脱北者がボクシングで人生を切り開く 映画『ファイター、北からの挑戦者』

映画『ファイター、北からの挑戦者』が11月12日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。

同作は、『第71回ベルリン国際映画祭』に正式出品され、『第25回釜山国際映画祭』主演女優賞、NETPAC賞を受賞した作品。韓国・ソウルに辿り着いた脱北者リ・ジナは、中国に残した父を呼び寄せるために食堂とボクシングジムの清掃の仕事を掛け持ちするようになるが、ジムの館長とトレーナーのテスからグローブを渡され、次第にボクシングの世界にのめり込んでいくというあらすじだ。英題は『Fighter』。

悲惨な過去と怒りを抱えて壁を作るリ・ジナ役に、『愛の不時着』のイム・ソンミがキャスティング。俳優歴14年目で初の主演を掴んだイム・ソンミは、約1か月半にわたってボクシングを特訓した。ジナをボクシングの世界に導くジムの館長役を『オールド・ボーイ』のオ・グァンロク、ジナの第2の人生を見守るトレーナーのテス役をドラマ『Wish you~僕の心の中、君のメロディー』のペク・ソビンが演じた。監督は『マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白』のユン・ジェホ。

今回の発表とあわせてポスタービジュアルが公開。ファイティングポーズを取るジナの姿が写し出されているほか、「私の闘いは、まだ終わらない。」というコピーが添えられている。

作品情報

『ファイター、北からの挑戦者』

2021年11月12日(金)からヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開
監督:ユン・ジェホ 出演: イム・ソンミ オ・グァンロク ペク・ソビン 上映時間:104分 配給:アルバトロス・フィルム
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