ミニシアターの老舗「テアトル梅田」が閉館へ。『この世界の片隅に』などヒットを牽引、片渕監督「思い出深い」

大阪府の映画館「テアトル梅田」が、2022年9月30日をもって閉館する。1990年4月にオープンし、32年間にわたり関西のミニシアター文化を牽引してきた。発表によると、建物との契約満了に伴う閉館という。

コロナ禍の影響も。今後は「シネ・リーブル梅田」に経営を集中

開館以降、エンターテインメント作品からアート作品にいたるまで、国内外の良質な映画作品を上映してきた「テアトル梅田」。

コロナ禍の影響で、同館の運営会社である東京テアトルは飲食関連事業の業績が著しく悪化するなど苦戦を強いられた。同社の担当者によると、「テアトル梅田」の運転資金に不足が生じることはなかったものの、契約満了に伴い閉館が決まったという。

大阪府内での映画館事業について、今後は「シネ・リーブル梅田」に経営資源を集中するとしている。

『この世界の片隅に』の片渕須直監督もコメント。「思い出深いテアトル梅田」

大阪府のミニシアターの老舗として、数多くの映画ファンに親しまれてきた「テアトル梅田」。歴代興行収入ランキングは1位『アメリ』(2001年)、2位『トレインスポッティング』(1996年)、3位『この世界の片隅に』(2016年)。

なかでも、『この世界の片隅に』は公開初日から287日間にわたりロングラン上映をつづけ、同作のヒットに貢献した(*1)。

同作の片渕須直監督はTwitterで、閉館を知らせる同館のツイートを引用。「思い出深いテアトル梅田。『この世界の片隅に』連続上映記録全国第2位の劇場。たくさんの出会い」「とても、とてもなつかしい」と振り返った。

同館は閉館に伴いクロージング企画を予定しており、詳細が決まり次第、テアトルシネマグループの公式サイトなどで知らせるという。

1* 同館のツイートより(外部サイトを開く



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