橋口亮輔監督『ハッシュ!』『ぐるりのこと。』4Kに今泉力哉、上白石萌歌、フーウェイらがコメント

『ハッシュ! 4Kリマスター版』©2001 SIGLO 『ぐるりのこと。 4Kリマスター版』©2008 『ぐるりのこと。』プロデューサーズ

橋口亮輔監督の映画『ハッシュ! 4Kリマスター版』『ぐるりのこと。 4Kリマスター版』に寄せた著名人コメント、イラストが到着した。

2作品は7月24日よりシネマート新宿、シネスイッチ銀座、渋谷ホワイトシネクイントほか全国で順次公開。一組の夫婦の10年を通して人と人の間に生まれる希望を見つめた『ぐるりのこと。』は2008年6月の公開から18年ぶり、ゲイカップルと一人の女性が模索する「新しい家族のかたち」を描いた『ハッシュ!』は2001年の製作から25年(公開は2002年4月)ぶりとなる。

『ぐるりのこと。』のイラストは宮下和、『ハッシュ!』のイラストはスミアヤカによる描き下ろし。シネマート新宿、シネスイッチ銀座、渋谷ホワイトシネクイントでは、入場特典として作品に対応したイラストステッカーが配布される。7月20日にシネマート新宿で実施されるプレミア先行上映+トークイベントの来場者にも配布予定。

【スミアヤカのコメント】
誰かに抱きしめてもらいたいと言えないまま大人になった人はこの世界にどれだけいるのでしょう。途方もない数を想像された方には安心してほしい。その寂しさをも包む愛が、ここにあります。

【宮下和のコメント】
大好きな映画のイラストを描かせていただき、とても光栄です。
二人が積み重ねた日々を想いながら、季節の花でカナオと翔子をぐるりと囲みました。

2作品共通・監督に対して
【今泉力哉のコメント】
橋口さんの映画は基本明るい。
映画も人物も明るく振る舞っている。
でもほんとはさびしいのが伝わってくる。
深刻なことをただ深刻に描かない姿勢に惹かれています。
ダメなひと、だらしないひと、優柔不断なひと。
そこには常に魅力的ないきものがゴロンといて。
そんな映画を自分も撮りたいと常に思っています。

【伊藤さとりのコメント】
懐かしい人、今も役を演じている人、いろんな人がハーモニーを奏でていた。
そうよ、世界はバラエティに富んでいて、いろんな愛のスタイルがあるのだよ。
それを壊さないように人をしっかり見つめていこうとする橋口亮輔監督の映画には、人間の魅力を最大限に引き出す魔法の力がある。だってみんな愛おしいから。
これってもしかすると映画による人類平和活動なんじゃなかろうか。
弱くて強くてダサくて可愛いくて、最後はクスッと笑えてしまうからダメな人間も許せてしまう。
なにより映画の中の人達に何度でも会いたいと思わせるんだから。 

『ハッシュ!』に対して
【フーウェイのコメント】
家族とは、血のつながりなのか、結婚によって成立するものなのか、あるいはもっと別のものなのか。
共に子育てを選ぼうとする3人は、家族になり得るのか。
平成時代の淡い空気をまとった物語は、時を経た今もなお、家族の規範を問い続ける。

【和田彩花のコメント】
あれから血の繋がりとか"自然であること"とかが、家族になる理由の一つにもならないことだってあると共有される社会になっただろうか?

【山田由梨のコメント】
昔観たときには気づけていなかった。
こんなにも新しくて、重要なことを描いていたんだ。
子供を持つこと、自分たちなりの家族を作ること、誰かを愛するということ、自分を愛するということ。
25年経っても色褪せない、新しい映画。傑作。

【吉田尚記のコメント】
20代の時に雄弁な雑談に大感動し、パンフを熟読しDVDも買って何度も見た『ハッシュ!』、見返したら、これウェルビーイングの映画だった!生涯のテーマをありがとう!

『ぐるりのこと。』に対して
【上白石萌歌のコメント】
すり減らしたり、もたれかかったり、傷つけあったり、ひかりを灯しあったり。
だれかとともに生きてゆくということのすべてが、ここに切実に刻まれている気がする。

【団塚唯我のコメント】
「しんどいからって偉いわけではない」「ちゃんとしたい」と、自分で自分を責めてもなお懸命に生きる、いや、生きたいと願う人々のために、この名作があるのだろう。
私たちが、ただ私たちであること。
その尊さと痛みは今という時代の中に静かに、でも確かに埋め込まれている。

【甫木元空のコメント】
人は自らの優しさが底をつく深淵を覗いて初めて、心の手入れを始める。
そんな暗闇を通り抜けたら、こんな世の中でも人は本当の意味で優しくなれるはず。

【奥山大史のコメント】
高校生の頃、何気なくレンタルした映画『ぐるりのこと。』。

あの時、この映画に出会っていなかったら、映画作りを志していなかった気がします。

そう思うほどに、忘れられない体験で、主人公の心情に呼応するように胸が締め付けられましたし、いつかはカナオのように、痛みから逃げずに寄り添える人になりたいと思いました。

遂にスクリーンで観れるんですね。
楽しみでなりません。初日に観に行きます。

【中川大輔のコメント】
カナオはだらしない主人公ですが、絶対に逃げない人。そんな彼の本質を見抜いた翔子さんの視線が愛おしい。夏が印象的なこの映画を、夏に劇場で観られて幸せです。



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