剣心役は佐藤健、漫画『るろうに剣心』が『龍馬伝』演出の監督で実写映画化

漫画家・和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心』の実写映画化が発表された。

『るろうに剣心』は1994年から1999年まで漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』で連載され、単行本全28巻の累計発行部数が5,000万部を超える人気剣客漫画。テレビアニメ化の際には、主題歌を担当するアーティストが次々とブレイクしたことでも話題を集めた。

今回発表された映画版では、刃と峰が逆になっている「逆刃刀」を携え、左頬に大きな十字傷がもった主人公の緋村剣心役を、俳優の佐藤健が演じることが判明。また、NHK大河ドラマ『龍馬伝』で演出を担当した大友啓史がメガホンを取る。なお、佐藤は岡田以蔵役で『龍馬伝』に出演しており、龍馬の時代から10年の月日が過ぎた明治を舞台に、2人のコラボレーションが再び実現した。

佐藤は「『龍馬伝』で演じた岡田以蔵役では、心を無にして以蔵という役を生きることに集中していましたが、今回の剣心は、原作のある作品で、誰もが知っているキャラクターだからこそ、役を生きるだけでなく、『見せる』演技が問われていると思います。ディテールにもこだわって、スタッフさんと剣心像を作っていきたいと思います」とコメント。また原作者の和月は「この企画が動き始めたばかりの頃、妻と『主役の剣心は誰がいいかな?』と話したところ一番に挙がったのが佐藤健さんでした。なので決定した時は本当に驚き、それ以上に嬉しく思いました」とエールを送っている。

主役以外のキャスティングや、原作漫画のどの物語を用いるのかなどは現在のところ不明。映画版『るろうに剣心』は、7月にクランクインし、京都を中心に撮影。公開は2012年を予定している。続報を楽しみに待とう。

『るろうに剣心』

2012年公開予定
監督:大友啓史
原作:和月伸宏『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』
出演:佐藤健
製作:ワーナー・ブラザース映画

(画像上:佐藤健、画像中・下:©和月伸宏/集英社)

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