今週の編集部まとめ

毎週火曜日更新 2017年6月12日
BACKNUMBER

編集部員の、ちょっとひとこと

  • 柏井万作(CINRA.NET編集長)
    柏井万作(CINRA.NET編集長)

    w-inds.のこと、ずっと勘違いしてました

    ちゃんとチェックしていなかった僕がいけないんですが、2016年までのw-inds.といえば、「いわゆる男性ボーカルグループ」というイメージだったわけです。ところが今年の1月にリリースされた“We Don't Need To Talk Anymore”が、日本でもこんなレベルの高いダンストラックが! とたまらず喜びの笑みが溢れる素晴らしい内容で、しかもそれをメンバーが作ったということで、一気に好きになってしまいました。そんなw-inds.さんと、まさにその“We Don't Need To Talk Anymore”で、リミックス企画をスタートさせていただくことに。その理由も最高なので、ぜひインタビューご一読あれ。

  • 野村由芽(CINRA.NET編集部)
    野村由芽(CINRA.NET編集部)

    ライフイズロマンティック

    生家の隣家にたんぼがあって、5月から6月、夜のにおいが濃くなる頃に蛙が鳴く声がするものだった。季節の変わるにおいは永遠。そのにおいをかぐたびに、次の季節も生き延びられるなあ、とつど新鮮に幸せになる。そういうとれたての季節みたいに、栄養をもたらしてくれる人というのがいて、それは音楽家の高木正勝さんと、茅葺き職人の相良育弥さん、そのご家族のような人たちのことだ。彼らは木々や光や虫の動きを察知する。冴えたからだと知性でものごとを考える。そこでは空気をよむという概念が違うものになる。おしだまるのではなく、風向き、つまり先を読んだほうが自然の流れだし楽しいよって勇気づけてくれるのだ。愛でも恋でも友情でも、誰かと話して、からだがポカポカしたり生き返った気持ちになるのって素敵なことだし、ところで蛙があんなに鳴くのは求愛の行為なのだって。蛍の光もそうだけれど、忘れがちなわたしたちはほんとうは、いつだって生命力とロマンティックに囲まれているのだろう。

  • 飯嶋藍子
    飯嶋藍子

    毎日が美しい

    今更なのですが、4月末から開催されている『ニューヨークが生んだ伝説 写真家ソール・ライター展』に行ってきました。魔法のように美しいことが、部屋の中で、行きつけの店の窓の外で、いつも通るあの道端で、毎日ひそやかに生まれていることを教えてくれる。ソール・ライターが何気なく切り取る瞬間の麗しさはもちろん、一番よかったのは、鑑賞者が彼自身の視点を生々しいほどに感じられること。鑑賞ではなく、体験するような展覧会です。今月末までなので、まだ行っていない人はぜひ!

  • 山元翔一(CINRA.NET編集部)
    山元翔一(CINRA.NET編集部)

    音楽の力を信じたい

    2017年6月。サニーデイ・サービスが事前告知なしで突如新作をリリース、一方では、LOSTAGEが「作品の流通を外部に委託しない」「配信でデータ販売しない」「MVを作らない」などの制約のもと『In Dreams』というニューアルバムをリリースした。まず、サニーデイ・サービスについて。「事前告知なし」「突如リリース」という点では、去年のHi-STANDARDの新作を、今のところ配信のみのリリースで、内容がデータベース上でアップデートされるというのは同じく2016年リリースのKanye Westの『The Life of Pablo』を思わせる。そのリリース方法にしても、トラップ的なビートやオートチューンを導入したサウンドにしても、いかにも2017年的な素晴らしい作品だと思う。で、LOSTAGEはというと(詳しくは下記のブログとインタビューをご覧いただきたいのですが)、悩み、考え抜いた先で、上述のリリース方法を選んだ。時代の流れに真っ向から逆らっている。でも、それは音楽とバンドのあり方、自分たちの人生を考えた結果で、そこについては、きっとサニーデイもLOSTAGEも思うところは同じなのだろう。個人的に、ここ最近はなんだかよくわからない空気が、音楽と、音楽を聴く僕らの周りに漂っているような気がしていたけれど、この2組のリリースから何かが少しずつ変わっていったらいいなと思う。

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The Wisely Brothersの新アルバム『Captain Sad』から、リード曲“テーブル”のMVが公開。監督は新進気鋭のアートチーム「chua」。目の前に座っていても視線は交わされない、ひりつくように愛おしい時間は自分の記憶にも確かに存在していて、なんとも切ない気持ちに。ちょっとドリーミーなのも癖になる。<ふたつが重なることはない どうしてもそれぞれは なくなるコーヒーを見て歌おう>というフレーズ、このアルバムに通して漂う悲哀と希望がぎゅっと詰まっているよう。(石澤)

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