映画開発プロジェクト『CINEMUNI』発足、第1弾は『岬の兄妹』片山慎三監督

アスミック・エースとDOKUSO映画館によるプロジェクト『CINEMUNI』が発足した。

『CINEMUNI』は、企画制作から劇場公開、国際展開までを視野に入れた次世代クリエイター映画開発プロジェクト。プロジェクト名は、「CINEMA」と唯一無二の「無二」をかけ合わせた造語で、ユニークでオリジナリティーのある映画作品を産み出すプロジェクトとして「独創的=UNIQUE」」「世界に向けて=UNIVERSAL」「クリエイターと観客を一つにUNITE」という意味も込められているとのこと。

同プロジェクトでは、毎年1本程度の映画を制作。作品はアスミック・エース配給による全国公開を目指し、その後の中規模、大規模作品へのステップアップや長期的なクリエイターとの関係構築も視野に入れながら、国際映画祭への出品や海外市場へのセールスなど、企画開発からリリースまでをクリエイターとタッグを組み、一気通貫で送り届けていくという。

第1弾作品の監督を務めるのは片山慎三。これまでにポン・ジュノや山下敦弘の監督作に助監督として携わり、2018年に長編デビュー作『岬の兄妹』を発表した。

詳細はオフィシャルサイトで随時更新。

佐野真之(アスミック・エース)、玉井雄大(DOKUSO映画館)のコメント

日本映画の未来のために、いま、本当にすべきことはなんだろう。
わたしたちは、“場”をつくることだと考えました。

世界を見据え、クリエイターの才能を育み、存分に発揮することのできる、
長期的な活躍の礎となる映画製作の場です。

ここで生まれる映画は、独創的(UNIQUE)。
ここで生まれる映画は、世界(UNIVERSAL)に響く。
ここで生まれる映画は、クリエイターと観客をひとつ(UNITE)にする。

創り手の情熱と、世界の関心ごとを、心揺さぶる作品に。
日本、アジア、そして世界に向けて、創り、届けていく。

CINEMUNI

生み出す感情は、唯一(MU)無二(NI)。

片山慎三監督のコメント

オリジナル作品だからこそ表現できる世界、ストーリーがあります。
このプロジェクトが、多くの若手監督のきっかけになることを願うと同時に、映画をとりまく環境も整っていけばと思います。見たことのない展開やキャラクターに溢れ、世界で勝負できる個性的で面白い映画が、今後1本でも多く生まれてほしいと思います。

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