初めて出会いました。それから花代さんちによく遊びに行くようになって、お料理もたくさん教えていただきました。二人とも温泉が大好きなので、各地でお湯に浸かっては、作品の話や恋の話をして、泣いたり笑ったり、交換した感情は数え切れません。撮影から時間が経っても、タイムカプセルのように、声も香りも、色や湿度も、蘇ってきます。それほど共にした時間が濃密で、胸の奥にたっぷりと染み渡っているのですね。

花代のコメント

いつも無計画に行き当たりばったりで撮影するけど、できあがりはいつだって、彼女の周りにやさしい光が集まります。彼女のやさしい眼差しと声に、私もやさしい気持ちになるんだと思います。こうやって長い時間を撮っていると、少女っぽさが残っていた彼女がいつしか大人の女性に変わっていくのが写っていて、『花市匁』ではそんな様子が繊細に描けたのではないかと思います。

作品情報

『青葉市子写真集「花市匁」』

2021年8月11日(水)から発送 著者:花代 価格:4,000円(税抜) 発行:PIANO INC.
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