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ボウイ、プリンス……2016年に逝去したカルチャー界の50人

ボウイ、プリンス……2016年に逝去したカルチャー界の50人

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CINRA.NET編集部
編集:佐伯享介

蜷川幸雄(演出家、80歳)

蜷川幸雄
蜷川幸雄

1935年生まれ、埼玉出身。国内外の現代劇、近松門左衛門、シェイクスピア、ギリシャ悲劇など多彩な作品を演出しました。海外公演も積極的に行ない、「世界のニナガワ」と称されました。写真家で著名な蜷川実花は実娘。2001年に紫綬褒章、2004年に文化功労者、2010年に文化勲章を受章。5月12日逝去。

ピーター・シェーファー(劇作家、90歳)

1926年生まれ、イギリス出身。代表作は1981年の『トニー賞』受賞作『アマデウス』や、暗闇の中で展開される喜劇『ブラック・コメディ』。2001年にはナイトの称号を授与されました。6月6日逝去。

森岡賢(minus(-)、ex.SOFT BALLET / ミュージシャン、49歳)

森岡賢
森岡賢

1967年生まれ、東京出身。1986年にSOFT BALLETを結成し、解散期間を挟みながら2003年まで活動。2014年に藤井麻輝(ex.SOFT BALLET)と共にminus(-)を結成しました。12月28日には森岡が遺した新曲を含むminus(-)のアルバム『O』と、ライブ映像作品『V』がリリースされました。6月7日逝去。

松本雄吉(演出家・劇作家、69歳)

1946年生まれ、熊本出身。1970年に劇団「維新派」を結成し、野外をステージにした舞台を上演しました。セリフのほとんど単語に解体し、5拍子や7拍子のリズムに乗せて大阪弁で語る、「ヂャンヂャン☆オペラ」と呼ばれる表現スタイルを確立。2011年には紫綬褒章受章しました。6月18日逝去。

アントン・イェルチン(俳優、27歳)

アントン・イェルチン By Philippe Berdalle (Anton Yelchin) [CC BY-SA 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons
アントン・イェルチン By Philippe Berdalle (Anton Yelchin) [CC BY-SA 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons

1989年生まれ、ソビエト連邦出身。生後まもなく難民としてアメリカに移住し、9歳で俳優活動を開始。2001年に映画『アトランティスのこころ』でアンソニー・ホプキンスと共演し、2009年に『スター・トレック』でチェコフ役、『ターミネーター4』でカイル・リース役を演じました。6月19日、交通事故により急逝。

ビル・カニンガム(写真家、87歳)

1929年生まれ、アメリカ出身。50年以上にわたってニューヨークのストリートスナップを撮影。『ニューヨーク・タイムズ』では、ファションに関するコラムを長年にわたって担当しました。6月25日逝去。

エリ・ヴィーゼル(作家、87歳)

1928年生まれ、ルーマニア出身。ユダヤ人としてアウシュヴィッツ収容所に送られた経験をもとに、小説『夜』など多数の著作を発表しました。1986年に『ノーベル平和賞』を受賞。7月2日逝去。

マイケル・チミノ(映画監督、77歳)

1939年、アメリカ生まれ。ベトナム戦争を題材にした『ディア・ハンター』、約4千4百万ドルの経費をかけてロシア系移民の悲劇を描いた『天国の門』などを監督しました。7月2日逝去。

アッバス・キアロスタミ(映画監督、76歳)

アッバス・キアロスタミBy Pedro J Pacheco (Own work) [CC BY-SA 4.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)], via Wikimedia Commons
アッバス・キアロスタミBy Pedro J Pacheco (Own work) [CC BY-SA 4.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)], via Wikimedia Commons

1940年生まれ、イラン出身。政府の検閲や革命の中で制作を続け、『カンヌ国際映画祭』パルムドール受賞作『桜桃の味』などを発表。イラン映画ブームの先駆けとなりました。遺作となった『ライク・サムワン・イン・ラブ』は日本で撮影され、加瀬亮、高梨臨らが出演しました。7月4日逝去。

永六輔(タレント・放送作家、83歳)

1933年生まれ、東京出身。1万回以上の放送回数を数えたラジオ番組『永六輔の誰かとどこかで』をはじめ、テレビやラジオなどに多数出演しました。作詞家としても坂本九“上を向いて歩こう”を手掛けました。7月7日逝去。

大橋巨泉(タレント、82歳)

1934年生まれ、東京出身。テレビ番組『11PM』『クイズダービー』『ギミア・ぶれいく』などで司会を務めました。競馬評論家としても活動したほか、2001年には政界にも進出しました。7月12日逝去。

アラン・ヴェガ(Suicide / ミュージシャン、78歳)

Suicide(右がアラン・ヴェガ)By Canada Jack Jeremy Gilbert (Own work) [CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0) or GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html)], via Wikimedia Common
Suicide(右がアラン・ヴェガ)By Canada Jack Jeremy Gilbert (Own work) [CC BY-SA 3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0) or GFDL (http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html)], via Wikimedia Common

1938年生まれ、アメリカ出身。1971年にマーティン・レヴと共にパンクデュオ・Suicideを結成し、1977年にデビューアルバム『Suicide』をリリース。ヴェガはボーカルを担当しました。シンセサイザーやドラムマシーンを用いた革新的な音楽性で、のちのアーティストたちに影響を与えました。7月16日逝去。

ゲイリー・マーシャル(映画監督、81歳)

1934年生まれ、アメリカ出身。1990年公開の監督作『プリティ・ウーマン』で一大ムーブメントを巻き起こしました。テレビ脚本家としてコメディー番組を手掛けたのち、映画監督としてデビューした経歴の持ち主で、俳優としても数々の映画に出演しました。7月19日逝去。

中村紘子(ピアニスト、72歳)

1944年生まれ、山梨出身。1965年に『第7回ショパン国際ピアノコンクール』で第4位入賞。日本を代表するピアニストとして、長きにわたって活躍しました。エッセイストとしても複数の著作を刊行しました。2008年、紫綬褒章を受章。夫は『芥川賞』作家の庄司薫です。7月26日逝去。

ミシェル・ビュトール(小説家、89歳)

1926年生まれ、フランス出身。「新しい小説」を意味するヌーヴォー・ロマンの旗手として知られ、二人称で書かれた小説『心変わり』など、先鋭的な作品を発表しました。8月24日逝去。

ソニア・リキエル(ファッションデザイナー、86歳)

ソニア・リキエル By nicogenin (Flickr) [CC BY-SA 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons
ソニア・リキエル By nicogenin (Flickr) [CC BY-SA 2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)], via Wikimedia Commons

1930年生まれ、フランス出身。1968年にファッションブランド「ソニア・リキエル」を設立。普段着であったニットをファッショナブルに変貌させたことから、「ニットの女王」とも称されました。8月25日逝去。

テクマ!(ミュージシャン)

1996年からソロ活動を開始。ニューウェーブと歌謡曲を融合させた楽曲を発表しました。日本のアンダーグラウンドシーンを代表するアーティストの1人として、20年間にわたって活動しました。8月31日逝去。

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