北斎、歌麿、国芳、国貞などの春画約50点を展示。『銀座の小さな春画展』開催

『銀座の小さな春画展』が10月21日より東京・銀座のギャラリーアートハウス(映画館シネスイッチ銀座横)で開催される。

同展は江戸時代に隆盛を極め、明治時代に禁じられた春画をモチーフにした内野聖陽主演の映画『春画先生』とドキュメンタリー映画『春の画 SHUNGA』の公開を記念したもの。浦上満(浦上蒼穹堂)の監修のもと、両作品に登場する葛飾北斎『喜能会之故真通』「蛸と海女」をはじめ、喜多川歌麿、勝川春潮、歌川国芳、歌川国貞ら浮世絵師の作品など江戸時代の春画約50点が、木版画である大判錦絵、半紙本、豆判、肉筆画などで展示される。入場年齢は18歳以上。前・後期作品入替あり。

会場となるギャラリーアートハウスはシネスイッチ銀座が新設するギャラリー。同展が初の展示企画となる。シネスイッチ銀座では10月13日より『春画先生』、11月24日より『春の画 SHUNGA』が公開。

展覧会の入場は日時指定予約制で、チケット販売は10月6日開始。当日券も用意されるが、数量限定となる。

【浦上満(浦上蒼穹堂)のコメント】
大好評を博したロンドン・大英博物館「春画展」から10年、日本初の本格的春画展が東京・永青文庫で開催されてから8年。しかしながら、いまもって良質な春画を観ることはとても難しい状況です。このたび公開される2作の映画をきっかけに、春画への関心が高まると思われます。そこで本物の春画を間近に観られる「銀座の小さな春画展」を企画しました。是非この機会に江戸時代の人々の生と性に対するおおらかな気分を味わっていただければ幸いです。

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