ロメロ、チェスター…2017年に逝去したカルチャー界の50人

世界各地で発生したテロ事件や、北朝鮮の核およびミサイル問題、カタルーニャ地方の独立問題など、緊迫した国際情勢だった2017年。国内ではドナルド・トランプ米大統領の訪日、森友学園や加計学園に関する問題、衆議院選挙における立憲民主党の躍進が注目され、九州北部豪雨や座間アパート遺体事件といったいたましい出来事も起こりました。Nintendo SwitchやiPhone Xなどの商品が人気を集め、元SMAPの活躍、カズオ・イシグロのノーベル文学賞受賞、安室奈美恵の引退表明も話題になりました。

CINRA.NETでは2016年に引き続いて、今年亡くなった人の中から後世に大きな影響を与え、カルチャーの発展に貢献した50人を紹介します。チャック・ベリー、ジョージ・A・ロメロ、ディック・ブルーナ、チェスター・ベニントン、遠藤賢司、鈴木清順……。彼らは今年、惜しまれながらこの世を去り、私たちは生き延びました。その事実を深く噛みしめながら、彼らの偉大な功績を次の時代に伝え、生かし続けていくこと。この記事がそのきっかけになればさいわいです。

ウィリアム・ピーター・ブラッティ(作家・脚本家、89歳)

1928年、アメリカ生まれ。レバノン人の両親のもとに生まれ、1960年代に脚本家としてデビュー。1971年に『エクソシスト』を出版し、映画版にも脚本・製作で参加しました。『エクソシスト3』では自ら監督も担当。1月12日逝去。

松方弘樹(俳優、74歳)

1942年、東京生まれ。1960年に17歳で主演デビュー。バラエティー番組にも出演し、幅広い層から親しまれました。映画プロデューサーとしても数々の作品を手掛けました。1月21日逝去。

ヤキ・リーベツァイト(ミュージシャン、78歳)

1938年、ドイツ生まれ。CANのドラマーを務めた創設メンバーで、同バンドがリリースした全てのスタジオアルバムに参加。そのドラミングは「メトロノームよりも正確」と評されました。1月22日逝去。

ヤキ・リーベツァイト By Hpschaefer www.reserv-art.de (Own work) [CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons
ヤキ・リーベツァイト By Hpschaefer www.reserv-art.de (Own work) [CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons

ジョン・ハート(俳優、77歳)

1940年、イギリス生まれ。デヴィッド・リンチ監督『エレファント・マン』でエレファントマンことジョン・メリック役、ジョージ・オーウェル原作の『1984』で主演を務めました。『ハリー・ポッター』シリーズでは杖専門店「オリバンダーの店」の店主に扮しました。1月27日逝去。

ジョン・ハート By David Shankbone (David Shankbone) [CC BY 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/3.0)], via Wikimedia Commons
ジョン・ハート By David Shankbone (David Shankbone) [CC BY 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/3.0)], via Wikimedia Commons

松野莉奈(アイドル・女優、18歳)

1998年、東京生まれ。2010年から私立恵比寿中学のメンバーとして活動。愛称は「りななん」。女優としての飛躍も期待されるなか、2月8日、致死性不整脈で急逝しました。

松野莉奈(私立恵比寿中学)
松野莉奈(私立恵比寿中学)

谷口ジロー(漫画家、69歳)

1947年、鳥取生まれ。1971年に『嗄れた部屋』で漫画家デビュー。代表作は『「坊っちゃん」の時代』『孤独のグルメ』『犬を飼う』など。2011年にフランス政府芸術文化勲章シュヴァリエ章を受章するなど、国際的な評価を得ていました。2月11日逝去。

アル・ジャロウ(ミュージシャン、76歳)

1940年、アメリカ生まれ。心理カウンセラーを経て1975年にジャズシンガーとしてのキャリアをスタート。『グラミー賞』でポップ、ジャズ、R&Bの各ジャンルで最優秀男性ボーカルパフォーマンス賞を獲得。ジャンルの枠に収まらない活動を行なっていました。2月12日逝去。

アル・ジャロウ By Stig Ove Voll (originally posted to Flickr as Al Jarreau) [CC BY-SA 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons
アル・ジャロウ By Stig Ove Voll (originally posted to Flickr as Al Jarreau) [CC BY-SA 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons

鈴木清順(映画監督、93歳)

1923年、東京生まれ。1956年に本名の鈴木清太郎名義で初監督作品『勝利をわが手に』を発表し、1958年に鈴木清順に改名。『ベルリン国際映画祭』『ヴェネツィア国際映画祭』『カンヌ国際映画祭』などで高く評価されました。俳優としても数々の作品に出演。代表作は『殺しの烙印』『ピストルオペラ』など。2月13日逝去。

ディック・ブルーナ(グラフィックデザイナー・絵本作家、89歳)

1927年、オランダ生まれ。書籍の装丁を手掛けるデザイナーとして出発し、1955年に「ミッフィー」「うさこちゃん」の名前でも知られるナインチェ・プラウスを描いた絵本を刊行。約60年間におよぶ創作活動の中で、120以上の絵本を発表しました。2月16日逝去。

ディック・ブルーナ ©Martin Godwin
ディック・ブルーナ ©Martin Godwin

中西俊夫(ミュージシャン・イラストレーター、61歳)

1956年生まれ。1976年にプラスチックスを結成し、その後もMELON、PLASTIC SEXなどのユニットで活動。桑原茂一と共にクラブ「ピテカントロプス・エレクトス」を原宿にオープンさせ、日本のクラブカルチャーにも大きな影響を与えました。2016年に食道がんであることを公表。2月25日逝去。

かまやつひろし(ミュージシャン、78歳)

1939年、東京生まれ。1963年にザ・スパイダースに加入。1970年にソロデビューを果たし、1971年のバンド解散後も、ムッシュかまやつ名義で精力的に活動しました。3月1日逝去。

長友啓典(グラフィックデザイナー、77歳)

1939年、大阪生まれ。田中一光、早川良雄らに学び、日本デザインセンターを経て、1969年に黒田征太郎とK2を設立。エディトリアルデザイン、ブックデザイン、アートディレクションなどの分野で活躍しました。3月4日逝去。

危口統之(演出家、42歳)

1975年、岡山生まれ。横浜国立大学工学部在学中に演劇活動をスタートさせ、建設作業員としての勤務を経て演劇活動を再開。2008年に悪魔のしるしを結成し、建築の要素を取り入れた型破りな演劇やパフォーマンス作品を発表しました。2016年12月にがんを公表していました。3月17日逝去。

危口統之(悪魔のしるし) 撮影:杉田大輔
危口統之(悪魔のしるし) 撮影:杉田大輔

チャック・ベリー(ミュージシャン、90歳)

1926年、アメリカ生まれ。マディ・ウォーターズの紹介で1955年にデビュー。「ロックンロールの創始者」とも称されたギタリストで、後年に多大な影響を与えました。代表曲は“Roll Over Beethoven”“Johnny B. Goode”。3月18日逝去。

チャック・ベリー
チャック・ベリー

ジェームス・ローゼンクイスト(美術家、83歳)

1933年、アメリカ生まれ。看板画家として技術を応用し、1960年代からポップアート絵画を発表。ポップアートの先駆者と言われています。1965年の『F-111』で高い評価を受けました。3月31日逝去。

梯郁太郎(ローランド創業者、87歳)

1930年、大阪生まれ。自ら設立したエース電子工業から1972年に独立し、ローランドを設立。TR-909とTR-808といった世界中で愛される名機を送り出したほか、電子音楽の規格「MIDI」の制定に貢献。2013年に『グラミー賞』で、個人としては日本で初めてテクニカル・グラミー・アワードを受賞しました。4月1日逝去。

大岡信(詩人、86歳)

1931年、静岡生まれ。東京大学卒業後、読売新聞の記者を経て、1979年から2007年まで、詩にまつわるコラム『折々のうた』を朝日新聞で全6762回にわたって連載。日本ペンクラブ会長も務めました。4月5日逝去。

松本俊夫(映画監督・映像作家、85歳)

1932年、愛知出身。東京大学卒業後に先鋭的なドキュメンタリー作品を製作。実験的な映像作品と、『薔薇の葬列』『ドグラ・マグラ』といった長編フィクション映画を発表しました。また映画理論家としても同時代に影響を与えました。4月12日逝去。

ミカ・ヴァイニオ(ミュージシャン、53歳)

1963年、ファインランド生まれ。電子音楽ユニット「PAN SONIC」のメンバーとして2013年まで活動。ソロ名義でも作品を発表しました。PAN SONICでは灰野敬二やアラン・ヴェガ(Suicide)とコラボレーションも行ないました。4月13日逝去。

ジョナサン・デミ(映画監督、73歳)

1944年、アメリカ生まれ。ロジャー・コーマンのもとで働きながら、映画監督としてデビュー。『羊たちの沈黙』で『ベルリン国際映画祭』『アカデミー賞』の監督賞に輝きました。Talking Heads、ニール・ヤングらのドキュメンタリーや、New Order、ブルース・スプリングスティーンらのPVも手掛けました。4月26日逝去。

ジョナサン・デミ By Montclair Film Festival [CC BY 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/2.0)], via Wikimedia Commons
ジョナサン・デミ By Montclair Film Festival [CC BY 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/2.0)], via Wikimedia Commons

一色徳保(ミュージシャン、37歳)

1979年生まれ。2000年にバンド「つばき」を結成し、2005年にメジャーデビュー。2010年に脳腫瘍を発症して音楽活動を休止しましたが、その後も復帰と休養を繰り返しながら、音楽活動を続けました。5月9日逝去。

一色徳保(つばき)
一色徳保(つばき)

クリス・コーネル(ミュージシャン、52歳)

1964年、アメリカ生まれ。1984年からSoundgarden、2001年からAudioslaveのボーカリストを務め、シンガーソングライターとしてソロ活動も行なっていました。5月17日、Soundgardenのツアー先だったデトロイトのホテルで遺体が発見されました。

クリス・コーネル By gdcgraphics [CC BY-SA 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons
クリス・コーネル By gdcgraphics [CC BY-SA 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons

ロジャー・ムーア(俳優、89歳)

1927年、イギリス生まれ。3代目ジェームズ・ボンド。警察官の子として生まれ、下積み時代を経て1962年に『セイント 天国野郎』で主演。1973年の『007 死ぬのは奴らだ』から1985年の『007 美しき獲物たち』まで、ジェームズ・ボンド役を演じました。2003年に大英帝国勲章ナイト・コマンダーを受章。5月23日逝去。

ロジャー・ムーア By Allan warren (Own work) [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0) or GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html)], via Wikimedia Commons
ロジャー・ムーア By Allan warren (Own work) [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0) or GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html)], via Wikimedia Commons

グレッグ・オールマン(ミュージシャン、69歳)

1947年、アメリカ生まれ。1969年に兄のデュアン・オールマンと共にThe Allman Brothers Bandを結成し、ボーカル、ギター、オルガンを務めました。デュアンを含むメンバーの死や活動休止、解散、再結成を経ながらバンド活動を続ける傍ら、ソロ活動も行なっていました。5月27日逝去。

グレッグ・オールマン By Andrea Klein (http://www.flickr.com/photos/andiraek/173113302/) [CC BY 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/2.0)], via Wikimedia Commons
グレッグ・オールマン By Andrea Klein (http://www.flickr.com/photos/andiraek/173113302/) [CC BY 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/2.0)], via Wikimedia Commons

マイケル・ボンド(作家、91歳)

1926年、イギリス生まれ。BBCでカメラマンとして働きながら、1958年に児童文学『くまのパディントン』を発表。『パディントン』シリーズは、世界で3500万部以上発行されました。6月27日逝去。

中嶋しゅう(俳優・演出家、69歳)

1948年、東京生まれ。劇団NLT所属後、舞台俳優として数々の作品に出演。妻は女優の鷲尾真知子。舞台『アザー・デザート・シティーズ』の初日にステージから客席に落下し、搬送先の病院で7月6日に急逝しました。死因は急性大動脈解離。

劉暁波(著作家、61歳)

1955年、中国生まれ。欧米滞在を経て、1989年から中国民主化運動に参加。数度の投獄や強制労働などを経ながら民主化を訴え、服役中の2010年に『ノーベル平和賞』を受賞しました。中国在住の中国人による初の『ノーベル賞』受賞となりました。6月、末期がんの治療のため仮出所が認められましたが、国外治療は許可されず、7月13日に逝去しました。

ジョージ・A・ロメロ(映画監督、77歳)

1940年、アメリカ生まれ。1968年にソンビ映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』を発表。1978年に低予算で製作された『ゾンビ』は世界的なヒット作品となりました。ゾンビ映画の第一人者として知られ、その作品は後世に多大な影響を与えました。7月16日逝去。

ジョージ・A・ロメロ By nicolas genin [CC BY-SA 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons
ジョージ・A・ロメロ By nicolas genin [CC BY-SA 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons

堀禎一(映画監督、47歳)

1969年、兵庫生まれ。東京大学フランス文学科を卒業後、2003年に『SEX配達人 おんな届けます』で映画監督デビュー。ピンク映画を発表しながら、『妄想少女オタク系』『魔法少女を忘れない』といった作品を手掛けました。最新作『夏の娘たち~ひめごと~』が7月1日に公開されたのち、7月18日にくも膜下出血で逝去しました。

チェスター・ベニントン(ミュージシャン、41歳)

1976年、アメリカ生まれ。1999年にLINKIN PARKの前身バンドにボーカリストとして加入し、2000年にメジャーデビュー。Stone Temple Pilotsにも一時期ボーカルとして参加しました。7月20日に自死。5月に亡くなった友人、クリス・コーネルの誕生日でした。

チェスター・ベニントン(LINKIN PARK) Foto: Stefan Brending / , via Wikimedia Commons
チェスター・ベニントン(LINKIN PARK) Foto: Stefan Brending / , via Wikimedia Commons

山川啓介(作詞家・脚本家、72歳)

1944年、長野生まれ。矢沢永吉の“時間よ止まれ”“チャイナタウン”といった楽曲の作詞を手掛ける一方で、NHKの教育番組『おかあさんといっしょ』の『にこにこ、ぷん』『ドレミファ・どーなっつ!』では、約18年間にわたり、3500話以上の脚本と劇中歌全曲の作詞を担当しました。7月24日逝去。

サム・シェパード(俳優・劇作家、73歳)

1943年、アメリカ生まれ。40以上の戯曲を発表し、1979年に『埋められた子供』で『ピュリツァー賞』を受賞。ヴィム・ヴェンダース監督の『パリ、テキサス』の映画脚本も手掛けたほか、俳優としてもテレンス・マリック監督の『天国の日々』などに出演しました。7月27日逝去。死因は筋萎縮性側索硬化症(ALS)の合併症でした。

サム・シェパード photo By Soerfm (Own work) [CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons
サム・シェパード photo By Soerfm (Own work) [CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons

ジャンヌ・モロー(女優、89歳)

1928年、フランス生まれ。1947年に舞台デビューし、1950年頃から映画に出演。『死刑台のエレベーター』『突然炎のごとく』といったヌーヴェルヴァーグの作品で評価を受け、その後もフランスを代表する女優として活躍しました。2000年に『ベルリン国際映画祭』金熊名誉賞、2003年に『カンヌ国際映画祭』パルム・ドール名誉賞を受賞。7月31日に逝去。

ジャンヌ・モロー Jeanne Moureau in the San Sebastian International Film Festival 2006 Oneras at http://flickr.com/photos/99058495@N00/249330155
ジャンヌ・モロー Jeanne Moureau in the San Sebastian International Film Festival 2006 Oneras at http://flickr.com/photos/99058495@N00/249330155

西村昭五郎(映画監督、87歳)

1930年、滋賀生まれ。京都大学卒業後、日活に入社。「日活ロマンポルノ」シリーズの最初の作品である『団地妻 昼下りの情事』の監督を務めました。84作のロマンポルノ作品を監督したほか、通常の映画やテレビドラマなども手掛けました。8月1日逝去。

ブライアン・オールディス(作家、92歳)

1925年、イギリス生まれ。SF小説『地球の長い午後』などで知られ、ニューウェーブSFの中心的存在として、さらにイギリスを代表するSF作家として活躍しました。スティーヴン・スピルバーグ監督『A.I.』の原作も手掛けました。8月19日逝去。

トビー・フーパー(映画監督・脚本家、74歳)

1943年、アメリカ生まれ。1974年にホラー映画『悪魔のいけにえ』でデビューし、その後も『悪魔の沼』『ポルターガイスト』『スペースバンパイア』といった作品を発表。ホラー映画の第一人者として活躍しました。8月26日逝去。

トビー・フーパー By Dark Attsios (Own work) [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons
トビー・フーパー By Dark Attsios (Own work) [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons

ウォルター・ベッカー(ミュージシャン、67歳)

1950年、アメリカ生まれ。大学在学中にドナルド・フェイゲンと出会い、メンバーを集めてSteely Danを結成。ベーシストとして中心的な役割を果たしました。ソロアルバムも2作発表しています。9月3日逝去。

ウォルター・ベッカー By Arielinson (Own work) [CC BY-SA 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)], via Wikimedia Commons
ウォルター・ベッカー By Arielinson (Own work) [CC BY-SA 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)], via Wikimedia Commons

ホルガー・シューカイ(ミュージシャン、79歳)

1938年、ポーランド生まれ。1968年にCANを結成し、ベーシストとして活動しました。ソロ活動も行ない、U.N.K.L.E、ブライアン・イーノ、デヴィッド・シルヴィアンといったミュージシャンたちと共作しました。1月に元バンドメンバーのヤキ・リーベツァイト、7月には妻が亡くなっていました。9月5日逝去。

CAN(左から2番目がホルガー・シューカイ)
CAN(左から2番目がホルガー・シューカイ)

ケイト・ミレット(著作家、82歳)

1934年、アメリカ生まれ。1970年の著書『性の政治学』でフェミニズム運動や性の解放運動に大きな影響を与えました。1961年から日本に移住し、早稲田大学で教鞭を執った経験も。9月6日逝去。

ハリー・ディーン・スタントン(俳優、91歳)

1926年、アメリカ生まれ。ヴィム・ヴェンダース監督『パリ、テキサス』で主演を務めたほか、『エイリアン』『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』など、1950年代から脇役として数々の作品に出演してきました。今年放送されたドラマ『ツイン・ピークス The Return』にも出演していました。9月15日逝去。

ハリー・ディーン・スタントン By charlie llewellin [CC BY-SA 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons
ハリー・ディーン・スタントン By charlie llewellin [CC BY-SA 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons

新井淳一(テキスタイルプランナー、85歳)

1932年、群馬生まれ。常識にとらわれない先鋭的な布作りで個性的な布を生み出し、三宅一生や川久保玲といったファッションデザイナーに素材を提供。国際的な評価を得ました。2013年には大規模な回顧展も開催されました。9月25日逝去。

ヒュー・ヘフナー(実業家、91歳)

1926年、アメリカ生まれ。『エスクァイア』誌などでライターを務めたのち、1953年に『PLAYBOY』を発刊。世界各地で現地版が発刊されるなど、大きな成功を収めました。プレイボーイマンションと呼ばれる邸宅で多数の女性と共に暮らし、自身もポップアイコンとして広く知られていました。9月27日逝去。

ヒュー・ヘフナー By Toglenn (Own work) [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0) or GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html)], via Wikimedia Commons
ヒュー・ヘフナー By Toglenn (Own work) [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0) or GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html)], via Wikimedia Commons

トム・ペティ(ミュージシャン、66歳)

1950年、アメリカ生まれ。1976年にTom Petty and The Heartbreakersの中心人物としてデビューし、1989年にソロデビュー。ハートランドロックの代表的なアーティストとして長年にわたって活躍しました。ボブ・ディランやジョージ・ハリスンらと共に覆面バンド「Traveling Wilburys」としても活動しました。10月2日逝去。

トム・ペティ By NightshooterCredit: Photo by Larry Philpot, www.soundstagephotography.com (Own work) [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons
トム・ペティ By NightshooterCredit: Photo by Larry Philpot, www.soundstagephotography.com (Own work) [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons

アンヌ・ヴィアゼムスキー(女優・作家、70歳)

1947年、ドイツ生まれ。1964年に女優としてデビューし、1967年にジャン=リュック・ゴダールの『中国女』で主演を務めました。同年ゴダールと結婚しましたが、1979年に離婚。代表作は『ウイークエンド』『テオレマ』など。著作に『少女』『彼女のひたむきな12カ月』などがあります。祖父はノーベル賞作家のフランソワ・モーリアック。10月5日逝去。

アンヌ・ヴィアゼムスキー By Gawain78 at the Italian Wikipedia project. [Public domain or Public domain], via Wikimedia Commons
アンヌ・ヴィアゼムスキー By Gawain78 at the Italian Wikipedia project. [Public domain or Public domain], via Wikimedia Commonss

ファッツ・ドミノ(ミュージシャン、89歳)

1928年、アメリカ生まれ。「ロックンロールの創始者の1人」と言われるピアニスト、シンガーで、The Beatlesのメンバーたちも敬愛していました。地元のニューオーリンズを拠点に活動し、ハリケーン「カトリーナ」の被害で一時行方不明になったことも。10月24日逝去。

ファッツ・ドミノ By Klaus Hiltscher [CC BY-SA 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons
ファッツ・ドミノ By Klaus Hiltscher [CC BY-SA 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons

遠藤賢司(ミュージシャン、70歳)

1947年、茨城生まれ。ボブ・ディランの音楽に触発され、明治学院大学進学後に音楽活動を開始。1960年代後半のフォークシーンで頭角をあらわし、1969年にデビュー。以降40年以上にわたって精力的な活動を行なっていました。愛称は「エンケン」。2015年から胃がんを患い、今年10月23日に入院。直前まで新曲のレコーディングに向けて体調を整えていたとのことです。10月25日逝去。

Lil Peep(ミュージシャン、21歳)

1996年、アメリカ生まれ。ラッパー。オルタナロックやエモなどの要素を取り入れた「Emo Trap」の中心的人物として期待されていました。死因はドラッグの過剰摂取によるもの。11月15日逝去。

Lil Peep First Access Entertainment Limited [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0) or GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html)], via Wikimedia Commons
Lil Peep First Access Entertainment Limited [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0) or GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html)], via Wikimedia Commons

鶴ひろみ(声優、57歳)

1960年、北海道生まれ。劇団ひまわりで子役として活動をはじめ、1978年に『ペリーヌ物語』で声優デビュー。声を担当した主なキャラクターは『ドラゴンボール』シリーズのブルマ、『それいけ!アンパンマン』のドキンちゃん、『きまぐれオレンジ☆ロード』の鮎川まどかなど。11月16日、乗用車内で意識不明の状態で見つかり、急逝。死因は大動脈解離。

マルコム・ヤング(ミュージシャン、64歳)

1953年、イギリス生まれ。AC/DCのリズムギタリストとして活動。弟であるリードギタリストのアンガス・ヤングと共にバンドサウンドを支えました。2014年から認知症によって音楽活動を休止していました。11月18日逝去。

キム・ジョンヒョン(ミュージシャン、27歳)

1990年、韓国生まれ。SHINeeのメンバーとして2008年から活動。メインボーカルを務め、ソロアーティストとしても活躍していました。12月18日、ソウル市内のホテルで倒れているところを発見され、死亡が確認されました。



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