崎山蒼志が実家を出て模索する、無意識の先にある「歌」の強さ

これは、ミュージシャンとしての未来を見据えたうえでの、挑戦と試行錯誤の様子を伝えるインタビューだ。

いま、崎山蒼志の可能性は多方面に散らばっている。今年の1月にリリースされたメジャーデビューアルバム『find fuse in youth』では、これまでのギターテクニックと研ぎ澄まされた声が生み出す繊細な楽曲に加え、ダイナミックなバンドサウンドやヒップホップアプローチのビートミュージックにまで音楽性が拡大していた。一方で今回リリースされたシングル『嘘じゃない』、とりわけその表題曲は、いわゆる「SONG」としての「型」に挑んだ楽曲だという。

無意識と直感に導かれるままに、既に数々の歌を紡いできた崎山蒼志の関心はいまどこへ向かっているのか。作詞の面から、ボーカルの面から、そして故郷を離れた現在の環境が曲づくりに与える影響について――。そのまっすぐで真摯な声に、耳を傾けた。

崎山蒼志(さきやま そうし)
2002年生まれ静岡県浜松市出身。2018年5月インターネット番組の出演をきっかけに世に知られることになる。現在、テレビドラマや映画主題歌、CM楽曲などを手がけるだけではなく、独自の言語表現で文芸界からも注目を浴びている。2021年9月8日、テレビアニメ『僕のヒーローアカデミア』第5期(2クール目)エンディングテーマ“嘘じゃない”を表題曲にしたシングルを発表。

『僕のヒーローアカデミア』の物語から崎山蒼志が得たインスピレーション

―新曲“嘘じゃない”をつくられた経緯を教えてください。

崎山:アニメ『僕のヒーローアカデミア』のエンディングテーマを書けるかもしれないという機会をいただいてつくってみたんです。決まったときには「本当に!?」という感じで驚きました。

―タイアップというのは、いろいろな条件や制約のなかで制作を進めることになりますよね。普段とは違うクリエイティビティーが発揮されたり、新しいインスピレーションを得られたりとさまざまな効果があるかと思いますが、今回はいかがでしたか?

崎山:『僕のヒーローアカデミア』は大人気作で、それも含めて「まさか自分が」って感じだったんですけど、作品自体から得られるとても大きなバイブスに感化されましたし、周りの反響もすごくて友達からもたくさん連絡をもらいました。多くの方に聴いていただける機会なので、スケール感のある曲にしたいなと思ってつくりました。

崎山:あと、この作品が正義と悪みたいな対比した要素を含んでいるようなものになっていて。敵側についても理解できない部分と理解できる部分の両方があって、そのあたりはインスピレーションを受けました。

―具体的に、そういった多面性やさまざまな解釈を許すような部分はどういったところに反映されましたか?

崎山:詞ですね。主人公の緑谷(出久)さんととても強い悪役の死柄木(弔)さんが対峙しあう関係になっていますが、漫画をあらためて読み直すなかで、二人ともちょっと似てるような気がしたんです。そういったインスピレーションは詞に反映しました。

崎山蒼志の言葉や音楽に表出する、韻や語呂などラップ的な要素に着目

―“嘘じゃない”の詞は、Aメロが5音と7音の非常に整然とした韻律から入ります。ただ、そのAメロが二度目に繰り返される際は徐々に5音と7音が入れ替わったり音数が増減したりと、ズレが生まれてきます。しかしそのズレがズレに聴こえず、ポップソングとしてとてもまとまっているように感じました。そのあたりの韻律とズレの関係についてはどのくらい意識されているのでしょうか。

崎山:あまり……意識はしていないですね。でも、歌のリズム、語呂のよさについてはけっこう考えた気がします。

崎山蒼志“嘘じゃない”を聴く(Apple Musicはこちら

崎山:最初は力んでいて「書くぞ!」という感じなんですが、だんだんと曲を展開していくなかで、力みがとれていく。導入では語呂をすごく気にするんだけど、曲が進むにつれて意識しなくなるというか……自分の詞の書き方にはそういうところあります(笑)。

―なるほど。それは制作上での非常にリアルな話ですね。今年に入って、アルバム『find fuse in youth』でヒップホップの要素を導入され、Dos Monosとの“A Spring Monkey Song (feat. 崎山蒼志, SMTK & 小田朋美)”への客演もありましたよね。

崎山:Dos Monosさんとの曲のレコーディングのときに、韻を踏んでいるところはダブル(声をダブらせてレコーディングすること。特にラップミュージックでは、韻を踏む箇所でボーカルを被せて録音することが多い)ということを初めて知りました。

Dos Monos“A Spring Monkey Song (feat. 崎山蒼志, SMTK & 小田朋美)”を聴く(Apple Musicで聴く / Spotifyで聴く

崎山:最初は普通に歌うんですけど、韻を踏むところだけはもうひとりの自分が入ってくるように歌を入れるという経験が初めてで。

ただ、基本的には「自由にやってください」という感じで……もう「ありがとうございます」っていう気持ちばかりです(笑)。本当にDos Monosさん大好きなので。

―とはいえ、ラップを自由にやってくださいと急に言われて困らなかったですか?

崎山:もともとは「歌を歌ってほしい」という依頼だったんですが、ぼくはラップでお戻しして(笑)。

SMTKさんと小田朋美さんのトラックに対して、ラップしてみたいなという気持ちがありましたし、やってみようと。今後、機会があればまたラップはやっていきたいと思いますね。

―そういった経験は今作の作詞に影響を与えていますか?

崎山:今回のシングルでどのくらいできているかはわからないですが、最近はヒップホップをよく聴いているからか韻を意識するようにはなりました。これまでは韻なんて意識していなかったので、その変化はあります。

―そうなんですね。これまでも、たとえば“Heaven”での<太陽を体内の内臓まで>といった語呂合わせや、“waterfall in me”での<pain / 悲鳴 / メッセージ>の押韻など、工夫されたリリックが多かった印象です。そのあたりも無意識にされていたんでしょうか。

崎山:“Heaven”はあんまり意識してないですね。パッと出た気持ちよいフレーズが、じつは韻を踏んでいたみたいなことはあるかもです。“waterfall in me”はトライしようと思ってやりました。

崎山蒼志“waterfall in me”を聴く(Apple Musicはこちら

崎山:今回の(初回生産限定盤に収録している新曲)“24”は意識して書いています。“24”は、アリアナ・グランデさんの曲を気に入って聴いているときに、「あぁやっぱり韻を踏まれてるんだなぁ」と思って。当たり前かもしれないですけど(笑)。

あと、リピートすることでの気持ちよさをヒップホップとかR&Bから感じることが多いなと思ったんです。“24”ではフックの部分を最初だけ録って切り貼りしてるだけなんですけど、そういった方法もやってみたかったっていうのはありました。

崎山蒼志“24”を聴く(Apple Musicはこちら

ポップミュージックの「型」と繰り返される気持ちよさに、より意識的に

―リピートさせることで生まれるグルーヴというのは、やっぱりヒップホップやR&Bといった音楽には顕著にありますよね。

崎山:そうですね。自分は、あまりそこにこれまで気づけていなかったのかなと思います。最近「Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→サビ」みたいな構造ってやっぱり重要だなってことを考えるんです。

繰り返される気持ちよさって「SONG」的というか、ポップソングの型なのかなって。今回のシングルは、そういった繰り返されることや「SONG」という型について意識したところはあります。同時に、過去の自分の曲もあらためて聴くなかで「Aメロ→Bメロ→サビ」ってかたちで書いていたものも多かったんだなって気づきました。

―おっしゃるとおり、“嘘じゃない”は、ポップミュージックのフォーマットをこれまで以上に意識されているように感じました。なかでも、アニメソングやJ-ROCKといった「型」を捉え、そこに挑んでいるように思われます。

崎山:本当にこれまでほとんど意識せず音楽をやってきてしまっていたところもあったので、あらためて、「SONG」的なものというか、ちゃんとしたものをつくりたいなって思うんです。そのうえでまた型を壊していくことができればなと。

―何かきっかけはあったんでしょうか。

崎山:普段、自分の曲をあんまり聴かないなと思ったんですよ。もっと、自分が聴きたいと思う曲をつくろうって思ったのは大きいかもしれないです。一方で「SONG」的なものとは反対の、急にガツンと変な音が入ってくるような未聴感のある音楽も大好きなんですけどね。

「歌」そのものに対する意識はどのように変化しているか?

―“Woman "Wの悲劇"より”(作詞は松本隆、作曲は呉田軽穂こと松任谷由実)をライブでカバーされていたのも、「SONG」的な型を志向するきっかけとしてあったんでしょうかね?

崎山:影響はあると思います。

―以前、君島大空さんとの対談で、「いい曲だと思える曲が書けたら、もうやめてもいいかなって思うのかもしれない」っておっしゃっていましたね。それは、「自分にはつくれない」という意味合いに近いことを言っていたような気もするんです。心境の変化があったんでしょうか。

崎山:KIRINJIさんとか大貫妙子さんとか、規則的なところもあるんですけど力強い、素晴らしい曲を歌っていらっしゃりますよね。単純にそういう曲を自分もつくっていきたいと思うようになりました。

ソロアーティストとしてそこをまず固めたいなというか。いまの自分の音楽は、バンドみたいにサウンドの一体感でかっこよく見せるようなものじゃないですしね。これまで自分の音楽は実験性と「SONG」の要素が混在していた気がして、それもいいと思うんですけど、まずは型をちゃんとつくっていきたいなと。

崎山蒼志“潜水 (with 君島大空)”を聴く(Apple Musicで聴く / Spotifyで聴く) / 関連記事:崎山蒼志と君島大空、2人の謎を相互に解体。しかし謎は謎のまま(記事を開く

―制作面での変化はいかがでしょうか。DAWを使われるようになって、よりループを意識されたり構築的なアプローチをされたりするようになったのは関係していますか?

崎山:それもあるかもしれないですね。あとは、実家ではアコギやエレキで作曲していることが多かったんですけど、今年に入ってガットギターを買ったことは影響しているかもしれません。ガットギターって歌と寄り添ってくれるし、歌を歌いたくなるんです。

―ちなみにですが、崎山さんのなかでの「SONG」と「いい曲」というのは違うものなんでしょうか。

崎山:「SONG」的なものというのは「歌を歌っている」という感覚のものです。これまでぼくは、歌を「散らしてる」みたいな感じだったというか……。

おこがましいたとえですが……これまでの自分の歌は、向井(秀徳)さんが初期のNUMBER GIRLのときに突き刺すように歌っていた感じで、いまはソロで向井さんが「歌っている」ことに近いことをやりたくなったような……。

―声を楽器みたいに扱うというよりは、歌心を大事にするということでしょうか。

崎山:そうですね。歌と楽器が並列な音としてあったんですが、もっと「歌」というものをやりたいです。これまではシャウトだったというか……「歌を歌う」という意識はなかったですね。いまは歌を歌いたいと思います。

あらためて「SONG」というものを学びたい気持ちです。ぐちゃっとなってる部分も残しながら、ちゃんと3分にまとめるみたいなことがやりたい。

「完成したものと未完成さのバランスを自分のなかでも意識するようになってきました」

―崎山さんの歌唱法の特徴として、言葉一つひとつを律儀に発音していくという点がありますよね。そこはラップに近い要素もあると思うんです。“嘘じゃない”のハイライトであるBメロの最後の<突き立てよう>という部分も最後「o」ではなく「u」と噛みしめるように歌われています。この部分はミュージックビデオでも重要なシーンになっていましたね。

崎山蒼志“嘘じゃない”を聴く(Apple Musicで聴く / Spotifyで聴く

―語尾を曖昧にしないというのは崎山さんの歌の重要な要素に感じます。

崎山:たしかにそうですね。そうだと思います。あんまり意識はしてなかったんですが、つるつるっと歌えてないのはたぶんそういう理由ですね。

―でも、そこが崎山さんの歌がリスナーに引っかかる要素だと感じます。逆に、“むげん・ (with 諭吉佳作/men)”のように曲によってはまったく違うふわふわした歌われ方をされていますし、広い振り幅を見せられていますよね。

崎山蒼志“むげん・ (with 諭吉佳作/men)”を聴く(Apple Musicで聴く / Spotifyで聴く) / 関連記事:崎山蒼志と諭吉佳作/men、見つめ合う2つの才能 その特異な実態(記事を読む

―ちなみに、私がこうやって指摘していることも含めて、自分が無意識のうちにやっている行為に対し意識的になってしまう怖さみたいなものはあったりしますか?

崎山:あんまりないです。もっと、自分の癖についてコントロールしていきたいなと思っています。自分らしいイントネーションのつけ方や声の特徴的な部分をコントロールして曲によって変えていきたいんです。

イントネーションはまだまだなんですけど、声についてはできるようになってきました。「あ゛あ゛ああぁぁ」っていうぼくの声のやばいところ(音域)があって、そこももっと声を太くして威圧的にしたり、活かす方法があると思うんです。

全然違うかもしれないですけど……Lingua Ignota(クラシック音楽教育を受けたアメリカのマルチプレイヤー)という方がいらっしゃって、ものすごく険しくて荘厳で重厚で悪魔的で……インパクトのある声で歌うんです。あとは友川カズキさんとかも、力強い声で歌われますよね。そういった方たちのように、自分も使い分けていきたいと思います。

―いまの崎山さんのボーカルに未完成な魅力みたいなものを感じているリスナーも多いとは思うんですが、そこだけに留まらず磨いていきたいということですね。

崎山:そうですね、完成させたいです。もっと未完成さもコントロールして活かしつつ強靭にしていきたい。曲がしっかりしていれば未完成な歌い方でもいいのかなと思いますけどね。そういった完成したものと未完成さのバランスを自分のなかでも意識するようになってきました。

―すべてが完成されているわけでも、未完成なわけでもなく。

崎山:それが理想ですね。

その歌で叫ばれてきた「ソウル」と原風景の関係

―以前、村田紗耶香さんの小説『地球星人』をTwitterで紹介されていましたね。あの小説が描いているもののひとつに、「他者に喋らされている言葉を、自分の言葉かのように感じてしまう怖さ」みたいなものがあると思うのですが、崎山さんは、他者との関係性のうえで自分と自分の書く歌詞がつくられている実感はありますか? もしその場合、それら関係性をすべて取っ払ったときに、最後に残るものは何なのでしょうか。

崎山:今回シングルに過去の曲も入れているんですが、自分の曲をあらためて聴いたり考えたりするなかで、中学時代に書いた曲がけっこういいなと思って。やっぱりその頃の曲が、自分の根源かもしれないです。

“五月雨”“季節外れ”“ろうそく”とかは中学生のときの曲ですけど、(周囲との)関係というよりは、自分がただ拾ったものだけで書いている気がします。虚しさや切なさが景色を追っていくように広がっていくというか。最近、そういうところに帰っていっている感じもしますね。

崎山蒼志“季節外れ”を聴く(Apple Musicはこちら

―自分が中学時代に見ていた原風景が核であると。そういった風景をいまも思い出したりしますか?

崎山:まったく思い出してなかったんですけど、最近思い出しました。「こんな感じだったなぁ」「これが好きだったなぁ」って。いまの「好き」とそれらをかけあわせていったら面白いなと思うし、今後やっていきたいです。

―音楽以外で、これが自分の核をつくったかもしれないという体験はありますか?

崎山:幼少期から自分で何かをつくるのが好きでした。特にパッケージですね。漫画の表紙やCDのジャケットを描いたりしていました。

すごく好きだったthe GazettEさんやPlastic Treeさんは、とてもこだわりを持ってパッケージをつくられていて。DVDをクリスマスプレゼントで買ってもらってたんですけど、相当凝ってるんですよ。そういうのに憧れを抱いていました。

今回シングルに収録した過去の曲とかも、中学生のときにCDに焼いてアートワークを描いて母にあげたりしていて。統一感はあるんですけど、けっこう雑多な感じの作品で。やっぱり、ものづくりが自分の根源にありますね。

―雑多性は、崎山さんの音楽においてもひとつのキーワードですよね。歌詞も、まったく関係のないワードがつながって新しい世界が描かれていくような印象があります。

崎山:歌詞を考えるうえで、自分で見た景色から連想していくからでしょうね。景色が気持ちとして出てきたりします。(自分の伝えたい)ソウルがあって、その熱いソウルを発声に乗せるときにイメージしやすい言葉を歌詞にする。自分のなかで熱が込み上がる瞬間は、風景とかを介さないと歌詞や言葉にできないというか。

実家を出て感じる寂しさ、あたたかさと地元の友達

―そういう意味では、生活の拠点を関東に移されて、目にする景色も変わりましたよね。やはり詞を書くという行為にも影響があったんじゃないでしょうか。

崎山:そうですね。今回のシングルでリーガルリリーさんとつくった“過剰/異常 with リーガルリリー”という曲があるんですが、その曲の2番のBメロだけ(関東に引っ越してから)歌詞を変えているんです。いまの気持ちで歌えるように。

<変わっていく世界を / 変わらない寂しさを / 月のように吹き抜けた明かりを / あの自動販売機を / 見ている>という部分なんですけど。

崎山蒼志“過剰/異常 with リーガルリリー”を聴く(Apple Musicはこちら

崎山:……こっちは人混みが多いじゃないですか。そのなかでたまに月が見えると、夜風のなかですごく吹き抜けたように気持ちよく光っている気がして。こちらは自動販売機もたくさんあるので、夜道でいろんなものが光っている。すごくインスピレーションを受けています。

(以前住んでいた静岡県の)浜松市と比べて自然が少ないからこそ、こちらのほうがより月が吹き抜けているように見えるんだと思います。単純に……心が弱ってるのかもしれないですけど(笑)。

―(笑)。Momさんが、先日リリースされた『終わりのカリカチュア』の“Momのデイキャッチ”という曲で<世田谷の空は狭すぎる>と歌っていましたね。いまの崎山さんから見える空も狭いですか?

崎山:人が多く密度が高くて閉塞感があるから、その狭さはわかりますね。今回“24”とかで使った「夜道」や「川」といったワードはすごくこちらの環境の影響を受けています。

川が多いし、暗渠(あんきょ)とか、コンクリートに囲まれて見えないところも多いじゃないですか。田舎のほうが見えているものが多い。「いま見えている川はこの先見えなくなったらどうなるんだろう?」っていう連想が“24”には入っています。

―家族と離れたというのも、作詞に影響しているかもしれないですね。

崎山:『find fuse in youth』までは実家で書いていて、“24”や“涙”はこちらで書いた曲です。いまは何もかも自分でやることが多くて、自分ひとりで生きているなかで、これまでとは違った都会の寂しさを感じはじめているかもしれないです。

これだけたくさんの人がいるなかのただ一部屋に住んでいて……実家は今の部屋よりも広いですし、開放感とか安堵感があったんですけど、いまはあまりリラックスできてないのかもしれません。

崎山蒼志“涙”を聴く(Apple Musicはこちら

崎山:MOROHAさんの音楽とかが、より(実感として)近くなってきている感じがします。いままでは想像が占める範囲が多かったんですけど。MOROHAさんが覚悟を持って上京してきたっていう気持ちがいまはわかる気がします。

―実家を出られたことで、夢を追って東京に出てきた人の気持ちがより身近に感じられるようになったと。都会の寂しさのなかで、あたたかさを感じることはありますか?

崎山:地元の友達と電話してるときですかね(笑)。両親にも連絡は取るほうなのでそういうときとか……あとはYouTubeでパグの動画を見ているときとかです。

自分が住んでいるところの周りはまだリラックスできるところを見つけられていないかもしれませんね。

リリース情報
崎山蒼志
『嘘じゃない -Special Edition-』

配信中

1. 嘘じゃない
2. 涙
3. 過剰/異常 with リーガルリリー
4. 24
5. ろうそく
6. 季節外れ
7. Youth-picnic

崎山蒼志
『嘘じゃない』初回生産限定盤(CD+DVD)

2021年9月8日(水)発売
価格:5,000円(税込)
SRCL-11867/8

[CD]
1. 嘘じゃない
2. 24
3. ろうそく
4. find fuse in youth(Live from 2021.03.21『崎山蒼志 TOUR 2021「find fuse in you(th)」at LIQUIDROOM』)
5. 嘘じゃない -instrumental-

[DVD]
『2020.12.20 崎山蒼志 配信LIVE「オンラインの60分」』
1. 感丘
2. 時計でもない
3. ソフト
4. 柔らかな心地
5. 回転
6. 剥がれゆく季節に
7. 夏至
8. 鳥になり海を渡る
9. Undulation
10. Samidare
11. Heaven
12. Video of Travel
13. 国
14. 踊り
15. ただいまと言えば

崎山蒼志
『嘘じゃない』通常盤(CD)

2021年9月8日(水)発売
価格:1,430円(税込)
SRCL-11869

1. 嘘じゃない
2. 涙
3. Youth-picnic
4. Heaven(Live from 2021.03.21『崎山蒼志 TOUR 2021「find fuse in you(th)」at LIQUIDROOM』)
5. 嘘じゃない -instrumental-

崎山蒼志
『嘘じゃない』期間生産限定盤(CD+DVD)

2021年9月8日(水)発売
価格:1,760円(税込)
SRCL-11870/1

[CD]
1. 嘘じゃない
2. 過剰/異常 with リーガルリリー
3. 季節外れ
4. Samidare(Live from 2021.03.21『崎山蒼志 TOUR 2021「find fuse in you(th)」at LIQUIDROOM』)
5. 嘘じゃない -instrumental-
6. 嘘じゃない -アニメサイズ-

[DVD]
1. 嘘じゃない Music Video
2. 嘘じゃない Music Video –Making Movie-
3. TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」第5期(2クール目)ノンクレジットエンディングムービー
4. メジャーデビューアルバム『find fuse in youth』クロスフェード

イベント情報
崎山蒼志
『「嘘じゃない」Release One-Man Live』

2021年9月22日(水)
会場:東京都 EX THEATER ROPPONGI

プロフィール
崎山蒼志
崎山蒼志 (さきやま そうし)

2002年生まれ静岡県浜松市出身。2018年5月インターネット番組の出演をきっかけに世に知られることになる。現在、テレビドラマや映画主題歌、CM楽曲などを手がけるだけではなく、独自の言語表現で文芸界からも注目を浴びている。2021年1月27日にアルバム『find fuse in youth』でメジャーデビュー。3月31日にドラマ『賭ケグルイ 双』主題歌「逆行」をリリース。6月26日より、新曲「嘘じゃない」がテレビアニメ『僕のヒーローアカデミア』第5期(2クール目)エンディングテーマとなっている。



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