ジャコ・ヴァン・ドルマル新作は不死の世界が舞台、118歳老人が生きる12通りの人生

ジャコ・ヴァン・ドルマル監督の13年ぶりとなる新作映画『ミスター・ノーバディ』が、4月より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開される。

舞台は2092年、人が死ぬことのない世界。118歳で世界最高齢となったニモは、最後の「死ぬ」運命にある人間だった。世界中から注目が集まるなか、1人の新聞記者から不死となる前の世界について問われたニモは、今まで語られることのなかった誰も知らない過去を語り出す。

同作は、デビュー作『トト・ザ・ヒーロー』で『カンヌ国際映画祭』の最優秀新人監督賞を受賞し、続く2作目『八日目』では、同じく『カンヌ国際映画祭』で主演の2人が最優秀男優賞をダブル受賞して話題を集めたジャコ・ヴァン・ドルマル監督作品。死を目前にした老人の脳裏に浮かぶ人生のさまざまな岐路を、美しい映像と壮大なスケールで描いている。

運命の選択次第で12通りの人生を生きる主人公ニモを演じるのは、ジャレッド・レト。特殊メイクにより118歳の老人にまでなりきる見事な演技を披露している。また、主人公の3人の妻役としてサラ・ポーリー、ダイアン・クルーガー、リン・ダン・ファンが、それぞれ特徴のまったく異なる女性を演じている点も注目だ。

『ミスター・ノーバディ』

2011年4月よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
監督・脚本:ジャコ・ヴァン・ドルマル
出演:
ジャレッド・レト
サラ・ポーリー
ダイアン・クルーガー
リン・ダン・ファン
リス・エヴァンス、ナターシャ・リトル
トビー・レグボ
ジュノー・テンプル
配給・宣伝:アステア

(画像:©2009 PAN-EUROPEENNE - MR NOBODY DEUTSCHLAND GmbH - 6515291CANADA INC - TOTO&CO FILMS - FRANCE 2 CINEMA - FRANCE 3 CINEMA)

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