Superflyが語る、生き方の変化。愛の感じ方や自分を労わること

昨年デビュー10周年を迎えたSuperflyが、6月6日、23枚目となるシングル『Bloom』をリリースした。表題曲は、作詞をいしわたり淳治、作曲を蔦谷好位置が担当し、昨年11月のデビュー10周年記念ライブ『Superfly 10th Anniversary Premium LIVE "Bloom"』にて初披露されたもの。愛を「花の種」にたとえ、大切に育み咲かせることの喜びを、雄大なオーケストラアレンジに乗せて高らかに歌うラブソングである。続く“Fall”は一転、TBS系ドラマ『あなたには帰る家がある』の主題歌として書き下ろされた、スリリングで疾走感あふれる4ビートのジャズナンバー。「魔が差す」をテーマに越智志帆が綴った妖しくも艶やかな歌詞は、Superflyとしての新境地ともいえるものだ。

思えば2015年のアルバム『WHITE』は様々な作家を起用し、Superflyのパブリックイメージに真っ向から挑んだ意欲作だった。あれから3年、休養を経て生み出された、振り切れまくった2つの新曲には、もはや「なにを歌ってもSuperflyになる」という自信がみなぎっている。

トレードマークだったロングヘアーをバッサリと切り、ベリーショートで颯爽と現れた志帆。本作についてはもちろん、志帆の生き方の変化や、Superflyのこれからについてなど、じっくりと訊いた。

以前は、「愛」ってもっと壮大なものだと思っていました。

—新曲“Bloom”は、Superflyデビュー10周年を記念して制作された楽曲だそうですね。

志帆:はい。楽曲そのものは2年くらい前にあったんですけど、当時はシングルとして出す予定がなかったんです。ただ、なぜかずっと気になっていたんですよね。お休みをしていた時期も、この曲が頭の中でリフレインしていて。きっと、シンプルで優しい曲だったからでしょうね。鼻歌で口ずさんだりして、自分がそれに癒されていたんだと思います。

だからきっと、他の人の気持ちにも優しく寄り添ってくれるんじゃないかなって。それで、シンプルなバンドアレンジだったものを、オーケストラアレンジに変えてレコーディングすることにしました。

—歌詞はいしわたり淳治さんですが、この曲のイメージについてどういう話をしましたか?

志帆:今からちょうど10年前に“愛をこめて花束を”(作詞:越智志帆・多保孝一・いしわたり淳治)をリリースしたんですけど、あの曲から10年のときを経て、精神的にも少し大人になったり、いろいろ価値観が変わったりもしたので、その10年の成長を描けたらいいなと思いました。ここに書かれている歌詞は実体験でもなんでもないんですけど、「愛」の歌にはしたいと思っていましたね。

—この10年間で、志帆さんの「愛」に対する気持ちはどんなふうに変わりました?

志帆:以前は、「愛」ってもっと壮大なものだと思っていました。でも最近は、「なんて素朴で身近なものなんだろう」と感じるようになりましたね。「わりとすぐそばにあるものなのかな?」って。それは恋愛だけじゃなくて、家族や友達に対してもそう。愛って、いろんな意味があると思うんです。

最近、食べ物にも愛を感じるんですよ。私、毎日土鍋でご飯を炊くんですね。できあいのものも美味しいけど、こういうなんてことのないご飯を「美味しい」って思えるのは、愛情を食べているからなんだなと思うようになって。土鍋でご飯を炊いて、水分量を間違えると焦げちゃうんだけど、そのお焦げも可愛いって思える(笑)。

—なるほど、わかるような気がします(笑)。

志帆:そういえば、一時期よく友人にご飯を作っていて。その人が「志帆ちゃんの作ってくれるご飯、好き」って言ってくれたから、「なにが美味しかった?」って訊いたら、「目玉焼き」って言われたんです。……結構、手の込んだ料理を他にもいろいろ作ったんだけどなって、一瞬思ったんですけど(笑)、「あの目玉焼きは真似できないんだよね」って。なんか、それが嬉しくて。そのことを、今日土鍋で炊いたご飯で作ったおむすびを食べながら思い出していたんですよね。

Superfly
Superfly

—そういう「愛」を捉える感覚や対象が変わったのって、お休みを経たからというのもありますか?

志帆:それもあると思います。それまでは歌うためのコンディションを整える目的で、食べ物や飲み物を摂取していたところもあったんですけど、そうではなくて、休んでいるあいだは本当に自分が欲するもの、「美味しいな」って思うものを食べていたんです。

そうしたら、食べ物を「美味しい」って、心から思えるようになって。「30年間、一体なにを食べてたんだ?」って思いますけど(笑)、美味しいご飯を体に取り入れていると、物事の感じ方もいろいろ変わってくるんですよね。

—音楽に対する向き合い方、歌い方などにも変化はありました?

志帆:プロのアーティストとしてやっている以上、結果を出していかなきゃいけない責任の伴う立場ですし、そのことを自ら進んで課していたところがあるんですよね。「もっと上にいかなきゃ!」とも思っていたし、人が喜んでくれることが嬉しくて、気がついたら自分のことを忘れて突っ走っていたようなところもあって。

でも、「それって果たして、自分自身は本当に喜んでいるのかな?」と思うと、たまに自信がなくなることもあったんです。今は、心の奥底からちゃんと自分が喜んでいると思えるものを作りたいなと思うようになりました。自分のことを忘れてしまうほど頑張ったり、自分を無視したりするのはやめようって。

Superfly

私、小さい頃から、過剰に人に気を遣うことが多かったんです。

—そういった心境の変化も踏まえて、今作『Bloom』にライブ音源や映像も収録されている復帰第1弾ライブ『Superfly 10th Anniversary Premium LIVE "Bloom"』は、どうでしたか?

志帆:スッキリしましたね。なんていうか、自分の家に人を招いたような気持ちで歌えました。今までは、会場を借りてそこにみんなを招待するという感じだったんですけど、会場が我が家そのものみたいに思えたというか。人を招き入れるんだけど、過剰に気を遣うこともなく、「私、楽しいけど、みんなはどう?」みたいな。休んでいる期間、人との関わり方も随分変わったので、そういうことがステージに立ったときにも影響しているのかもしれないです。

『Superfly 10th Anniversary Premium LIVE “Bloom”』の様子

『Superfly 10th Anniversary Premium LIVE "Bloom"』の様子

—人との関わり方は、どんなふうに変わったのですか?

志帆:私、小さい頃から人の考えていることが読めちゃうようなところがあって、過剰に人に気を遣うことが多かったんです。最近そういうのが「面倒臭いな」って思えるようになって(笑)。だって、人が考えていることなんて結局のところよくわからないじゃないですか。だったら「わからない」ということを前提にして過ごすほうが楽だなって。

「人に気を遣う」というのは、人のことを考えているからのはずなのに、それで辛くなるってなんだろう? って思ったんですよね。そこは、味覚に教えてもらったところがあるかもしれない。ご飯の話ばかりで恐縮なんですけど(笑)。

—いえ、ぜひ聞きたいです。

志帆:「美味しい」という感覚は、人それぞれじゃないですか。辛いのが好きな人もいれば、しょっぱいものが好きな人もいる。その加減にも好みがあって、「美味しさの基準」なんて、そもそもないですよね。究極、わからないから、「人が美味しいと思うものを作ろう」って考えるのは、なかなか大変なことだと思うんです。

—確かにそうですね。

志帆:だとしたら、自分が「美味しい」って思うことが一番なんじゃないかって。そう考えるようになったのが、結構、いろんなことに繋がった気がしますね。音楽を作るときも、人が「いい」って言ってくれることを基準にするのではなくて、まず自分が「いい」と思えるかどうかを基準にする。自分を満足させてあげるのが一番で、それが伝わるかどうか、他の人が「いい」って思うかどうかは、あまり気にしないようになりました。

人って、誰でも魔が差すときがあるじゃないですか。自分が自分じゃなくなってしまう、みたいな。

—以前のインタビューを読むと、2015年リリースのアルバム『WHITE』を制作していたときは、歌詞が思うように書けなくて、様々な作家を迎えることでSuperflyの可能性が広がったと同時に、最後に“Beautiful”ができて自信を取り戻したと話していました。

志帆:はい。

—今はいかがですか? なにかテーマを与えられたり縛りがあったりしたほうが、着想も湧きやすい?

志帆:以前はそれが苦手だったんですよ。「なにかしら自分の意思を入れなければいけない」とか、「今までと違うものを作らなきゃダメだ」とか、そういうこだわりがあったので。でも今は、ヒントがあったほうが書きやすい。自由度が高過ぎると、的が絞りづらかったりしますもんね。ある程度の「縛り」に対して、自分にはどういう切り口があるのか? ということを、楽しめるようになってきました。

—シングル『Bloom』の2曲目“Fall”は、まさにそんな感じで作ったのではないかなと思いました。金曜ドラマ『あなたには帰る家がある』(TBS系列)の主題歌としての書き下ろしですし、しかも「愛」を歌った“Bloom”とは真逆のテーマで。

志帆:そうなんですよ。“Bloom”では天国のような世界観を表現できたので、次は地獄へ行こうかなと(笑)。

—どんなふうに作っていきましたか?

志帆:まずは音楽のスタイルを決めようと思って。ドラマのスタッフさんたちから「テンポの速い曲がほしいんです」と言われたのですが、8ビートでガシガシ進んでいくよりは、4ビートジャズのほうがドラマの世界観に合うんじゃないかなと思って。

—参考にした音楽などはありますか?

志帆:実は、休んでいるときは以前ほど音楽を聴いていなかったんです。でも、インストゥルメンタルのジャズはよく聴いていたんですね。それまではジャズに興味がなかったんですけど、セロニアス・モンク(1917年生まれ、アメリカのジャズピアニスト)をずっと聴いていました。真剣に聴き込むというよりは、朝起きたらピッて再生ボタンを押して、ずっと部屋で流してる、みたいな。

そんな話をサウンドプロデューサーの蔦谷好位置さんにしたら、“Fall”にはジャズっぽい複雑なコードを付けてくれました。私が作ったときは、もっとシンプルなコードだったんですけど。

—アレンジも、まるでジェットコースターに乗っているような、息をもつかせぬ展開ですよね。しかもレコーディングには、SOIL&"PIMP"SESSIONSのリズム隊が参加しています。

志帆:レコーディングもすごかったんですよ。「一発録りの勢いを、そのまま封じ込めたほうがいいから」ということで、2、3時間ぶっ通しで何度も何度も演奏してくれて。なんだかアクロバットでも観ているような気持ちになっていきました。キメやブレイクが出てくるたびに「おおー、すごい!」って(笑)。別室で聴いているだけで、汗が出てきましたね。

—歌詞も、ドキッとするような言葉が満載です。<今宵 お邪魔をいたします>という歌い出しもインパクトありますよね。

志帆:ふふふ(笑)。ドラマのコンセプトから、「魔が差す」「毒が回る」「誰の日常にも潜む落とし穴」といったキーワードをもらっていたので、そこからイメージを膨らませながら、妖艶な言葉を散りばめていきました。特に広げたいと思ったのは「魔が差す」というワード。実は、この歌詞は一種のファンタジーで、主人公は「魔を差す側」なんですよ。「魔」というくらいですから、悪魔のような存在。

人って、誰でも魔が差すときがあるじゃないですか。自分が自分じゃなくなってしまって、「変なことやっちゃったな」みたいな。それは、「魔」がその人のなかに憑依して、悪さをさせているんじゃないかなと思うんですよね。だから<今宵 お邪魔をいたします>なんです。

Superfly

—なるほど。「魔」があなたにお邪魔します、と。志帆さんは、魔が差すほうですか?

志帆:差しまくりですよ(笑)。ハートが弱いものだから、結構グラグラしがちなんですよね。気持ちに余裕があるときはシャキッとしていられるんですけど、ちょっと心が弱っているときに、躓いちゃったりしますよね。

—わかります。心が弱っているときの判断って、ロクな結果にならないですよね。

志帆:そうそう! ついついなにかにしがみつこうとしたり、逆に抗おうとして変な方向へ行ってしまったり(笑)。以前はそんな自分が許せなかったんですけど、そういうときは「弱っているんだな、よしよし労わってあげよう」って最近は思えるようになりましたね。

—ちなみに志帆さんは、“Bloom”と“Fall”、どちらの世界観に共感しますか?

志帆:うーん、どっちだろう(笑)。“Bloom”のほうが平和ですよね。平和がいいなって思いますけど、波乱万丈のほうが人生は面白いかもしれない。ずっとは嫌だけど、ちょっとのあいだだけなら波乱万丈もありかも。疲れますけど、そのあとに平和がやってくればいいかな。

今まではルールや習慣に依存していたのかもしれない。そういう気持ちから自由になれたと思います。

—そしてなにより、志帆さんのボーカルもものすごくパワフルで、休養明けとは思えないくらいです。

志帆:こんなに早くシャウトするとは思っていなかったんですけど、「もっと激しく歌ったほうがいいな」とイメージしていたら、重ねていくうちにどんどん激しくなっていきましたね。メロディーも、しゃがれ声が出やすいように変えていったり、言葉も変えていったり。そうやって、変化させる余地のある曲だったんです。

Superfly

—インタビューの最初、“愛をこめて花束を”から10年とおっしゃいました。昨年デビュー10周年を迎え、休養を経て今後の志帆さんの生き方は、どんなふうに変わっていくと思いますか?

志帆:自分の軸をしっかりさせた状態で取り組みたいなって思います。それは仕事だけではなくて、日々の生活もそう。自分はせっかちなのか、のんびり屋さんなのか……自分の特性をちゃんと理解して、自分のペースを把握した上で、いろんなことをやっていくべきだなって。

さっきも言ったように、私、すぐ人に合わせちゃうんですよ。「今、盛り上がったほうがいいのかな? よし、盛り上がろう!」みたいな。その場の雰囲気に飲まれやすい。それを欠点として捉えるのではなくて、特技として活かせるように、ちゃんと自分のペースを守ってあげたいですね。守りつつ働けたらいいなって思います。

—自分のペースを守るって、難しいけど大切なことですよね。

志帆:本当にそう思います。歌い方ひとつ取ってもそうですね。たとえば今回、“Fall”はハンドマイクで歌ってみたんです。ボーカル録音って、一応セオリーがあるんですよ。マイクスタンドを立てて、マイクを固定して歌うという。でも、吊るされたマイクで歌うと姿勢を変えられないんですよね。本当は下を向いて歌ったほうが豊かな声が出る場合もあるのに、顎が上がっていると声が細くなっちゃう。そういうのをちょっと調整してあげるだけで、喉も守れるんです。

もしかしたら、今まではルールや習慣に依存していたのかもしれない。そういう気持ちから自由になれたと思います。すでに決められたルールに自分から縛られてしまうのではなく、もっと自己流でいいんだなって。きっと私自身、したたかになったんでしょうね(笑)。

—歌詞の内容も変わっていきそうですか?

志帆:今話したように、世の中の常識とか、自分のなかのこだわりとか、そういうものを一旦取っ払うことは必要なのかなって思っていますね。オリジナルなものってきっと、その先にあるはずですし。歌いたいことはたくさんあって、今までとは確実に違うものが出てきそうな気がするので、ワクワクしています。

Superfly

—ところで、ショートヘアーがとっても素敵なんですが、髪の毛を切って、気分は変わりましたか?

志帆:めちゃくちゃ変わりました! お休みのタイミングで、「ショートにしてセンター分けをやめたら、街を歩いていても気づかれないかな」と思って切ってみたんですよ。そうしたら、本当に誰にも気づかれない(笑)。マスクもメガネもせず、どれだけ派手な服を着て歩いていても、電車のなかで目が合っても平気。すっごく楽でしたし、面白い体験でした。

—髪型が変わると、着る服も変わりますよね。

志帆:そうなんです。洋服選びも楽しくなりました。私は古着が好きで、古着屋さんで服を見ているといろんなイメージが湧くんですよね。「こんな変な服を作った人って、どんな人なんだろう?」とか、「なんでこんな服が今残っているんだろう?」とか。お店の人の洋服への愛が強ければ強いほど、いい空間になっているので、気持ちがクリアになる。古着屋さんはパワースポットかも知れないですね(笑)。年代も、色も、スタイルもバラバラ、でも組み合わせたらバッチリみたいな、そういうパターンを見つけるのが楽しくて仕方ないんです。それって、音楽とも似ていますよね?

リリース情報
Superfly
『Bloom』初回盤(2CD+DVD)

2018年6月6日(水)発売
価格:4,320円(税込)
WPZL-31444~6

[CD][DISC 1]
1. Bloom
2. Fall
3. ユニゾン
4. Force -Orchestra Ver.-
[CD][DISC 2]
『Superfly 10th Anniversary Premium LIVE "Bloom"』オーケストラ・アレンジ盤
[DVD]
『Superfly 10th Anniversary Premium LIVE "Bloom"』ライブ映像

Superfly
『Bloom』初回盤(2CD+Blu-ray)

2018年6月6日(水)発売
価格:5,400円(税込)
WPZL-31447~9

[CD][DISC 1]
1. Bloom
2. Fall
3. ユニゾン
4. Force -Orchestra Ver.-
[CD][DISC 2]
『Superfly 10th Anniversary Premium LIVE "Bloom"』オーケストラ・アレンジ盤
[Blu-ray]
『Superfly 10th Anniversary Premium LIVE "Bloom"』ライブ映像

Superfly
『Bloom』通常盤(2CD)

2018年6月6日(水)発売
価格:2,916円(税込)
WPCL-12862~3

[CD][DISC 1]
1. Bloom
2. Fall
3. ユニゾン
4. Force -Orchestra Ver.-
[CD][DISC 2]
『Superfly 10th Anniversary Premium LIVE "Bloom"』オーケストラ・アレンジ盤

プロフィール
Superfly
Superfly (すーぱーふらい)

2007年にシングル『ハロー・ハロー』でデビュー。2008年には1stアルバム『Superfly』をリリースし、オリコンアルバムランキング1位を記録。以降、2ndアルバム『Box Emotions』(2009年)、3rdアルバム『Mind Travel』(2011年)、4thアルバム『Force』(2012年)、さらにシングルと洋楽カバー集の企画アルバム『Wildflower & Cover Songs:Complete Best‘TRACK3’』(2010年)、初のベストアルバム『Superfly BEST』(2013年)でオリコンアルバムランキング1位を獲得。2015年5月、約3年ぶりとなるオリジナル5thアルバム『WHITE』をリリースし、同年7月から過去最大規模となる33都市39公演のホールツアーを開催。2016年1月からは同じく過去最大規模となる7都市全11公演のアリーナツアー『Superfly Arena Tour 2016 “Into The Circle!”』を開催し、約10万人を動員。デビュー10周年を迎えた2017年4月4日、ファン投票によるベストアルバム『Superfly 10th Anniversary Greatest Hits “LOVE, PEACE & FIRE”』をリリース。オリコン1位を獲得。11月15日には東京オペラシティコンサートホール・タケミツ メモリアルにて「Superfly 10th Anniversary Premium LIVE “Bloom”」を開催。同年自身2回目となるNHK紅白歌合戦に出場。J-POPシーンに独自のバンドサウンドで挑戦し続けるSuperfly。志帆の圧倒的なボーカル、ライブパフォーマンス、そしてオリジナリティ溢れる音楽性が大きな注目を集めているアーティストである。



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