韓国の文化に息づく「詩」を特集『K-BOOKフェスティバル』が11月21日、22日に神保町で開催

『K-BOOKフェスティバル2026 in Japan』が11月21日、22日に神保町の出版クラブビル 3F・4F(書籍販売・ステージイベント)、三省堂書店神田神保町本店 3Fイベントスペース内(書籍販売)で開催される。

『K-BOOKフェスティバル』は、2019年から毎年開催している「韓国の本のお祭り」。小説、詩、エッセイ、絵本、人文書、語学書など、韓国にまつわるさまざまな本を「K-BOOK」として紹介する。

今年のテーマは「ひびく(너를 알고 나를 알았네)―あなたを知り、わたしを知る」。特集企画は「韓国の詩」となる。韓国で詩は社会の現実や個人の内面、言葉そのものを問い続けてきた現代文学の重要な柱の一つ。今も若い世代が好きな詩や一節をSNSで分かち合うなど、詩は日常の読書文化の中に息づいている。今回、現地から総勢11名の詩人に加え、詩壇を支え続ける出版社が来日。国内出版社は38社が出店する。入場料無料。

会期中は、世界の主要文学賞を相次いで受賞する詩人・金恵順(キム・ヘスン)の対談をはじめ、それぞれ異なる感性で詩を書く若手詩人4人によるトークなど、韓国現代詩の現在に触れるステージを展開。さらに俳優で出版社MUZE代表のパク・ジョンミンと俳優ムン・ジョンヒの対談も開催される。

「韓国と日本の詩人たちが出会うとき」を特集する公式ガイドブック『ちぇっくCHECK+ Vol.3 韓国の詩がひびくとき』も刊行。今回来日する11名の詩人の作品を日本の第一線で活躍する詩人らが翻訳し、韓国語の原文と日本語訳を収録する。このほか、韓国で詩を発信する『ポエムマガジン』へのインタビュー、歌人・岡野大嗣のコラム「短歌という窓を通して」など、韓国で詩がどのように書かれ、読まれ、発信されているのかを多角的に紹介。

<参加する詩人の組み合わせ>
金恵順/岡本啓
イ・ビョンリュル/佐峰存(返詩)/吉川凪(訳)
ハン・ジョンウォン/峯澤典子
ユ・ソネ/青柳菜摘
コ・ソンギョン/草間小鳥子
イム・ジュア/小野絵里華
ソン・ヒジ/石田諒
キム・ソヨン/三角みづ紀
イ・ジェニ/文月悠光
イム・ソラ/マーサ・ナカムラ
ハ・ミナ/アルル/田中さとみ

全国の書店では『K-BOOKフェスティバル』と連動した『K-BOOKフェア2026』を開催。参加店で対象本を購入すると先着で「マイチェッカド」がプレゼントされる。「マイチェッカド」は読書記録と塗り絵を楽しめる栞で、本や文房具、縁起のいい物などをのせた棚を描いた朝鮮民画「チェッカド(冊架図)」をイメージしている。

イベントのチケット情報など詳細はオフィシャルサイトを確認しよう。YouTubeでの同時配信、アーカイブ配信も予定。

【ステージイベントラインナップ】
金恵順×金承福対談――恵順先生、詩はどこから始まるのでしょうか?
11月22日(日)16:00~17:00
出演:金恵順、金承福
約30年前、ソウル芸術大学文芸創作科で金恵順に学んだ金承福が時を経てあらためて恩師に問いかける。朗読も行われる。

おなじ時代、ちがう詩──若手詩人4人の現在地
11月21日(土)14:30~15:30
出演:ユ・ソネ、コ・ソンギョン、イム・ジュア、ソン・ヒジ
聞き手:石田諒
作品が生まれるきっかけや暮らしと創作の関係、詩を書くことへのそれぞれの考えを聞きながら、いまの韓国詩の輪郭を探る。ナビゲーターは詩人の石田諒。

ムン・ジョンヒ×パク・ジョンミン―書くこと、読むこと、演じること―
11月21日(土)16:00~17:00
出演:ムン・ジョンヒ、パク・ジョンミン
俳優として活躍する一方、出版社MUZEを率いるパク・ジョンミンと、MUZEから愛犬マヌと過ごした7年間を綴ったフォトエッセイ『마누 이야기(マヌ物語)』(未邦訳)を刊行し、作家としても活動する俳優ムン・ジョンヒが「書くこと」「読むこと」「演じること」について語る。

フェス前夜は上野へ メアリチョガクが朗読パフォーマンス
11月20日(金)19:00~20:30
出演:メアリチョガク(Echoes in Pieces)
会場:YUKUIDO工房(東京・上野)
出演は、キム・ソヨン、イ・ジェニ、イム・ソルア、ハ・ミナと、ミュージシャンのアルルによる韓国の朗読パフォーマンスチーム「メアリチョガク(Echoes in Pieces)」。詩の朗読と音を組み合わせたパフォーマンスを行う。

メアリチョガク(Echoes in Pieces)チームが贈る朗読の世界へようこそ
11月22日(日)12:30~13:30
出演:メアリチョガク(Echoes in Pieces)
神保町では朗読とトークを中心としたプログラムを開催。

オープニングご挨拶&子どもたちの歌声でK-BOOKフェスティバル2026スタート
11月21日(土)12:00~12:30
出演:イェドン合唱団ほか

K-BOOKフェス初登場! ハン・ジョンウォンさんの日々の過ごし方 by 書肆侃侃房
11月21日(土)13:00~14:00
出演:ハン・ジョンウォン
聞き手:橋本智保

演出家・俳優も魅了された韓国の人気児童文学『長い長い夜』とは? by 小学館
11月22日(日)11:00~12:00
出演:葵わかな、坂口涼太郎、山田健登、小沢道成、カン・バンファ

『イ・ビョンリュル詩集』刊行記念トークイベント 詩人と詩人と翻訳家のお話と朗読 by ナナロク社
11月22日(日)14:30~15:30
出演:イ・ビョンリュル、佐峰存
進行:吉川凪

エンディング「詩人たち全員集合」
11月22日(日)17:00~17:15
※事前の申し込みは不要

K-BOOKフェスティバル in Japan 公式サイト


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