CINRAによるアワード『CINRA Inspiring Awards Edition 2026』。その受賞作品を発表しました。
『CINRA Inspiring Awards』はジャンル問わず、これからの時代を照らす作品の創造性や芸術性を讃えるアワード。第2回となる今回は、6名の審査員によって選出されました。
【朝井リョウ賞】受賞作品
審査員の朝井リョウさんによって選出されたのは、上村裕香さんの小説『救われてんじゃねえよ』『ほくほくおいも党』『ぼくには笑いがわからない』。『救われてんじゃねえよ』は難病の母を介護しながら高校に通う17歳の沙智を描いたデビュー作、『ほくほくおいも党』は左翼政党員の父との対話を切望する18歳の千秋の物語、『ぼくには笑いがわからない』は真面目な大学生・耕助が「恋」と「自分のことば」を手に入れるために漫才を始める姿を描いた作品となっています。
審査員・朝井リョウのコメント
『救われてんじゃねえよ』の鋭い筆致、『ほくほくおいも党』の題材の扱い方、『ぼくには笑いがわからない』の煌めく青さ。魅力が全く異なる三作をデビュー年にどんどこ送り出す稀有な逞しさに、脅威を感じました。
受賞者プロフィール
上村裕香
2000年、佐賀県佐賀市生まれ。京都芸術大学大学院修了。『救われてんじゃねえよ』で第21回『女による女のためのR-18文学賞』大賞受賞。
『CINRA Inspiring Awards』に寄せて、主催・CINRAより
CINRA, Inc.は、創設以来約20年にわたり、芸術文化の領域に根差し、メディアを通じて多くの表現者の作品や声を届けてきました。審査員の皆様のご協力を得て、「これからの時代を形づくる」多様で多彩な作品を社会に伝えていくアワードを開催いたします。
わたしたちは、「CINRA Inspiring Awards」を通して、次の時代を予感させる新たな表現がより広く人々に届くことを願っています。
『CINRA Inspiring Awards Edition 2026』審査員(五十音順、敬称略)
朝井リョウ(小説家)
大島依提亜(グラフィックデザイナー)
おかざき真里(漫画家)
三宅香帆(文芸評論家)
山中瑶子(映画監督)
吉田恵里香(脚本家・小説家)
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