大宮エリー回顧展『生きているということ』が11月21日より東京都内のギャラリー3会場で同時開催される。
11月21日は4月に逝去した大宮エリーが50歳を迎える予定だった日。同展では、大宮エリーが残した生涯作品1269点(絵画・写真・陶器・書籍)より厳選された作品を展示する。展示作品は購入可能。
DAIKANYAMA GARAGEでは「生涯作品:絵画・写真・書籍などで軌跡をたどる」として、1Fでは大きな絵画作品をメインに約30点を展示。2Fに続く階段では動物のアートオブジェが迎え、2Fは大宮エリーの部屋をイメージしたという。発表した39冊の本や写真、初披露の絵本の原画の展示や、2023年に『ベネツィア国際映画祭』XR部門にノミネートされたVR映画『周波数』の上映も実施。さらに生涯作品1269点を収録した全作品集も用意される。新作のグッズや入手困難だった書籍も1Fで購入可。
池尻大橋・CAPSULEでは「遺作となった襖絵・陶器に気持ちを寄せて」として、2024年に最後の個展として京都・妙心寺山内桂春院で行われた『桃源郷を見つけに行こう~お寺でresort~』で披露した陶器作品、襖絵34本を屏風に仕立て直した六曲一隻1点と二曲一隻3点を展示する。
小山登美夫ギャラリー六本木では「ギャラリーオーナー小山登美夫が精選した作品達」として、オーナーが選んだ絵画作品、ドローイングなどを展示。
撮影:諸井純二
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