森岡龍&前野朋哉が漫才コンビ役、共演者に黒木華、新井浩文ら

映画『エミアビのはじまりとはじまり』が、2016年に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。

同作は、事故で命を落としたお笑いコンビ「エミアビ」の海野と、遺された相方・実道の物語。10年来のパートナーを失った実感がなく、未だに泣くことができない実道が、海野と共に亡くなった雛子の兄・黒沢に会いに行き、彼を笑わせようと奮闘する様が描かれる。

実道を演じるのは、『天皇の料理番』『64(ロクヨン)』などに出演するほか、映画監督としても活動する森岡龍。海野役は前野朋哉が演じる。共演者には、実道と共に黒沢のもとに向かうエミアビのマネージャー・夏海役の黒木華、雛子役の山地まり、海野と実道の先輩で恩人である黒沢役の新井浩文が名を連ねている。監督と脚本は、『舟を編む』の脚本で『日本アカデミー賞』最優秀脚本賞を受賞し、監督作としては『フレフレ少女』以来約8年ぶりとなる渡辺謙作が担当する。

森岡龍のコメント

この映画が描いているのは「芸」にまつわるあらゆる感情、そして「芸」そのものだ。
果たして「芸」は身を救うだろうか。
少なくとも僕はこの映画を通して救われた思いがした。
ちょっと凄い映画になったと思う。是非、観て下さい。

前野朋哉のコメント

「お笑い」の映画ですがとても哀しい映画です。
「人が死ぬ」映画ですが、とても楽しく希望溢れた映画です。
「おふざけ」満載の映画ですが、本気です。
是非ご覧いただけると嬉しいです。

黒木華のコメント

「舟を編む」に続いて渡辺謙作さんの書かれる脚本は、今回で2度目ですが、登場人物が魅力的で、いつも惹かれてしまいます。
今まであまりやったことのない役をやらせて頂き、とても楽しかったですし、完成が待ち遠しい作品になりました。

新井浩文のコメント

こんな情けない主演と映画を創ったのは初めてです。(笑)

渡辺謙作監督のコメント

数年前、まわりでバタバタ人が死んでいった頃、物語の骨子を思いついた―
なんて書き出しだと辛気臭いけど、主役は漫才師でして、劇中ではガチで漫才やってます。
笑ってもらえりゃ嬉しいですが、やっぱ「笑い」は難しい!再認識しました。
身近な死を乗り越えるには、「涙+笑い」っていう青くさいテーマを敷衍していったら、ロマンチックな青春映画になりました。
出てくるのはオッサンですけど。死ぬまで青春。死ぬまで跳びます。

作品情報

『エミアビのはじまりとはじまり』

2016年にヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開
監督・脚本:渡辺謙作
出演:
森岡龍
前野朋哉
黒木華
山地まり
新井浩文
配給:ビターズ・エンド

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