アウシュビッツから脱走した少女の物語が現代のパリと交錯、希望描く仏映画『サラの鍵』

アウシュビッツに送られた少女と現代に生きるひとりの女性を描いたフランス映画『サラの鍵』が、12月中旬から東京の銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。

同作の原作は、2010年『ノーベル平和賞』受賞の中国人作家・劉暁波が獄中で読んでいたことでも知られるタチアナ・ド・ロネの同名小説。物語は、1942年にフランス・パリで発生したユダヤ人迫害事件を背景に展開。現代のパリで生活するアメリカ人女性記者ジュリアが、アウシュビッツから逃亡したというユダヤ人少女サラの足跡を追う中で、次々と秘められた過去を知り、人生が変わっていく様子を描く。

監督は、自らもドイツ系ユダヤ人の祖父が収容所で亡くなったという経歴を持つ、37歳のジル・パケ=ブレネール。また、映画『イングリッシュ・ペイシェント』への出演で知られるクリスティン・スコット・トーマスが、過去に感情を揺さぶられながらも、やがて未来への希望を見出す主人公ジュリア役を好演している。


CINRA.NETでは、12月12日(月)18:30(開場18:00)から東京・よみうりホールで行われる『サラの鍵』試写会に15組30名様をご招待いたします!

コチラのメールフォームから応募情報を入力の上、ご応募ください。当選は、試写会招待券の発送をもって替えさせていただきます(なお、ご応募いただいたメールアドレス宛に CINRAのメールマガジンを今後お届けいたします)。(応募締切り:2011年11月28日)

『サラの鍵』

2011年12月中旬から銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
監督:ジル・パケ=ブレネール
原作:タチアナ・ド・ロネ『サラの鍵』(新潮クレストブックス)
出演:
クリスティン・スコット・トーマス
メリュジーヌ・マヤンス
エイダン・クイン
配給:ギャガ

(画像:©2010 - Hugo Productions - Studio 37 - TF1 DroitsAudiovisuel - France2 Cinema)

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