Songs We Dance To

Cornelius、Charli XCXら、今週のおすすめ楽曲をレビュー #SongsWeDanceTo

毎週更新のCINRAプレイリスト「Songs We Dance To」。ロック / ポップ、インディ、ヒップホップをはじめ、実験的なエレクトロニックミュージックからK-POPまで、ジャンルレスに選曲したプレイリスト(2022年7月25日週更新)から、編集部員が特におすすめしたい楽曲を紹介します。

Cornelius“変わる消える(feat. mei ehara)”

Cornelius”変わる消える(feat. mei ehara)”(Apple Musicで聴く / Spotifyで聴く

作詞に坂本慎太郎、フィーチャリングにmei eharaを迎えたCorneliusの最新作”変わる消える (feat. mei ehara)”が、再リリース。同曲は、2021年春に作詞作曲され、同年5月にレコーディングが行なわれ完成していたもの。昨年7月にAmazon Music先行で発表されたが、リリース直後から配信停止状態が続いており、今回ついに待望の再配信開始となった。再配信と同時にミュージックビデオも公開。MVは、海外でも評価の高い長野県の国産ワイナリーFunkyChateauが、ワイン醸造開始10周年を記念して制作されたもの。(川浦慧)

Charli XCX“Hot Girl (Bodies Bodies Bodies)”

Charli XCX“Hot Girl (Bodies Bodies Bodies)”(Apple Musicで聴く / Spotifyで聴く

Charli XCXがTiëstoとのコラボ曲“Hot In It”につづいてリリースした新曲は、A24が贈る新作スラッシャーコメディー映画『Bodies Bodies Bodies』に提供された楽曲。4月に公開された予告編で一部使用されていたが、今回フル音源が配信された。バウンシーなベースラインと細かく刻むハイハットの上で「私はホットな女の子、ポップな女の子、リッチな女の子……」とCharli XCXの気だるげな声がつぶやくように歌う中毒性のある一曲。Z世代のリッチな若者たちが興じる「殺人ゲーム」が実際の殺人に発展していくという悪夢のパーティームービーのサウンドトラックによく似合う。ハリナ・ライン監督による映画は8月公開予定。(後藤美波)

パソコン音楽クラブ “KICK&GO feat. 林青空”

パソコン音楽クラブ ”KICK&GO feat. 林青空”を聴く(Apple Musicで聴く / Spotifyで聴く

パソコン音楽クラブの初めてのデジタルシングル。シンガーソングライター林青空をゲストボーカルに迎えたポップに突き抜けるパワフルな楽曲で、“ポケモンしりとり”などで見せたテクノや電子音楽のコアなサウンドも全年齢対象的なポップスとして楽しく聴かせる手腕が遺憾なく発揮されている。

<もっと君はもっと / 何も考えないままにただ踊ればいい(どこか行きたいと思うほうに向かえばいい) / これはもっと君にもっと / 心と体クラクラするような音楽>というBメロを受けて、<Music Magic is calling 止めないで>とサビに流れ込むところに、2人の変わらぬ音楽愛を感じられてグッとくる。明確なメッセージ性のある楽曲、という点でも明らかな新機軸といえそうだ。メンバーや友人らに加えて、かつてYouTube企画をともにした伊藤万理華が出演したドタバタ学園コメディーのようなビデオも最高。(山元翔一)

このほかにも、今週はPUNPEE&BIM、Shygirl、yonawo&鈴木真海子、No Buses、Mom、Hudson Mohawke、LIl' Leise But Goldなどの新曲30曲を追加。CINRA編集部がいま聴いている曲をセレクトするプレイリスト「Songs We Dance To」は、Apple Musicで毎週水曜に更新中。



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