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デジタルコミュニケーションが社会を変える Vol.8 築地場外市場×デジタルコミュニケーション あなたなら、どうする?

築地場外市場の「本気」に答える、学生たちの真摯な想い

各案が次々と披露され、またそれに対して硬軟さまざまなコメントが発せられたプレゼンテーション。この後、「築地食のまちづくり協議会」内で議論がなされた上で、ウェブ案からひとつ、コンテンツ案から2つが選出され、実現に向け動き出します。

プレゼンテーションの様子

プレゼン後に、甲斐さん、村越さん、瓜田さんにそれぞれお話を伺うことができました。今回のプロジェクト、まだ先がありますが、ここまでどんな体験だったでしょう?

甲斐:築地のみなさんからの要望は、デジタルコミュニケーションの技術やアイデアを活かして、新たな市場の休憩場を中心に築地場外市場全体をさらに盛り上げていけるものを何かを、というものだと受け止めました。私としてはまず、Kinectかwebカメラを使った、大人から子供まで楽しんでもらえるゲーム的なものを、と考えたんです。「漢字釣り」は実現したら、プログラミングやデザインなど他のメンバーにも参加してもらいながら、やっていきたい。DCA専攻の他の課題もこなしながらなので、結構忙しくなるかもしれませんが(苦笑)、技術面や、期限内に誰がどこまでやれるかの見極めもしっかり行いつつ、良いものがつくれたらと思います。

村越:僕のインフォグラフィックの案は、休憩所でのコンテンツ案として出しましたが、ウェブ上でも実現できるので、サイトでの展開なども視野に考えていけたらなと思います。最初はVJの映像のようなクールなイメージと、ネットで公開されているようなデータのインフォグラフィック化の良例をつなげられないか、というのが出発点です。プレゼンに臨む経緯で、格好いいだけじゃなく、わかりやすいものをという助言も先生から頂きました。シンプルな操作で、インタラクティブ・インフォグラフィック的なものが作れたらと考えています。真面目だけど面白いものにできれば。築地を新しいイメージで魅せられたらと思いますし、地域活性化ということで言えば、伝統ある場所でのこうした取り組みがいかに作用し得るかにも興味があります。

瓜田:僕の場合は、とにかく築地で楽しんでもらいたいのと、DCA専攻にいるので新しい技術を使いたいというのがすべてでした。具体的には、Kinectによるフェイストラッキングから、顔と海洋生物の合成に進み、そこからSNSにつなげていく流れですね。休憩所でKinectだと、大きく動くのは大変そうです。なら座ってできるものはなんだろうと思ったとき、フェイストラッキングを思い付きました。顔はみな違うから、それで占いや性格判断などにも結びつけられれば。最終的には食べ物だけでなく、築地の歴史や人の魅力も伝えられる視点が得られたらと思います。

築地市場

プレゼンの現場では、「学生というより専門の制作会社に向けられるような期待をされていて、自分たちもこれは本当の仕事だということを、きちんと踏まえてやらなければいけないと実感した」という彼ら。築地のみなさんの「本気」を受け止めつつ、自分たちの本気でそれに応えていく挑戦は、最終選考を待たずにもう再開されているのかもしれません。

平成24年9月下旬に予定されている選出プロジェクトの完成お披露目で、彼らが「地域活性化×デジタルコミュニケーション」という組み合わせにどんな答を見出してくれるのか、期待しましょう!

いよいよプロジェクトの完成お披露目!
築地「どっと祭 DOT-festa」

〜ぷらっと築地にデジタルハリウッドがやってくる?〜
2012年9月29日(土)10:00〜14:00
http://dotfes.dcaone.net

学校風景

『本科 デジタルコミュニケーションアーティスト専攻』(DCA専攻)について

<ソーシャルメディア時代の新たなコミュニケーションと広告を生み出せる次世代デザイナーへ。>

ソーシャルメディアの普及とWeb技術の発展は、あらゆるメディアを旧来の枠から解き放ちました。PC上のWebだけでなく、スマートフォンやARアプリ、映像、デジタルサイネージなど、技術の進歩で生活者の周りには情報があふれ、企業からのメッセージは今までの方法では届かなくなっています。そんな環境の中、広告やCMは、新しいカタチへ生まれ変わろうとしています。「どんな技術を」「どう組み合わせて」生活者との新しいコミュニケーションをデザインするのか、次世代の広告デザイナーには『クロスメディア』で提案する力が求められています。今、国内で最も実践的なコミュニケーションデザインを学ぶコースです。

授業風景

目指すゴール

1. 次世代コミュニケーションのクロスメディアデザイナー

Webとグラフィックデザインをベースとして、本格的な映像技術と、スマートフォンアプリやSNS連動企画、プロジェクションマッピングなどに応用できる即戦力デザイナーを目指す。

2. ソーシャルメディアを駆使するクリエイティブディレクター

TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアを活用し、クライアントのニーズに応えられる広告・ブランディングを展開できる即戦力のデザイナー・ディレクターを目指す。

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