伊坂幸太郎の小説『ポテチ』が映画化、斉藤和義が音楽を担当&撮影は仙台で敢行

伊坂幸太郎の小説『ポテチ』が映画化され、映画音楽を斉藤和義が手掛けることが明らかになった。同作は2012年春に全国公開される予定。

同作は、宮城・仙台を舞台に、同じ年、同じ日、同じ街で生まれた境遇の違う2人が、運命に翻弄されながらも目に見えない強い絆によって繋がれるという物語。伊坂らしい独特な切り口で、誰かを想って生きていくことの強さと喜びを描いた作品だ。斉藤は、映画『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』に続き、伊坂原作の映画で音楽を担当する。

監督を務めるのは、これまでも『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』といった伊坂作品の劇場版でメガホンを取ってきた中村義洋。主演には、上記3作全てに出演している濱田岳が決定している。

同作は、東北が被災地となった現状を目の当たりにし「今までの恩返しとして、現在の仙台の姿を通して皆に勇気を与えて復興の後押しをしたい」という伊坂と中村の想いから、全編を仙台で撮影。仙台に在住する伊坂はコメントの中で、震災後に自ら中村へ映画化を相談したことを明かしている。また、「曲を斉藤和義さんが作ってくれると分かった時には、本当に嬉しかったですし、キャストを少し聞いただけでも、胸が躍りました。完成が楽しみです」とコメントしている。

※記事掲載時から一部内容が変更になりました

『ポテチ』

2012年春から全国公開予定
監督:中村義洋
原作:『ポテチ』伊坂幸太郎(新潮社『フィッシュストーリー』より)
音楽:斉藤和義
出演:
濱田岳
ほか
配給:ショウゲート

(画像上:濱田岳、画像下:斉藤和義)

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