エドワード・ゴーリーの日本初回顧展、絵本原画や草稿など約350点紹介

『エドワード・ゴーリーの優雅な秘密展』が、4月2日から兵庫の伊丹市立美術館で開催される。

押韻、造語、古語などを使用した文章と、陰影や背景までモノクロの線画で細かく描かれた絵で、不条理で残酷な世界観を表現した作品を100冊以上発表したエドワード・ゴーリー。日本初の回顧展となる同展では、本国アメリカで開催されて世界を巡回した原画展に個人コレクターの収蔵品を加えて、原画、草稿、書籍など約350点を展示する。

展示は日本でも人気の高い絵本『うろんな客』や『ギャシュリークラムのちびっ子たち』などの原画をはじめ、他著の挿絵原画、舞台の衣装デザイン画やポスターなど多彩な制作についても紹介する。

会期中にはゴーリー作品のコレクターとして知られる濱中利信によるギャラリートークや、ゴーリーの絵本の日本語訳を手掛ける柴田元幸による講演会などが行なわれる。

なお『エドワード・ゴーリーの優雅な秘密展』は、日本全国の美術館を約2年間にわたって巡回する予定だ。

イベント情報

『エドワード・ゴーリーの優雅な秘密展』

2016年4月2日(土)~5月15日(日)
会場:兵庫県 伊丹市立美術館

時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜
料金:一般800円 大高生450円 小中生150円

ギャラリートーク
2016年4月2日(土)14:00~
会場:兵庫県 伊丹市立美術館
講師:濱中利信
料金:無料
※要当日観覧券

講演会
『エドワード・ゴーリーを見る / 読む / 訳す楽しみ』

2016年4月16日(土)14:00~
会場:兵庫県 伊丹市立美術館
講師:柴田元幸
料金:無料
※要当日観覧券
※先着130名、当日12:00から美術館1階ロビーで整理券を配布

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