謎だらけの「さよならポニーテール」 その真相に迫る

謎だらけの「さよならポニーテール」 その真相に迫る

中に人などいない
2011年6月15日のツイートより
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さて、そんなさよポニワールドの住人たちはどんな人物で、どんな世界に住んでいるのか。実はそれが、イマイチよく分かっていない。何せこれまでは、MySpaceやtwitter上で提示される画像やつぶやきだけしか彼女たちのことを知る術もなく、それも断片的な情報ばかりだったのだ。

そういうわけでさよポニって、どこかの誰かが1人で作り上げているのか、それとも前項で紹介した登場人物たちは本当に実在していて、場合によっては現実世界にその身をさらすつもりがあるのか、そんなことすら分かっていないのが実情である。この「謎」こそが、こちら側の興味をくすぐる要因になっているのは事実で、異様に高い作品のクオリティーと、作り込まれたさよポニワールドの魅力も相まって、その存在が気になって仕方がない。別段プロモーションを行ったわけでもないのにさよポニの噂が広がったのは、この「気になる」という瞬間的な欲求が、twitterを中心とした「口コミ」で拡散・増殖していったからだろう。

気になっているばかりでは埒があかないため、さよポニを発見してすぐ、CINRAが毎月開催している無料イベントに出演してもらえるよう連絡をしてみたことがある。それが昨年11月のことなので、さよポニがMySpaceに登場してから3ヶ月目のこと。まだライブをやっていない彼女たちは、現実世界でライブをやるつもりがあるのか? そのやり取りが、以下のツイートだ。

謎だらけの「さよならポニーテール」 その真相に迫る
2010年11月15日(月) 17:03
【ほぼポニ】第2話〈1〉CINRAっていう サイトからライブオファーがきたんだけど・・・
謎だらけの「さよならポニーテール」 その真相に迫る
2010年11月17日(水) 16:25
【ほぼポニ】第2話〈2〉どうしよう〜。

いきなり晒されてビックリしたけど、ちゃんと検討してくれている様子。でも、その後見事にお断りされた…(結構バッサリと)
謎だらけの「さよならポニーテール」 その真相に迫る
2010年11月19日(金) 21:15
【ほぼポニ】第2話〈3〉ライブだめって 言ったら、お話を聞かせていただけませんか?って。。これって取材っ てこと?なのかなあ。。
謎だらけの「さよならポニーテール」 その真相に迫る
2010年11月21日(日) 09:38
ほぼポニ】第2話〈4〉水着とかだったら どうしよー
残念ながらライブは断られてしまったが、交渉の末、取材は受けてくれるという(残念ながら水着の撮影はできなかった!)。そして後日CINRA.NETにアップしたそのインタビュー記事が、思いもよらないほど大きな反響を呼んだのだった。
取材に応じてくれたのは、みぃな、ゆりたん、そしてクロネコの3名。その取材が、いつどこで(どの世界で)、どのように行われたのかは伏せておくとして、みぃなが「著名な人はひとりもいないし、今はほんとに自主制作みたいな感じですね。曲をマイスペースにUPするまでは、こんなに沢山の人が聴いてくれるなんて全然思ってなかったし」と語り、神さま・ゆりたんが「他のメンバーも含めて、みんな個々で音楽やってるけど著名な人ではないですよ。設定がイラストなのは、その方が曲のコンセプトや世界観が伝わりやすいっていうだけで」と語るように、それぞれのキャラクターに実在の人物が存在していることは判明した。

なおこのインタビュー、さよポニが出現して間もない時期だったこともあってみぃなが現実世界に登場する貴重な機会になった。その後のさよポニは基本的に「あちら側(さよポニワールド)」の世界に留まり、twitterを使っているゆりたんとクロネコだけが「こちら側」に表出するというスタンスを守っている。

その後みぃなたちが「こちら側」へ登場したのは、今年4月にさよポニが1stアルバム『モミュの木の向こう側』をリリースしたタイミングで掲載された、音楽サイト『ナタリー』とHMVの記事だ。

ナタリー - [Power Push] さよならポニーテール
さよポニが1日HMV店員に!?

この中でも3人はインタビューに答えるわけではなく、あくまでも漫画の中で「こちら側」と接触をするに留まっている。


※『魔法のメロディ』収録音源とは別バージョン
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