少女たちがEMPiREになるまで 6人から垣間見える陰と陽のイメージ

他のアイドルとは一線を画す存在として、昨今メキメキと頭角を表すWACKの最注目グループであるEMPiRE。彼女たちの最新作『SUPER COOL EP』が、8月5日にリリースされた。2017年の結成以降、二度のメンバー脱退を乗り越え、進化を続ける彼女たちはなぜ普通の女の子からアイドルを志したのだろう。そこにはBiSHの存在が大きく影響しているという。

EMPiREの陰と陽が垣間見られる今回のインタビューは、紆余曲折を経てここまで辿り着いた6人の軌跡を紐解いていく。

EMPiRE(えんぱいあ)
左から:MiDORiKO EMPiRE、NOW EMPiRE、MAHO EMPiRE、MiKiNA EMPiRE、YU-Ki EMPiRE、MAYU EMPiRE
WACK×avexによる共同プロジェクト。2018年4月1st フルアルバム『THE EMPiRE STRiKES START!!』にてデビュー。メンバーの脱加入を経て、2019年4月より現体制で活動を本格化。8月5日には、7曲入りEP『SUPER COOL EP』をリリース。
EMPiRE『SUPER COOL EP』を聴く(Apple Musicはこちら

「WACKのオーディションがあるって知ったときは自信満々で受けました」(NOW)

―CINRA.NET初登場ということで、まずみなさんがなぜアイドルを志したのかというところから、それぞれにお話していただこうと思います。それでは、NOWさんからお願いします。

NOW EMPiRE(以下、NOW):私は小学生のころからアイドルが大好きで、当時はAKB48さんのような王道系アイドルが好きで聴いていたんです。でもあるとき、BiSHの“オーケストラ”という曲に出会って、そこから人生が変わったんです。今まではなんとなく音楽を聴いていた人生だったんですけど、初めて音楽を聴いて感動したというか……。

そこから自分がもしこのステージに立っていたら、こういうライブをしたいなとか、自分がステージに立っている姿が浮かんできて。WACKのオーディションがあるって知ったときは自信満々で応募しました。

NOW EMPiRE

―自信満々ということは、絶対に入れる自信があった?

NOW:はい。私だっていいライブができる! っていう謎の自信がありました。自分にも、音楽で人を楽しませられるんじゃないかなって。

―今までは王道アイドルが好きだった中で、BiSHでありWACKのどんなところに魅力を感じました?

NOW:ストイックなところですかね。合宿オーディションはすごく過酷なんですけど、それを乗り越えた人たちは、最初と最後で人が変わっているんです。ここには、自分が追いかけていたアイドル像とはちがう何かがあるんじゃないかってすごく興味を持ったし、魅力を感じました。

―実際にEMPiREのメンバーになってみてどうですか?

NOW:今までは嫌なことに直面しないように生きてきたけど、このグループに入ってから、もっと刺激がほしいって思うようになりました。苦しいが楽しいって思えるようになりましたね!

「BiSHの、内側から出てくる輝きがすっごく魅力的でポロポロ泣いちゃて」(MiDORiKO)

―MiDORiKOさんはどうですか?

MiDORiKO EMPiRE(以下、MiDORiKO):私は知り合いにアイドルがいるんですけど、その子のライブに行ったときにすごいなぁと思ってアイドルに惹かれはじめました。それからいろんなグループを勉強していくうちに、BiSHの日比谷野音(2016年開催『Less Than SEX TOUR FiNAL“帝王切開”』)での“オーケストラ”のライブ映像を見て、めちゃくちゃカッコいいと思ったんです。

―どんなところに魅力を感じたんですか?

MiDORiKO:身につけた輝きではなく、もっと内側から出てくる輝きっていうんですかね。そこがすっごく魅力的で。初めて“オーケストラ”の映像を見たときに「うわっ! すごっ!」ってポロポロ泣いちゃてって。

―それは、すごいな。EMPiREになってからの時間を振り返るとどうですか?

MiDORiKO:今まで自分のことで怒ったり悲しかったりして泣くことはあったんですけど、誰かのことを思って泣くことはなかったので、そういう人たちに出会えたことは大きいなと思います。

―誰かっていうのは?

MiDORiKO:メンバーだったり、ファンのみなさんだったり。

―それってなかなかないことですよね。今は歌っていても泣いたりすることもある?

MiDORiKO:それもありますけど、メンバーの変動もあったりしたので、そういうことで泣いたりすることもありましたね。

MiDORiKO EMPiRE

「アイドルって大人が作ったものをただ演じているだけだと、興味がなかったんです」(YU-Ki)

―そうか、出会いと別れの部分でもあったんですね。YU-Kiさんはどういった経緯でアイドルを志したんですか?

YU-Ki EMPiRE(以下、YU-Ki):私はもともとアイドルにあんまり興味がなくて、アイドルが好きなタイプではなかったんです。アイドルって大人が作ったものをただ演じているだけだと思っていて。「思ってもないのに、笑顔を振りまいてる」って思って、全然興味が湧かなかったんです。

そんな中で姉がBiSHにハマって。話を聞いていったら、ライブでダイブをしたり、自分たちで作詞もやっているって知って興味を持ったんです。実際にライブを観てみたら、つねに笑顔でキラキラしているんじゃなくて、汗まみれになりながら歌ったり踊ったりする姿がそこにあって。それから見方が変わって、私もやってみたいと思ったんです。

YU-Ki EMPiRE

―まさか自分がアイドルになるなんて思ってなかった?

YU-Ki:思ってなかったですね(笑)。そういうキャラでもなかったですし。未だに友達にも、まさか私がアイドルになると思ってなかったって言われるくらいです。

―ちなみに学校ではどんな立ち位置だったんですか?

YU-Ki:目立つ方のグループにはいたと思うんですけど……。

MAYU EMPiRE(以下、MAYU):テッペンでしょ! カーストのテッペンですよ(笑)。

YU-Ki:いや、全然! 私の学校にはスクールカーストとかなかったもん。

MAYU:トップにいる人はそうやって言うんだよ(笑)。

―(笑)。じゃあ、最初にステージに立ったときは不思議な感覚があったのでは?

YU-Ki:不思議でしたね。自分が偏見を持っていた部分が、嘘で笑顔を振りまいているとかではなく、内から出るものもあるんだなってことを入ってから気づきました。

―素敵な発見ですね。YU-Kiさんにとってこの3年ってどんな時間でしたか?

YU-Ki:本当に濃くてあっという間だったなって。もう自分が他の生き方をしているのが想像できないです。最初は友達の自由な生活ぶりを見て羨ましいとか楽しそうだなって思うこともあったんですけど。今では自信を持って、絶対私の方が充実した生活を送っていると思っています。

「合宿オーディションのことは消したい過去でもあるし、一生忘れずに邁進していくぞっていう記憶でもあります(笑)」(MAHO)

―MAHOさんはどういった経緯でアイドルに?

MAHO EMPiRE(以下、MAHO):私も、BiSHを通してWACKの存在を知りました。シンプルにカッコいいなって思って、そこから好きになったんです。作詞や振り付け、制作にも自分たちが関わっていることを知って、ますます面白いなって。MVも刺激的なものばかりなんですけど、みなさんの目力というか、ライブ映像を見ていても目に惹かれたんですよね。当たり前やありきたりなものを超えて、いろんなことをしていきそうな予感を感じさせる姿がカッコいいと思いました。そこからオーディションに応募しましたね。

MAHO EMPiRE

―それまではアイドルになりたいという気持ちはなかった?

MAHO:アイドルはずっと好きで、どこかに憧れはあったと思います。でも普段の日常を送っていると、目指す感じにはなれなくて。

―WACKの合宿オーディションってすごく過酷なわけですよね。

MAHO:たしかに過酷ではありますね。WACKの合宿オーディションって毎年あるんですけど、今の候補生を見ていると自分は甘っちょろかったなと思います。だから合宿オーディションのことは消したい過去でもあるし、一生忘れずに邁進していくぞっていう記憶でもあります(笑)。

―過酷なオーディションを経てメンバーになってからの時間はどんな時間ですか?

MAHO:変わり続けなければいけない場所に身を置いているんだなと思うようになりました。変わりたいと思ってオーディションを受けてメンバーになったけど、そこがゴールではなくて。そこからずっと頑張っていかなくてはいけないんだなって、日々思いますね。

―ハードではあるけど、すごく刺激的?

MAHO:そうですね。入る前の自分は日常にただ身を任せて生きていたので、だからこそ、そういう考え方に変わってきたって実感します。

「ずっと死にたい人生だったけど、生きてもいいんじゃないかって。生きることの美しさを知りました」(MAYU)

―MAYUさんは始まりでいうと、どういうところからスタートされたんですか?

MAYU:私は、中学生のときから学校に通えなくなってしまって。とくに学校が嫌だったわけじゃないんですけど、行きたくても行けない状況が続いてしまっていて……。高校には入学したんですけど、退学して週3回コンビニでアルバイトをしていました。そのときは本当に虚無状態で、学校に通うことすらできない人間が社会に出て何ができるんだろうと考えていました。

―そんなときに出会ったのがアイドルだった?

MAYU:はい。たぶん私は、完璧主義なところがあって学校に行けないことで自分が思い描く「こうであるべき、こうでいなきゃいけない」っていうプランが崩れてしまって、すごくムシャクシャしていたんです。何かやりたい、何かやらなきゃって思ったときに見つけたのがWACKのオーディションでした。別にアイドルになりたいなんて思ってもなかったですけど、羨ましく感じたんです。

MAYU EMPiRE

―それまでは思ってもなかった?

MAYU:表現している人はカッコいいし羨ましいと思っていたけど、自分がなれるとは思ってなかったです。当時の自分は理想が崩れて、それに打ちひしがれている状態で、人生がもうどうでもよくなっちゃっている状態だったので私にとって今はもう余生の感じなんですよね(笑)。

―余生?(笑)早すぎじゃないですか。

MAYU:そうなんですけど(笑)。その余生をいかに楽しむかって考えて、めちゃくちゃなことを真剣にやっている人たちがカッコいいなって思ったんですよね。自分が「こうでなきゃいけない」っていうものを超えたところにいる人たちがすごく羨ましく感じて。それでWACKに入りたいな、私もあんなことしてみたいと思って、オーディションを受けました。

―人生の転機ですね。

MAYU:本当に転機です。今までとは全然生活も違うし、最初のころは毎日のように絶対この仕事向いてないって思って、本当に無理だってずっと思ってたんですけど……(笑)。朝も起きれないし、最初は敬語も使えなかったよね?

MiDORiKO:うん、使えなかった。怒られたりしてたよね(笑)。

MAYU:そうそう(笑)。タメ語混じりになってよく怒られていました。

―でも、学生時代の虚無の状態から、よくオーディションを受けようっていう自発的な行動に移せましたね。

MAYU:高校を辞めたところから少しずつ変化したんだと思います。高校を辞めるっていう選択を自分でしたので、そこからは自分の人生は自分のものだなって思ってやってきた感じですかね。

―オーディションで学んだことはありますか?

MAYU:これまで、誰かと真剣にやり取りしたことってあまりなかったんです。学生時代だととくに深い話もしないし。でもオーディションでは一緒に同じものを志している人たちと本気で話したり、考えることを共有していく中で、真剣に向き合うことって本当に素晴らしいと思って。ずっと死にたい人生だったけど、生きてもいいんじゃないかって。生きることの美しさっていうのを知ったので、それはすごくよかったなって思ってます。

―貴重な体験をしたんですね。EMPiREのメンバーになってからの時間はどういう時間ですか?

MAYU:自分が人間として、素直になっていっている3年間だと思うし、人を好きになっていく3年だったなと思います。それはメンバーのこともそうだし、スタッフさんのこともそうだし、好きって言ってくれるファンのみなさんとか、私たちのことを知らない人でも、私たちの楽曲を通して少しでも元気になってほしいなって思えるようになりました。

「BiSHを見て、自分の素の部分を高めるカッコよさに惹かれました。そしたら急に自分の生き方がダサく思えてきて、悔しくて、悲しくなって」(MiKiNA)

―MiKiNAさんはどういう始まりだったんですか?

MiKiNA EMPiRE(以下、MiKiNA):私は、本当に可もなく不可もなくな人生を送っていました。将来の夢もあって、そのために勉強をしていたんです。

MiKiNA EMPiRE

―それはどんな夢?

MiKiNA:保育士になりたかったんですけど、物足りなさを感じていたんです。そのときに出会ったのがBiSHで、もともとバンドが大好きでASIAN KUNG-FU GENERATIONさんやサカナクションさんを聴いていたんですけど、BiSHの音楽性ってバンドサウンドじゃないですか。友人にすすめられて聴いたらすごいカッコよくて。そこからハマっていって、3年前の幕張で初めてライブ(2017年開催『BiSH NEVERMiND TOUR RELOADED THE FiNAL“REVOLUTiONS“』)を観て衝撃を受けたんです。

―どんなところに魅力を感じたんですか?

MiKiNA:芸能人とかって完璧な人たちばっかりで、完璧な人にしかできないと思っていたんですけど、BiSHって人間の素のままの部分を高めて、それをぶつけてくるじゃないですか。それがすごく魅力的で。

私はもともと、何でも実力がある人が世の中でうまくいくと思っていて、私自身も自分ができることしかやってこなかったし、自分が優位に立つ場所でしか生きてこなかったんです。だけどBiSHを見て、自分の素の部分を高めるカッコよさにすごく惹かれたんです。そうしたら急に自分の生き方がダサく思えてきて、悔しくて、悲しくなって、羨ましいなって思って……。ちょうどそのタイミングでWACKのオーディションがあって、一度そういう場所に飛び込んでみてもいいんじゃないかって思いました。自分にはできなさそうな場所だけど、楽しめるんじゃないかなって。

―それってすごく勇気がいる選択ですよね。

MiKiNA:でも、すごくワクワクしたんですよね。オーディションの書類を送ったときは「送っちゃった!」みたいな(笑)。とてもワクワクしていました。

―実際にオーディションに受かって、メンバーになったときはどういう実感がありました?

MiKiNA:ずっと見ていた立場なので、最初は信じられなかったです。でもすごく楽しくて、この世界にこれてよかったと思いました。自分でもこんなにも歌ったり、踊ったりすることが好きなんだなって。

―メンバーになってからを振り返るとどうですか?

MiKiNA:いろいろと考えるようになりました。これまではラクばかりしてきたので、頭で考えること自体あまりしてこなかったんです。活動を始めてからは、自分にできないことがたくさん出てくるんですよね。歌やダンスも苦手だったし、それを負い目に感じてしまったり。そういうことを考えてる時間も全部自分のためになるし、その分返ってくるのがすごくうれしくて、本当にいい時間を過ごせていると思います。

WACKの中では「陽キャグループ」と言われるEMPiRE。それぞれはどう感じている?

―個々人のお話が聞けたところで、EMPiRE全体のことについても聞いていきたいんですが、結成当初のインタビューでWACK代表の渡辺(淳之介)さんが、「EMPiREはカッコよくて、リア充感のあるグループになるのでは」というようなことをおしゃっていたんですが、そこに関してはどう思われますか?

MAYU:リア充……(笑)。今までのWACKのグループとは別の雰囲気を出してやっていくよって意味かなと、個人的には思っていました。

―渡辺さんの発言を、今のEMPiREと照らし合わせると少し違和感もあったりする?

MAYU:どうなんですかね。でも言われることも多いよね? 私たちはWACKの中では「陽キャグループ」って言われるので(笑)。だから、当初の渡辺さんが思い描いていた明るい雰囲気のグループにはなってると思います。

MiDORiKO:そうだね。最新の“This is EMPiRE SOUNDS”のMVでは泡パーティーとかもしているので(笑)。リムジンにも乗ったりしているので、そういうところでたしかに陽キャっぽいなって。

―でも、みなさんの話を聞いていると、陽キャとは逆の陰キャ側の役割を与えられても体現できるタイプなのかなと思うんですが、どうでしょう?

MAYU:どうなんですかね?

MiKiNA:もともとの生き方が、「できなかった」んじゃなくて「やってこなかった」って人が私たちには多いから。そういう雰囲気は出ないんじゃないかなって思いますね。

―最新EPはダンスミュージックを基調としたパーティー要素の強い楽曲もあれば、最後の曲の“ORDiNARY”はシューゲイザーと言われるようなサウンドプロダクションが施されている楽曲もあって。陰と陽で言えば、どちらの要素も兼ね備えているなって思ったんですね。真ん中いられるのがEMPiREなのかなって。

YU-Ki:“ORDiNARY”みたいな落ち着いた曲は今回初めて挑戦したんですよ。だから、そこに関しては、新しい表現の幅が広がったかなって思います。

―今のEMPiREのイメージについてはどうですか?

NOW:私は後から加入したんですが、最初はEMPiREってすごくクールな印象だったので、クールなグループに私が入ったら、そういう印象を壊してしまうんじゃないか少し不安に思いました。でも加入してから、クールなだけじゃないことも知ってホッとしたというか、私が加入するタイミングからダンスミュージック調の曲が増えたので、新しい風を私が吹き込めたんじゃないのかなって思っていますね。

MAHO:私は、陽と陰どちらもいけるグループなのかって思います。どういう曲でも感情移入できるメンバーだと思うし、感情だけじゃなく内から表現できる力もあると思ってます。だからこそ今回のEPでは歌モノだったり、繊細な曲も増えてきたのかなって。これからもっとそういう部分を強化していけばさらに強くなっていけると思っています。

頭ひとつぬけるためにEMPiREに必要なものは?

―EMPiREはBiSHと同じ制作チームが担当しているわけですよね。もちろんBiSHに憧れていた分、光栄に思うことも多いと思いますけど、追い抜きたい気持ちも当然あると思います。そのあたりはどうですか?

MAYU:最初のころはプレッシャーはありました。でもそのプレッシャーってBiSHと自分たちを比べていたから感じていたもので、EMPiREはBiSHとは別ものだって気持ちにシフトしてからはラクになりました。私たちは私たちなりに頑張っていこうって。同じところをなぞっていくわけにはいかないので。刺激はもらいつつ、EMPiREはEMPiREなりにやっていくしかないですよね。

左から:MiKNA EMPiRE、MAYU EMPiRE

―EMPiREが一番になるためには、みなさんそれぞれどんなことが必要になってくると思いますか?

MAYU:もっと一人ひとりの個性が見えてきたらいいなと思います。メンバーがそれぞれ一番光っている部分が何なのかを考えたり、もっと自分の個性や武器を追求できたらいいなって思います。

―遠慮せずに個性を出していく必要がある?

MAYU:それもそうだし、もっと考えたり、作り込んでいくことも重要かなって。それぞれのアイデンティティがもっと見えてきたらいいですよね。EMPiREって無機質に見えるグループでクールさも兼ね備えていると思っていて、そこに個性がプラスされればもっと強くなるのかなって思います。

―YU-Kiさんはどうですか?

YU-Ki:私は表現力の強化ですね。今までダンスチューンがメインで目立っていたんですけど、今回のEPでは歌モノ増えてきていて、そのギャップを上手く表現することができたら、もっと強くなるんじゃないかなって思います。

―いろいろなタイプの楽曲にチャレンジしていきたい?

YU-Ki:そうですね。それこそ陰の部分も強くしていきたいと思います。あとは、他のWACKのグループと比べると私たちは女性目線の曲が多いので、そこも強みなのかなって思います。

左から:NOW EMPiRE、YU-Ki EMPiRE

―MiDORiKOさんは?

MiDORiKO:MAYUちゃんは文章を書くのが好きで、コラムも書いてるんですけど、それきっかけで私たちを知ることもあると思うんです。いろんな人に見てもらうというところで言ったら、個々の武器を強化して、いろんなところで活躍していくことが必要なのかなと。

―MiDORiKOさんの武器は何だと思います?

MiDORiKO:私は映像制作が好きで、実際に作ったりもしています。最近はメンバーの動画を編集したりもいているんですよ。

―いいですね。いつかMVのディレクションを任せてもらえたりしたら面白いかもしれないですね。

MiDORiKO:たしかに! それは楽しそうですね。

MAYU:面白そうだね!

―MAHOさんは何が必要だと思いますか?

MAHO:結局は気持ちだなと思います。私たちはライブで一番カッコいいと思われたいし、ライブで感情を伝えたいと思っているので、その気持ちをこれからもっと強くしていきたいですね。継続することはすごく難しいと思うんですけど、熱い気持ちを冷ますことなくどんどん熱くしていかなきゃいけないと思いますね。ライブを観てくださる方たちにEMPiREは個性だけじゃなく、気持ちも強いんだなって思ってもらえたら素敵じゃないですか。

左から:MAHO EMPiRE、MiDORiKO EMPiRE

―NOWさんはどうでしょう?

NOW:私は個人的なことになってしまうんですけど、大人っぽさがほしいなって……。

MAYU:どうした? かわいいな(笑)。

NOW:今までは、NOWはみんなの妹的立ち位置って言われていて。あどけなさがかわいいいとか、純粋さがいいと言われていて、自分もそれでいいんだって思っていたけど、今回“This is EMPiRE SOUNDS”のMVでセクシーな表情をするシーンがあって、それが自分だけ他のメンバーより劣っていて……。スタッフさんにも、まだまだセクシーさが足りないって言われてしまって。このままの私じゃダメなんだなって思ったんです。

―妹キャラから脱却してみたい?

NOW:いや、妹キャラは継続しつつ……。

一同:(笑)。

MAYU:おい、甘えんな!(笑)

NOW:違う! 違う!

YU-Ki:ギャップだよね?

NOW:うん。そういう一面もみせていけたらいいなって思います。

―今後の展望について教えてください。

MAYU:今はコロナ禍で強制的に足を止められている状況なんですけど、こんな状況だからできたこともあって。多くのアーティストさんが無観客ライブをやったと思うんですけど、やっぱり生のライブには代えがたいもので、お客さんと同じ空間でやり取りすることが大事だと思ったんです。だから今回のEPの初回盤についてくる映像作品は無観客ライブではなく、1つの映像作品として楽しめるものを目指して作ったんですよ。

MAYU:ライブ活動ができないからこそ、いろんなことにチャレンジしていきたいと思うし、いつか完全に再開されたときにスタートダッシュを決められる人が抜きん出ると思っているので。今はみんなでいろんなことを考えて、どうしたらいいのかっていうのを奥の奥まで考えていく期間にしていきたいって思っています。

リリース情報
EMPiRE
『SUPER COOL EP』初回生産限定盤・BOX仕様

2020年8月5日(水)発売
価格:10,000円(税込)
AVTD-96522/B
※PHOTOBOOK、CASSETTE TAPE、Blu-ray Disc

[CASSETTE TAPE]
SiDE-A
1. This is EMPiRE SOUNDS
2. SUPER FEELiNG GOOD
3. Clumsy
4. I don't cry anymore
SiDE-B
5. I have to go
6. Can you hear me?
7. ORDiNARY

EMPiRE
『SUPER COOL EP』DVD盤(CD+DVD)

2020年8月5日(水)発売
価格:4,950円(税込)
AVCD-96523/B

[CD]
1. This is EMPiRE SOUNDS
2. SUPER FEELiNG GOOD
3. Clumsy
4. I don't cry anymore
5. I have to go
6. Can you hear me?
7. ORDiNARY

[DVD]
『EMPiRE'S GREAT PARTY EXCEPTiON -SUPER COOL EGP-』

EMPiRE
『SUPER COOL EP』CD盤(CD)

2020年8月5日(水)発売
価格:2,200円(税込)
AVCD-96524

1. This is EMPiRE SOUNDS
2. SUPER FEELiNG GOOD
3. Clumsy
4. I don't cry anymore
5. I have to go
6. Can you hear me?
7. ORDiNARY

プロフィール
EMPiRE
EMPiRE (えんぱいあ)

YU-Ki EMPiRE、MAYU EMPiRE、MiDORiKO EMPiRE、MAHO EMPiRE、MiKiNA EMPiRE、NOW EMPiREからなる、WACK×avexによる共同プロジェクト”EMPiRE”。2018年4月1st Full Album「THE EMPiRE STRiKES START!!」にてデビュー。メンバーの脱加入を経て、2019年4月より現体制で活動を本格化。2019年12月に開催したツアーファイナル@Zepp DiverCity公演は前日にMAYUがインフルエンザにかかり、5人でライブを開催。2020年1月に、6人でのリベンジ公演として、EMPiREʼS GREAT REVENGE LiVEをツアーファイナルのチケットを持っている人を対象に入場無料で開催。2020年4月より開催予定だった全国ツアー「SUPER FEELiNG GOOD TOUR」はツアーファイナルZepp Tokyo含め全公演ソールドアウト(コロナ禍により全公演中止)。8月5日には、New EP「SUPER COOL EP」をリリース。



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