危機感が磨いた自分らしさ ticklesインタビュー

鎌田裕樹による一人電子音楽団=ticklesが、新作『old note & afterward』を発表する。ソロプロジェクトとしては初めての作品となった前作『on an endless railway track』は、ピアノやギターのみにとどまらない様々な楽器や非楽器が使われ、そこに電子音が絡み合う、まさに「楽団」という言葉がぴったりの華やかな作風が持ち味だったが、『old note & afterward』ではそこから一転、シンプルかつミニマルな楽曲が中心の、穏やかな(それでいて、芯の強さを感じさせる)作風へと変化している。果たして、この変化の背景には何があったのか? 取材に臨むにあたって、鎌田に訊きたいのはまさにこの一点だった。

実際に鎌田が何を想って本作を作ったのかはインタビューを読んでもらえればわかると思うが、僕が取材後に思ったのは、ticklesが楽団であることに変わりはなく、ただその意味が変わったのだということだ。これまでの鎌田はMUMやGODSPEED YOU! BLACK EMPERORといった、かつて自分が憧れた大所帯バンドの姿を追いかけ、楽団であろうとしてきた。しかし、気づけば彼の周りには、家族であり、レーベルのスタッフであり、リスナーでありといった、大切な存在が集まってきていた。それはいわば、人生という名の旅を共にする楽団であり、そこで重要なのは、何より彼が彼らしくいることだったのだ。『old note & afterward』という作品は、そんな人生の一場面を切り取った、高純度の作品なのである。

「自分がいつまでもこれを続けられるかわからない」っていう危機感を今回は感じてたんです。

―『old note & afterward』は前作から1年3か月ぶりの新作で、これまでで最も短いスパンでのリリースになりますよね。前作のインタビューで、「やりたかったことを取り戻せた」とおっしゃっていたのをすごく覚えているのですが、リリース以降も高い創作意欲が続いた結果、速いテンポのリリースになったのでしょうか?

鎌田:前作を出した後に、「すぐ次を出さなきゃいけない」と思って、ホントは1月ぐらいに出したかったんです。以前は三人で活動していて、一人でやった最初の作品が前作なのですが、振り返ってみると、三人でやってたticklesをすごく意識してたなって。だから次はticklesというよりも、僕自身の作品を作らなきゃいけないって思ったんです。

―確かに、楽団的なイメージの強かった前作と比べると、今回はシンプルかつミニマルで、「一人感」の強い作品になっていますよね。

鎌田:「僕はただ僕の中のものを表現してるだけ」っていうのを今回出したかったというか。聴いてくれた人が「美しい景色が見える」とか「おとぎ話のようだ」とか、いろんな風に捉えてくれるのはいいんですけど、例えば、「海の近くに住んでるから、海にインスピレーションを受けて作ってる」というわけではなくて、ただ自分をぶつけただけなんですよね。

―鎌田さんのバックグラウンドにはDJの経験があって、自分が聴きたいもの、聴かせたいものを作るんだっていうのが基本にあるわけですもんね。

鎌田裕樹(tickles)
鎌田裕樹(tickles)

鎌田:前回久しぶりにアルバムを作ったときに、「やっぱり楽しいな」っていうのを取り戻せたし、今回も楽しかったんですけど、「自分がいつまでもこれを続けられるかわからない」っていう危機感もあったんです。ただ音楽を作るだけならいくらでも続けられるし、仕事の合間でちょっとずつ作って、曲がたまったらアルバムをリリースするとか、そういうのはできると思うんですけど、今のペースやテンションのまま、音楽のことだけを考える時間を自分の人生の中で確保できるのって、いつまで続くかわからないなって。


―確かに、人生には何が起きるかわからないですからね。その危機感が芽生えたのは、何か理由があったのでしょうか?

鎌田:結婚したことは大きいかもしれないです。誰かに迷惑をかけてまでやろうとは思ってなくて、自立した状態で、きっちり自分で続けたい。そうやって続けていくことが今の目標というか。

―でも、その「危機感」は全然ネガティブなことじゃないですよね。

鎌田:ポジティブに結婚しましたしね(笑)。結婚によって何かが具体的に変わったわけではないし、音楽に対する愛は変わってないんですけど、一人でやるのと家族がいるのではやっぱり違うし、何が大切かということをもう少し深く考えた結果、ちょっと自分が揺れたんだと思うんですよね。だからこそ、今回のアルバムではちゃんと自分を出しておかなきゃって思ったんです。

―『old note & afterward』は、音が削ぎ落とされた分、そこに込められた高い熱量が感じられる作品だと思って。前作は鎌田さんご自身もおっしゃっていたように、MUMやGODSPEED YOU! BLACK EMPERORみたいな、大所帯バンドに通じる雰囲気がありましたけど、今回の作品で僕が連想したのは、砂原良徳さんとかレイハラカミさん、あと今年出た作品だと、カール・ハイドのソロみたいな、やっぱり「一人感」のある作品で。音数を絞った分、その音の精度を上げて、自分の世界を構築している、そういう強さを感じました。

鎌田:ありがとうございます。カール・ハイドはYouTubeで映像があがってる曲しか聴いてないんですけど、やっぱり「ハイセンスだな、この人」って思いましたね。

―でも、さっきもおっしゃっていたように、今回のアルバムは外からの影響を受けて作ったわけではなく、自分の中から出てくるもので作ったわけですよね?

鎌田:そうですね。聴いてる音楽は昔と変わってなくて、悪く言うと進歩してないのかもしれないですけど(笑)。音楽をものすごく掘り下げる時期ってあるじゃないですか? それによってしばらく自分を満足させられるライブラリーができると、新しいものを聴きたければ、自分が作ればいいやって感じになるんですよね。

この作品を暗いとは思ってなくて、無理に明るくないっていうか。わざわざ明るくする必要はないと思っていて。

―だとすると、今回のアルバムが持つムードっていうのは、ホントに鎌田さんそのものだということですよね。表面的には穏やかだけど、芯には強いものを持っているというか。

鎌田:どうなんでしょうね……芯は弱いと思いますけどね。すぐ荒井さん(所属レーベル担当)に甘えたり、八つ当たりしたりするので(笑)。まあ、せっかくやるんだから、自分のやりたいことをやらないとって思いますし、そういう意味では頑固かもしれないですね。ちなみに、最初に奥さんに聴かせたときは、「暗い」って言われました(笑)。

―(笑)。それは普段の鎌田さんのイメージよりも暗いということでしょうか?

鎌田:自分では明るいか暗いかわからないなあ……でも滲み出ちゃってるのかな。まあ、自分としてはこの作品を暗いとは思ってなくて、無理に明るくないっていうか。たぶん自分自身もそうなんです。わざわざ明るくする必要はないと思っていて。

―そう考えると、「これは果たしてticklesなのか?」という素朴な疑問が湧いたりして、もちろん「鎌田さん=tickles」なわけですけど、ticklesという名前を使わずに、鎌田さんのソロアルバムとして出すっていう手もあったんじゃないかなって。

鎌田裕樹(tickles)

鎌田:それもありですよね。でも、tickles以外の名義でやるとしたら、もっと全然違うやりたいこともあるし、今回は使ってる機材や楽器もこれまでのticklesと近いから、やっぱりticklesなんだと思います。「こうじゃなきゃいけない」も「こうじゃなくてもいい」も、結局は僕が決めることなので、今回は「必ずしも今までの形じゃなくてもいいだろう」っていう気持ちで、tickles名義で出しました。


―確かに、決して180度変わった作品というわけではないですもんね。

鎌田:逆に、ticklesでやってる楽団みたいなことを、バンドでやり出すかもしれないですしね。でも、バンドを組むならよく知ってる人と組みたいんですけど、だんだん仲間が音楽をやめてっちゃってるんですよ。

―そうやって、周りの人が少しずつ音楽から離れて行く、その寂しさみたいなものも作品の背景にはあったりするんでしょうか?

鎌田:どうですかね……ticklesからメンバーが抜けたときは寂しかったですけど、みんな音楽を嫌いになったというよりも、他にやりたいことができたり、やるべきことができたからやめていくわけで、それはすごくポジティブなことだと思うんです。音楽に縛られる必要は全然ないと思うから。

―前作の発表以降はコンスタントにライブをやられていましたよね? そこからのフィードバックは何かありましたか?

鎌田:やっぱり、ライブで何回かやると曲がしっくりきていろいろ気づくので、そういうフィードバックはいっぱいありますね。

―オーディエンスのリアクションとか、自分の中での手応えっていうことですか?

鎌田:どちらかと言うと、リアクションというよりは自分の中の手応えですね。例えばライブ中に聴こえてくる音の中で、「これ気に入らない」と思ったりすると、帰ってその部分をもう1回聴いてみて、曲を変えたりします。

―あくまで基準は自分ということでしょうか?

鎌田:人に聞き出すと、必ず賛否両論あるので、「誰の意見を取り入れたらいいんだ?」って話になっちゃうじゃないですか? 荒井さんの意見は取り入れてるつもりなんですけど……。

―客観的な目線は必要だと。

鎌田:そうですね、助けてもらってます。ただ、全部鵜呑みにするわけではないですね。例えば、荒井さんよりもっとプロデューサー気質の人がいたとして、「もっとこうしろ、ああしろ」っていうようなレーベルもあると思うんです。ただ、そういうことをやりたいんだったら、もっと前にそういう道を選んでると思うんですよね。もちろん、tickles以外で音楽を作る仕事もしていますから、そっちはオーダーに沿えるように全力を尽くすんですけど、ticklesに関しては絵を描いてるのと同じなんですよね。

―というと?

鎌田:完成させた状態を見せて、「ここをもっとこうしろ」って言われて、上から塗り足してよくなるのかっていう。それだったら、イチから描き直すし、そもそも最初から「こういう絵を描け」って言われた方がいいですよね。

―もちろん、ticklesが鎌田さんの音楽活動の中心ではあると思うんですけど、ある意味では、いろんなアウトプットがある中での1つとも言えるのでしょうか?

鎌田:そうですね。ただ、長く続けてるので、ものすごく自分に近い存在だし、特に大切にしてます。アウトプットとインプットは同じだと思っていて、例えば、お酒の席で友達に言いたいこと言うのもアウトプットだし、それは同時にインプットにもなるじゃないですか? ticklesもリリースした後に自分で振り返って聴いてみると、発見があるんです。

―出してからも結構聴くんですか?

鎌田:聴きますよ。ただ、昔は「こうすればよかった」ってすごく思ってたんですけど、今はそれだったら次の作品を作ればいいと思うようになりました。自分が好きで作ってるアルバムだから、聴いててやっぱり好きだし、きっと僕が一番聴いてて、そういう意味でも、アウトプットとインプットは同じだと思うんです。

―作品を出した後はもう次の作品に向かうから、全く聴き返さないっていう人も多いですけど、自分で聴き返せるっていうのはいいですね。

鎌田:もしかしたら、昔はカッコつけて「聴かない」って言ってたかもしれないです(笑)。

―音だけじゃなく、発言でも自分をそのまま出せるようになってきたと(笑)。

鎌田:はい、よく聴いてます(笑)。

滑稽で、ちょっと切れちゃってて、突き抜けてるやつって、そこまで行くと知性を感じるんですよね。そういうものにはずっと憧れてます。

―前作に比べると音数が少ないとはいえ、やっぱり今回もいろんな楽器や音色が入ってますが、何か変わったことをして音を出してたりしますか?

鎌田:アップライトのピアノのふたを開けて、その中で録音したりしてます。中で叩いたりすると、ピアノの弦がちょっと反響して、共鳴する音がリバーブ感として残ったり、あとは最後の曲のボーカルで拡声器を使ったり。ギターを叩くのは結構やってて、あとはスライドみたいな感じでライターを使ったりとか。

―そういうのって、パッと思いつくんですか?

鎌田:普段から音を録ってるんです。アラジンの石油ストーブの上にやかんを置いて、その沸騰した音や、鉄の部分に水を落としてジュッとなる音を使ったりもします。あとステレオマイクを窓と障子の間に立てて、障子をピシャッと閉める音とか、ドラム缶を転がしたときの音とか、そういうのも入ってます。

―面白いですねえ。今回は“number”に唯一ボーカルが入っていますが、この曲は最初からボーカルを入れる曲として作っていたのですか?

鎌田:いや、最初は入れるつもりじゃなかったんですけど、繰り返し聴いてるうちに、何となくメロディーを口ずさんでいて、iPhoneのメモに書いておいた詞にしっくりきそうなのがあったので、それで入れたんです。最初はボーカル曲をいっぱい入れようと思ってたんですよ。周りから「歌もの多くした方がいいんじゃない?」って言われて。

―インストミュージシャンの次の一手として、ボーカルを入れるっていうのは可能性を広げることではありますよね。

鎌田:でも、なんか嫌になってきちゃって(笑)。でも、ボーカルの部分も録り貯めてるので、そのうちボーカルだけのアルバムも出せればいいなって思ってます。

―でも、よくあるのはゲストボーカルを入れるっていうパターンで、ご自身が歌うのはわりと珍しいですよね。

鎌田:やるんだったら、自分が歌いたいんですよね。なんか……「イメージが伝わらないまま出しちゃったんだな」っていうものが多いような気がして。

―ああ、わからなくはないです。

鎌田:その人の作品自体はよくて、ゲストの人が好きな声だったとしても、実際とことんまでやるのって難しいじゃないですか? それができない場合、僕はやらない方がいいと思うんですよ。後から乗っけた感が出ちゃうっていうか。ただ、全部自分で歌って必ずしもいいものができるかというとそうでもないと思うので、予算があれば、ゲストボーカルでとことんやってみたいですけど(笑)。

―『old note & afterward』というタイトルに関しては、先に“old note”ができて、そこから取ったわけですか?

鎌田:そうですね。“old note”を作ってるときが、一番興奮してたんです。「自分がやりたかったのはこれだ!」って思って、テンションが高いままアルバムタイトルも決めました。なんとなく「古いノートとこれから」みたいなイメージのタイトルにしたかったんだと思います。

―今日のお話を聞くと、「old note」っていうのがこれまでのticklesで、今回自分を見つめ直して、そこから新しい一歩を踏み出したという意味で「afterward」っていうことなのかなって。

鎌田:そうですね。たぶん、そういう気持ちも入ってると思います。「ticklesの」というより、自分自身の一歩かもしれないですけどね。集大成とまでは言わないですけど、とにかく今の自分すべてをつっこみたかったんです。物質的なものでも、時間でもなくて、自分の中にあるものを遠慮なく表現したかったというか、今まで生きてきた自分の全部を出して、これからのことはこれを出してから考えようと思ってたんですよね。

―アートワークにもそういった考えが反映されているのでしょうか?

鎌田:奥さんが写真をいっぱい撮ってるので、その中からこれを使わせてもらいました。ホントは縦で撮ったものを横にして使ってるんです。

tickles『old note & afterward』ジャケット
tickles『old note & afterward』ジャケット

※CINRA.STOREでは『old note & afterward』のジャケット写真を用いたiPhoneケースを販売中

―蝶っていうモチーフ自体に特別意味があるわけではないのでしょうか?

鎌田:特になかったんですけど、開いてみるとだんだん飛んでいくようなイメージにもなるし、対比みたいにもなってるから、『old note & afterward』っていうタイトルにも合ってるなって。あとは色がすごく気に入ってるんですよね。フィルムで撮った写真をそのまま使っていて、何にも加工していないんですけど。

―ただ明るいだけじゃないし、ただ暗いだけでもない。そこもticklesらしさかなって。優れたバランス感覚が感じ取れるというか。

鎌田裕樹(tickles)

鎌田:自然とそうなってるんだと思うんですけど、そこが自分で気に入らない部分でもあって。グチャグチャになった方がいいときもあるというか、滑稽であれば滑稽であるほどいいと思うんですね。滑稽じゃないものって、最終的に魅力的じゃないというか、物でも人でも、滑稽で、ちょっと切れちゃってて、突き抜けてるやつって、そこまで行くと知性を感じるんですよね。そういうものにはずっと憧れてます。その点、今回は楽曲に関して帳尻を合わせるようなことをしたつもりは一切なくて、やりたいことをきっちり自分で表現できたと思ってるんです。

イベント情報
『tickles「old note & afterward」Release Tour』

『tickles「old note & afterward」Release Tour in Fujisawa』
2013年8月18日(日)OPEN/START 18:00
会場:神奈川県 江ノ島 OPPA-LA
出演:
tickles
Pepe California
DJ:
SAGARAXX
ABESTREEM
料金:2,000円

『tickles「old note & afterward」Release Tour in Kichijouji ティックルズのキチムでライブ 第2回「夏の終わりに」編』
2013年8月31日(土) 開場 19:00 / 開演 19:30
会場:東京都 吉祥寺 キチム
出演:
tickles
detune.
料金:前売 2,000円 / 当日 2,500円(共にドリンク別)

『Liquid note records × MOTION± presents no.9 & tickles W Release Party』
2013年9月7日(土)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:大阪府 心斎橋 Music Club JANUS
出演:
tickles
no.9 orchestra
料金:前売2,800円 当日3,300円(共にドリンク別)

『club solanin vol.19 presents tickles「old note & afterward」& moshimoss「endless endings」 Wリリース・ライヴ in 名古屋』
2013年9月8日(日) OPEN / START 17:00
会場:愛知県 名古屋 spazio-rita
出演:
tickles
moshimoss
miaou
グッピー研究生
DJ:
I-NiO
sad hyena
VJ:kumakenshiro
料金:前売2,500円 当日3,000円(共にドリンク別)

『tickles「old note & afterward」Release Tour in Hiroshima』
2013年9月21日(土)
会場:広島県 音楽喫茶 ヲルガン座
出演:
tickles
and more
※詳細は後日発表

『tickles「old note & afterward」Release Tour in Himeji』
2013年9月23日(月・祝)OPEN 17:30 / START 18:00
会場:兵庫県 姫路 ハルモニア
出演:
tickles
[.que]
VJ:Kaoru Nishigaki
土井玄臣
料金:前売2,000円 当日2,500円(共にドリンク別)

『I am Robot and Proud「touch/tone」Japan Tour 2013』
2013年9月24日(火)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:京都府 京都 METRO
出演:
I am Robot and Proud(Band Set)
tickles
neue nahel
料金:前売3,000円 当日3,500円(共にドリンク別)

『tickles「old note & afterward」Release Tour in Kanazawa』
2013年10月6日(日)OPEN 19:00 / START 19:30
会場:石川県 金沢 puddle/social
出演:
tickles
Ametsub
NETWORKS
料金:前売2,500円 当日3,000円

『tickles「old note & afterward」 Release Tour Tokyo Final』
2013年10月18日(金)
会場:東京都 青山 CAY
出演:tickles and Special Guests
料金:前売3,000円 当日3,500円(共にドリンク別)

プロフィール
tickles(てぃっくるず)

湘南在住のアーティスト、鎌田裕樹による電子音楽団tickles(ティックルズ)。エレクトロニクスと生楽器を絶妙なバランスで調和させ、力強さと繊細さを自然体で同居させる。2006年発売の1stアルバム『a cinema for ears』リリース後から続けてきたバルセロナやローマ、韓国などを巡ったライブ・ツアーでは、人力の生演奏を取り入れたスリリングでドラマチックなライ ブ・パフォーマンスで大きな賞賛を得た。2ndアルバム『today the sky is blue and has a spectacular view』(2008年)は自身のレーベル<madagascar(マダガスカル)>よりリリースされ、2011年、<MOTION±>と契約。ピアノ、シンセサイザー、フェンダー・ローズ、ピアニカ、オルガン、鉄琴、オルゴール、ギター、ベースなど、様々な楽器を駆使しながら感情的なメロディーと心地良いリズムを生み出していくスタイルに更なる磨きをかけ、3rdアルバム『on an endless railway track』を2012年4月にリリース。今年7月には4枚目となるニュー・アルバム『old note & afterward』をリリースする。



フィードバック 0

新たな発見や感動を得ることはできましたか?

  • HOME
  • Music
  • 危機感が磨いた自分らしさ ticklesインタビュー

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて