内なる声はどこからやってくる?『内臓感覚―遠クテ近イ生ノ声』

「内臓感覚」と聞いて、何を連想しますか? 「心臓が高鳴る」「腹を割って話す」はたまた「肝の据わった人」などなど……? 生理的なものから感情・思考につながるものまで、誰にとっても身近で、しかし直接は目にすることのない存在。内臓は太古から続く宇宙・生命のリズムに共鳴する器官だとの考えもあります。これに美術の世界からアプローチしたユニークな展覧会が、金沢21世紀美術館の『内臓感覚―遠クテ近イ生ノ声』。巨匠から若手アーティストまで、また現代美術家から絵本作家まで、表現手法もバックグラウンドも多彩な13組の作品が「内臓感覚」をテーマに集結します。そこに浮かび上がるものを探ろうと、古都・金沢を訪ねました。

「生(せい / なま)の感覚」「痛み」「衝動」「無意識」……それぞれの内臓感覚

「内臓」という、ちょっとドキッとするキーワードをもとに、現代の様々な表現を巡るこの美術展。それぞれ個性の異なる展示室を作家ごとに割り当てて、彼らの内面から広がる作品世界にじっくり浸れるスタイルをとっています。

冒頭の展示は、これから始まる内臓感覚の世界の「キモ」となる核心を予感させるものでした。昨年この世を去った中川幸夫が生前手がけた、呼吸する美しい臓器のようなガラス作品。もともと流派に頼らない前衛生け花の作家として知られた彼は、ときにグロテスクにさえ見える花の美を追求する中で、生と死の核心に迫りました。そして、幼少時に患った脊椎カリエスが体型にも影響を及ぼしたという彼にとっては、自身の身体との対話も、創作と無関係ではなかったでしょう。今回は土門拳との交流で学んだ写真作品も出展されており、多様なコラボレーションでも知られます(舞踏家の大野一雄、写真家の荒木経惟、ファッションデザイナーの川久保玲など)。各界巨匠が共振したのも、彼の「生々しい」といってよい生命観と美学であり、それが今回「内臓感覚」世界への導入となっています。

中川幸夫『花神へ』1975年頃
中川幸夫『花神へ』1975年頃

続いて目を惹くのは、現代美術界における東西それぞれの巨匠女性作家2人の競演です。ルイーズ・ブルジョワは、六本木ヒルズの広場にそびえる巨大グモの彫刻でもよく知られる大作家。ここでは、天井から吊るされた一対の腎臓のようなオブジェ『花咲けるヤヌス』や、指や性器、また内臓のひだにも見える有機的フォルムのブロンズ彫刻などが並びます。少女時代に父親が自分の家庭教師と不倫関係にあったことが大きな心の傷になったとも言われるブルジョワ。本人は「痛みという主題こそが私の専門」と語っており、生前は地下スタジオにこもって創作することも多かったそう。最晩年のドローイング連作『家族』も含め、いずれも豊かな生命力と不安・畏れを同時に内包するような作品群。そんな彼女の内なる声に耳を澄ます、もとい、五臓六腑で感じとる一室です。

ルイーズ・ブルジョワ 展示室風景
ルイーズ・ブルジョワ 展示室風景

お隣の自然光溢れる空間に広がるのは、草間彌生の世界です。言わずと知れた、現在も最前線で活躍中の巨匠。今回はよく知られるカラフルな作品とは異なり、同展のテーマならではの構成です。本人所蔵の貴重な作品『雲』は、詰物をしたクッション状の物体を床一面に敷き詰めたインスタレーション。その一つひとつはタイトル通りの雲にも、あるいは内臓や思念にも見えてくる? そんな私たちの連想も、一緒にそこで漂うようです。

草間彌生『雲』1984年(部分)
草間彌生『雲』1984年(部分)

さらには、強迫的な緻密さで描かれる抽象画「ネットペインティング」シリーズの大作や、鏡の反射を利用して無限宇宙のような世界を見せる作品も。作家の内側から溢れ出る衝動、生への探求が静かに、しかし力強く迫ってきます。

草間彌生『鏡の部屋―愛は永遠に(No.3)』1964-86年(部分)
草間彌生『鏡の部屋―愛は永遠に(No.3)』1964-86年(部分)

なお、草間作品の多くはよく知られるように、自身が悩まされた幻覚体験とも密接に関係すると言われます。ここまで三作家の展示を見てくると、痛みや苦悩などと「内臓感覚」の関連も連想されます。ただ、それはけして特殊な状況下の人々だけが共有する感覚ではなく、むしろ(そうしたことで増強されたかもしれない)広い意味での生命の共通感覚と言えるのではないでしょうか。

もの言わぬ雄弁な作品群にふれた後は、実話に着想を得た、無意識をさまようような映像美とモノローグの物語世界へ。オランダ出身のサスキア・オルドウォーバースは、前後期にわけて2作品を出展・上映します。前期の『トレーラー(予告編)』は、引っ越した町の映画館で本当の両親を知る男の物語。紅一色の映画館や緑色の食虫植物のシーンはCGかと思いきや、映画館はミニチュアを水槽に沈めて、水中で撮影されたそう。ミニチュアの塗料が水に溶け出す様が不思議な映像美を生んでいます。「自分で手がけた物語やミニチュアには、私のエモーションが宿る」と語る彼女。虚実の境でゆれる心理が滲み出す様子には、「インナーボディ=内なる身体」への観察眼も感じます。なお後期(7月2日以降)は『プラシーボ(偽薬)』が登場。こちらは長年WHO(世界保健機関)で働いていると家族に嘘をつき続けた男にインスパイアされた作品です。

サスキア・オルドウォーバース『トレーラー(予告編)』2005年
サスキア・オルドウォーバース『トレーラー(予告編)』2005年

そして写真作家からは、近年大きな注目を集める志賀理江子が出展。『木村伊兵衛写真賞』も受賞した『カナリア』シリーズから60点を、部屋の四方全てに張り巡らせています。東北、シンガポール、オーストラリアで撮影された作品は、ストレートな写真から超常現象のような演出が施されたものまで様々。プリントされた作品は60点ですが、実際に撮影された写真は数千枚あるそうで、それらは部屋中央の床でフラッシュバックのように妖しく投影されます。映像と写真が競演する展示は、初の挑戦だとか。「写真は対象を知らなくても、またそれに直接触れなくても撮れてしまう恐ろしいメディア。そのジレンマも抱きつつ撮り続ける中で『これが何なのか』を知るよりも『私にとってどうだったか』を振り返ることにしてみた」とのことです。1/10〜1秒のシャッタースピードで撮影された写真を、一枚一枚それと同じ時間で映像として再生することで、分裂した時間が流れ出す。そこから彼女自身が、写真に再び近づく試みだといいます。

志賀理江子 シリーズ『カナリア』展示風景
志賀理江子 シリーズ『カナリア』展示風景

クレイアニメ、パノラマ映像、建築、絵本――あらゆるメディアで繰り広げられる内臓感覚の姿

美術館の中庭に出ると、ミミズのような環形動物を連想させる大型彫刻と、それを取り巻くように動き回る異形の生き物たちの姿が……! 出展作家中、最若手である美術グループ・オル太の面々です。多摩美術大学出身のメンバーで結成され、全員が80年代生まれ。自らが生きる現代と、土塊、精霊など土着的な要素をつなぐインスタレーションやパフォーマンスを展開してきました。今展でもこの中庭空間をステージに変貌させ、会期中毎週金・土・日・祝日にパフォーマンスを敢行していくそうです。取材中、突如として降り出した雨にも共振するように、蠢くような舞(?)を続ける姿が印象的でした。隣接スペースでは映像作品も展示。こちらは会期中も変化していくそうです。

オル太のパフォーマンス
オル太のパフォーマンス

そしてやはり、内臓感覚と聞いて「ドロドロ」「ヌルヌル」なイメージを連想する人もいるでしょう。スウェーデンのナタリー・ユールベリ&ハンス・ベリは、そんな世界も含めたユーモラスなスプラッター(またはスラップスティック?)劇を現出させます。『第53回ヴェネツィア・ビエンナーレ』では「若手作家に対する銀獅子賞」獲得など、注目を集めるコンビ。クレイアニメーションの手法で描かれる、朽ちていく人体を弄ぶ動物たちや奇想天外な出産シーンなど。人間(動物)の生死や欲望・衝動をあっけらかんとした毒気と共に表現します。今回は4作品を各専用スクリーンで順番に上映。展示室中央には、クレイアニメから飛び出してきたようなオブジェが展示されており、それを用いたクレイアニメ『ひとり残されて』は展示室外の通路で見ることができます。

ナタリー・ユールベリ&ハンス・ベリ展示風景
ナタリー・ユールベリ&ハンス・ベリ展示風景

内臓といえば、生命の進化の流れを超えて、太古からの感覚・記憶とつながっているイメージもあります。そんな想いを呼び起こすのが加藤泉の絵画。筆ではなく指を使い、暗色さえも躍動する豊かな色遣いで描かれるのは、大きな頭と丸い目で遠くを見つめる赤ちゃんのような人物像です。それは人類の遠い記憶、あるいは遥か未来の風景? 今回は、同様のモチーフによるソフトビニール製の彫刻も眼を引きます。

加藤泉『無題』2012年
加藤泉『無題』2012年

また、屋外の通路には、男女1組の木彫彫刻が寝転ぶ姿も。お腹からは木が生えていて、同館名物でもある植物の壁(パトリック・ブラン作)をバックに、当世のプリミティブ表現が映える空間です。「内臓感覚というキーワードは、漠然とですがわかる気がします。たとえば、スポーツ選手が最高のパフォーマンスを出せたときに何も覚えていないということがあるようですが、作品の制作においても、そんな状態が理想なんです」と加藤さんは会場で語っていました。

加藤泉『無題』2012年
加藤泉『無題』2012年

同館中央の円形展示室には、360°のパノラマ映像が出現。スイスの人気映像作家、ピピロッティ・リストによる『肺葉(金沢のまわりを飛び交って)』です。チューリップ畑、水に浮かぶイチゴ、そこに交わる人体……クローズアップにより巨大化したビビッドな現実の姿は、自己の内面と外界をつなぐ扉を開いてくれるようでもあります。靴を脱いで床に置かれたブルーの丸クッションに座り、ドリーミーな映像と音楽に身を委ねるひととき。同じく「自己と外界との関係」を想起させる作品でも、たとえば志賀理江子作品とはかなり対照的。そんな各作家の志向や意識の違いに想いを巡らせながら、会場を回るのも興味深い体験です。

ピピロッティ・リスト『肺葉(金沢のまわりを飛び交って)』2009 / 2013年
ピピロッティ・リスト『肺葉(金沢のまわりを飛び交って)』2009 / 2013年

建築家の渡辺菊眞は、朱色の千本鳥居のような木造建築を館内に出現させました。「すぐここと遥か彼方をつなぐ」をテーマに活動する彼は、美術館の天井ギリギリまで達する鋭角なトンネル状空間『双隧(そうずい)の間』を発案。「普段は被災地や発展途上国で、何もなくなったところに土嚢で作る建築などを手がけています。今回の作品では建築の宿命的な『重さ』『不透明さ』を出そうという気持ちもありました」とのこと。「トンネル=内臓」という直接的な連想も働きますが、毎日が飛び去るように過ぎゆく日常の中、たとえ不可視でも忘れてはならない感覚を守ろうとする意思も感じます。

渡辺菊眞 展示風景
渡辺菊眞 展示風景

この『双隧(そうずい)の間』、実は曲がり角にぽっかりと開いた、また別の異空間があります。それは絵本作家・長新太による絵本作品のリーディングスペース。『どろにんげん』『みみずのオッサン』など、子どもたちを魅了する世界の中に、独特の宇宙観や自然との共存志向も垣間見られます。近年見つかったという貴重な水彩画も展示されていました。

長新太の絵本作品を展示したリーディングスペース
長新太の絵本作品を展示したリーディングスペース

そこからさらにトンネルを抜けたところで展示は終了。ちなみに「双隧」の「隧」とは、黄泉の国に通じる道をも意味するそうです。鑑賞者はこの体験の後、世界の風景をどんな風に感じ、そしてどこへと向かうのでしょうか――。それはやはり「内なる声」に相談するのが一番?

なお同展ではさらに、美術史に大きな足跡を残す2作家の映像作品も。1人はアナ・メンディエータで、大地に自らの体をかたどった炎が上がる『燃える魂のシルエット(灰のシルエット)』などを観ることができます。キューバからアメリカに移住し、大地と身体のつながりを意識しながらアイデンティティーを探った彼女。無音の映像からは、声にならない声が迫ってきます。

アナ・メンディエータ 展示風景
アナ・メンディエータ 展示風景

もう1人はアメリカのビル・ヴィオラ。我が子の誕生と実母の死を同時期に体験したころのモノクロ映像作品『パッシング ウィン・リー・ヴィオラの思い出に』が1階のレクチャーホールで上映されます(要上映日確認)。深夜の郊外道路、ベッドルームや病室での寝顔、水中に飛び込む人体――。代表作に多い絵画的な映像とも異なり、ここでは私的イメージの断片が、命の静かな蠕動と「パッシング」(通過・死)の連環のリズムを奏でます。

そもそも、何故「内臓感覚」を展覧会にしようと思ったのか!?

展覧会を観終え、担当キュレーターの吉岡恵美子さんと、出展作家の志賀理江子さんにお話を伺うことができました。そもそも、「内臓感覚」をテーマにした美術展を企画しようと考えたきっかけは何だったのでしょう?

吉岡:解剖学者の三木成夫(1925-87)の著作にふれ、その考え方に刺激を受けたのが大きなきっかけになっています。彼によれば内臓は太古からの生命の記憶・リズムが封入された器官。頭脳とはまた別で、しかし密接につながってもいます。ダイレクトな五感とも異なり、内側に閉ざされているけれど、根源的な感覚を宿す存在でもあるという。そこで、人が持つ感覚の中でも原始的・根源的な「内臓感覚=内なる感覚」という視点から、新たな知覚にもつながる現代の表現を探りたいというのが企画動機です。

吉岡恵美子(金沢21世紀美術館 キュレーター)
吉岡恵美子(金沢21世紀美術館 キュレーター)

出展作家は世代や背景も異なる現代美術家だけにとどまらず、建築家や絵本作家、花人まで多ジャンルにわたる顔ぶれです。そこに通じる「内臓感覚」とは何なのか? 吉岡さんと志賀さんそれぞれのお考えを聞いてみました。

志賀:内臓というのは強い言葉ですが、身体から始まる表現をしている作家はとても多いし、そもそも身体を持たない人は存在しない。そう考えると全ての人にとって身近で、かつ広いテーマでもあり、今までこの種の展覧会がなかったことが不思議でもありますね。また、最初にお話をもらったとき、内臓という言葉に企画された方自身の想い入れを感じました。それはある意味、個人的な体験や衝動のようなものかもしれない、と。でもそこから始まる方が、ウソのない強い展覧会になるとも思いました。

志賀理江子(写真手前)
志賀理江子(写真手前)

吉岡:先に志賀さんの言葉にお答えすると、数年前に初出産を経験し、妊娠中は食べものや自分の動き、体内の変化に自然と気を配るようになりました。その後に三木さんの著作と出会ったのですが、これらも無関係でないとは思います。今回は本当に色々な作家さんを調査しましたが、選出理由は様々です。志賀さんの場合は、その写真作品はもちろん、関連書籍などでご自身が綴っている考え方に、共鳴するものを感じたから。「世界への違和感の中で身体の痛みや快・不快の感覚が信じられる」という言葉や、簡単に「わかった気」にはならないという意思に引き付けられました。

志賀さんが今回展示した『CANARY』シリーズなどの作品は、事前に訪問先の住民への取材や、独自の「地図」作りを経て撮影に至っているそうです。それは、ご自分の中で撮影対象を「消化」「反芻」するような作業から生まれる写真でもあるのでしょうか?

志賀:撮る前に一見写真とは関係ないような、かなり色々なことを行うのが私の場合は多くて、シャッターを押すのは最後の儀式みたいな面もあります。言い換えれば、それまでやってきたことを反転させる装置としてのカメラというか……。そして、一度写してしまうとイメージの力はとても強いのだけど、そこには目に見えない何かも写っている。その不確かなもの、ノイズみたいなものこそが写真だとも思う。そこは自分でも色々検証しないとわからない、と思いながらやっています。

志賀理江子『万華狂』、「カナリア」より 2007年
志賀理江子『万華狂』、「カナリア」より 2007年

美術において「身体感覚」「皮膚感覚」といった、「内臓感覚」とは似ているけれど少し違う表現はこれまでも論じられてきたと思います。吉岡さんは今回「内臓感覚」を扱うにあたって、どのような視点を重視したのでしょう?

吉岡:「内なる声に耳を傾ける」とよく言いますが、「そもそも『内』とはどこだろう?」と、あえて突き詰めないことも多いですよね。しかし、私はそこを突き詰めて考える面白さがあると思っています。再度三木さんのお話になりますが、脳を中心として、筋肉や神経からなる身体の核を、彼は「体壁系」と呼びました。体壁系はアクティブで動物的、自ら動いて次々と刺激を受け取っていくので「近感覚」的ですよね。対する「内臓系」は植物的で、潮の満ち引きなど自然のリズムや生命の記憶にも呼応しながら「遠感覚」的に動く。内臓は、受動的で自分の中にありながら得体の知れない存在でもありますが、実は生命の根幹はこちら側にあるとも考えられないでしょうか。

そこで「遠クテ近イ生ノ声」という展覧会サブタイトルにつながるのですね。「内臓感覚」とだけ聞くと『人体の不思議展』的なものを連想する人もいるかもしれませんが、それとは違う創作の面から、生の根源とその連なりを見つめ直すということでしょうか。

吉岡:創作の根源という意味での「内なる声」は作家ごとに異なるとも思いますし、それも含めて、この展覧会に訪れた皆さんを刺激する場になれたとしたら嬉しいですね。さらに言えば、3.11およびその後の原発事故など、社会や自然への漠然とした不安、違和感……それらと向き合う際に関わり得るものとしても、私たち自身の「内臓感覚」に耳を傾けるきっかけになれたらと思います。

「まちに開かれた美術館」として世界的に知られ、開放的な建築デザインも特徴の金沢21世紀美術館。今回そこで「内臓感覚」を扱うというコントラストも興味深いものです。でも考えてみれば、外界にも呼応しながら(かつ、種の記憶=歴史を受け継ぎながら?)根源的な波動を響かせる内臓感覚は、けして閉じた回路ではないのでしょう。ともすればナイーブだと捉えられがちな「内なる創造力」などの言葉との違いも、ここにあるのかもしれません。各作家の力強い表現が、お腹にしっかり響く美術展。そんな体験をしに、初夏の金沢に出かけてみてはどうでしょう。観賞後は、美食の街でもうひとつの「内臓感覚」を磨くのもまたよし、です。


イベント情報
『内臓感覚―遠クテ近イ生ノ声』

2013年4月27日(土)〜9月1日(日)
会場:石川県 金沢21世紀美術館
時間:10:00〜18:00(金、土曜は20:00まで)
出展作家:
ビル・ヴィオラ
オル太
サスキア・オルドウォーバース
加藤泉
草間彌生
志賀理江子
長新太
中川幸夫
ルイーズ・ブルジョワ
アナ・メンディエータ
ナタリー・ユールベリ&ハンス・ベリ
ピピロッティ・リスト
渡辺菊眞
休館日:月曜(5月6日、7月15日、8月12日は開館、5月7日、7月16日は振替休館)
料金:一般1,000円 大学生・65歳以上800円 小中高生400円

『オル太によるパフォーマンス』
金曜、土曜、日曜、祝日の開場時間中
会場:石川県 金沢21世紀美術館 展覧会会場内 光庭

講演会
『内臓感覚の歴史 ―肝苦り(ちむぐり)と汝狂さ(なぐるさ)のはざまで』
2013年6月29日(土)14:00〜15:30
会場:石川県 金沢21世紀美術館 レクチャーホール
講師:今福龍太(東京外国語大学大学院教授、本展カタログ寄稿者)
定員:80名
料金:無料(当日の同展観覧券が必要)

ワークショップ
『声の海をつくる』
2013年7月14日(日)16:00〜19:00
会場:石川県 金沢21世紀美術館 展示室ほか
講師:たむらひろし(BF.REC 代表取締役、ワークショップクリエイター、クラヤミノtones代表)
対象:中学生以上
定員:先着20名
料金:無料(当日の同展観覧券が必要)

『絵本を読もう』
2013年5月25日(土)、6月22日(土)、7月21日(日)、8月24日(土)各日11:00〜
会場:石川県 金沢21世紀美術館 メインエントランス
読み手:林和美
対象:子どもから大人まで
料金:無料

『小学生「内臓感覚」ワークショップ』
2013年8月22日(木)10:00〜12:00
2013年8月22日(木)14:00〜16:00
会場:石川県 金沢21世紀美術館 キッズスタジオ
対象:小学生
定員:各回先着15名
料金:無料(当日の同展観覧券が必要)



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