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あの人の音楽が生まれる部屋 Vol.8:フルカワミキ

興味の方向は自宅録音へ
いつでもどこでも作れる
ポータブルスタジオ

SUPERCARの活動中から自宅録音に興味を持ち始め、カセットMTRからデジタル録音へと機材システムをアップグレードさせてきたフルカワさん。SUPERCARの2ndアルバム『JUMP UP』でPro Toolsが導入されると、自分でもパソコンを使って音の実験を試したり、映像編集を見よう見まねでやっていたそうです。現在は、MacBook Proを中心としたシステムで、スタジオやツアー先のホテルなど、どこへでも持ち運んで、楽曲制作などを行なっているとのこと。今回は、所属事務所に機材をお持ちいただき、いつも自宅で行なっている環境にセットアップしてもらいました。シンプルゆえに、パソコンとオーディオインターフェースさえあれば、いつでもどこでも「ポータブルスタジオ」を構築できるところが強みといえるでしょう。

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KORG「volca」(volca keys、volca bass、volca beats)」

KORG 製品詳細ページはこちら>>KORG「volca keys」

KORG 製品詳細ページはこちら>>KORG「volca bass」

KORG 製品詳細ページはこちら>>KORG「volca beats」

コンパクトなデザインに厳選されたパラメーター、それでいてプロも唸る本格的なアナログシンセサウンドが特徴のKORG volcaシリーズ。ループシーケンサーを内蔵したリードシンセ、ベースシンセ、リズムマシンの3モデルは、電源を入れた瞬間からツマミをグリグリ回し、直感的な音作りができる楽しい楽器です。

フルカワ:SUPERCARの頃から、同じようなタイプの機材をメンバーが使っているのをずっと見ていて、「どうなっているんだろう?」って気になっていたんです。で、ソロになって実際に自分で使うようになってから「なるほど、これはいいな」と(笑)。ケーブルをつなぐだけで、それぞれの音が勝手に同期していくし、まさにアナログな太い音色がいいですよね。ここ数年DJをやるようになって、色んな音楽をかけているのですが、volcaはテンポや音をツマミでどんどん激しく変化させていけるので、DJ機材にも加えられるし、いつかDJからバンド演奏にシームレスにつながっていくようなライブがやりたいと思っていて、そのときにも活躍してくれそうです。

2

VOX「MARK III/V Bass」

littlebits 製品詳細ページはこちら>>VOX「MARK III/V Bass」

The Beatlesがアンプを愛用していたことでも有名なイギリスの楽器メーカーVOX。最近手に入れたばかりというこのベースは、VOX伝統のティアドロップ / ファントム型のシルエットを現代によみがえらせた、VOX MARK III Bassというモデルです。

フルカワ:すごく懐かしい形ですよね。1960年代ロックっぽいというか。じつは昔、似たような形のベースを持っていたんですけど、ディストーションがかかったものすごい音がしたんですよ。改造してあったのかもしれない(笑)。こういう可愛いカタチのベースから、すごく歪んだ音とかエレクトリックな音が出たら、ギャップがあって面白いですよね。私は長年、YAMAHA-SBVの自分モデルがメインですが、他にも色々使ってきたりしているし、機材が変われば気分も変えられたりするので良いですね。ショートスケールでネックが短いので、私みたいに身体が小さい女の子はかなり弾きやすいと思います。

3

Apple「Logic Pro 9」、Edirol「FA-66」

Apple「Logic Pro 9」、Roland「FA-66」

SUPERCARの頃は、4トラックのカセットMTRも使っていたというフルカワさん。その頃はボーカルマイクにエフェクターをつなげて遊んだり、シンセで音の実験をしたりしていました。現在メインで使っている音楽制作用アプリケーションApple「Logic」は、ソロデビュー作から使い始めたそうです。

フルカワ:このシステムになってからは、小さくて軽いので、スタジオに持ち込んで録音したり、移動中に曲の編集などもできて便利です。特にここ10年くらいはベッドルームミュージックというか、多くのミュージシャンが「今ある環境」で音楽を作ることが多くなってきているじゃないですか。機材的にも、そういうことがやりやすい状況が整ってきたっていうのもありますよね。あと、パソコンを使うと視覚的に曲の構造を捉えられるというのは、大きな変化でもありましたね。

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littleBits「Synth Kit」

littlebits 製品詳細ページはこちら>>littleBits「Synth Kit」

コルグとアメリカのlittleBits社が共同開発した「Synth Kit」は、各モジュールを磁石で簡単につないでシンセサイザーを作ることができる電子工作キット。青(パワー電源)、ピンク(オシレーター、エンベローブ、フィルター)、オレンジ(回路を分岐させるワイアー)、緑(スピーカー)と色分けされたユニットを自由に組み合わせることで、自分だけのシンセサイザーを作ることが可能とあって、すでに人気沸騰のアイテムです。

フルカワ:ウェブサイトで初めて見たときからすごく気になっていて、最近やっと入手しました。すごくハマっています(笑)。音がすごい良くて、小さくて形もカワイイし、手書きっぽいフォントもたまらない。鍵盤モジュールをつなげれば音程を付けて演奏も出来るし、シーケンサーをつなげてフレーズを自動演奏させることも出来る。ものすごくノイジーで凶悪な音も出せるし、次のレコーディングで使いたいかも(笑)。取扱説明書のデザインもカワイイし、内容も「音とは?」とか「シンセの歴史」まで書いてあったり、面白くてついつい読んでしまうんです。

兄の部屋でCDを聴き漁っていた高校生の頃から、物事を「好き / 嫌い」という価値観で決めつけてはこなかったというフルカワさん。否定するよりも「かっこいいもの」を肯定したいから、気になったらまずは触れて、自分の感覚で確かめる。そうやってトライ&エラーを繰り返し、常に自分をアップデートしてきたからこそ、彼女は刺激的な作品を毎回作り続けて来れたのでしょう。ソロやバンド、あるいは全く新しい名義を使い分けながら、どんな展開を繰り広げてくれるのか。これからも楽しみです!

スタジオ機材リスト

  • コンピューター
  • Apple「MacBook Pro」
  • DAWソフト
  • Apple「Logic Pro 9」
  • オーディオインターフェース
  • Roland「FA-66」
  • MIDIキーボード
  • AKAI professional「LPK25」
  • モニタースピーカー
  • FOSTEX「PM0.5n」(事務所所有)
  • YAMAHA「MS101III」、「NS-10M」(自宅)
  • ヘッドフォン
  • オーディオテクニカ「ATH-PRO700MK」
  • マイク
  • SHURE「SM57」

Information

フルカワミキ 『Moshi Moshi, Kikoemasuka?』(CD)

フルカワミキ
『Moshi Moshi, Kikoemasuka?』(CD)

2014年4月2日(水)発売
価格:2,400円(税込)
HEARTFAST / HFCD-019
[収録楽曲]
1. 月よ、さらば
2. Dreamer
3. B
4. 夢の中
5. わたしのたいよう
6. Sunday
7. LOOP
8. Sun Hero



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