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『クリエイターのヒミツ基地』Volume29 死後くん(イラストレーター、漫画家)

死後くんのヒミツ道具をご紹介!
軽やかな「絵描き」を支えるこだわりのヒミツ道具たち

死後くんのヒミツ基地は、世田谷区の古くからの住宅地にあるマンションの一室。そのリビングに置かれたシンプルなテーブルが仕事机になっています。机の横の本棚には資料本の数々と、オカルト本など意外なジャンルの本に交じって、手作りの楽器なども置かれています。また、別の大きな本棚に目を移すと、国内外の絵本がたくさん。シンプルながら、夢にあふれた死後くんのヒミツ基地。お仕事を支えるこだわりのヒミツ道具を見せていただきました。

カラーブラッシュ「カリグラフィーブラッシュ」

カラーブラッシュ「カリグラフィーブラッシュ」

カートリッジ式のインクと毛筆が一体化したカラー筆ペン。カリグラフィー用のペンとしても使われ、毛筆特有の柔らかい線を表現するのに最適といわれています。毛先に水をつけてインクを薄めることで、水彩画のタッチも表現できるのが特徴です。

死後くん:実は「背後霊似顔絵師・境みなと」という別名義、というかあくまで別の人として似顔絵を描いてまして、そのために2〜3年前から使い始めました。今ではライブイベントに呼んでいただいたりして小銭を稼いでいます(笑)。インクもカートリッジ式なので経費削減にもなって安心だし、水彩絵の具は扱いも大変なので、今では漫画やイラストの色塗り全般にも使ってます。色塗りはコピックを使う方が多いので、違う味を出せればいいなと。

『アクションイラスト』

『アクションイラスト』

デザイナー、イラストレーター御用達、グラフィック社から1970年代に発売されていたポーズ集のシリーズ。死後くんがお持ちなのは「スポーツ編」と「アクション編」で、ありとあらゆるジャンルのポーズが、全てのページ中にところ狭しと並べられているのが圧巻です。死後くんはこの2冊を古本屋でたまたま見つけられたとか。

死後くん:仕事の参考にすることもあるんですが、パラパラ眺めているだけでも面白いんですよ。イラストのタッチもレトロで、かなり『バカドリル』っぽいですが、いたって真面目に描かれています(笑)。スポーツ編の中には、女ふんどし相撲とかもあって、人の表情がまたいいんですよね。他の編も手に入れたくて、ずっと古本屋で探しているので、もし見つけた方がいたら、ぜひ教えてほしいです(笑)。

PC用眼鏡

PC用眼鏡

日がな、PCモニターを見つめることの多い死後くんが、次なるヒミツ道具として取り出したのはPC用の眼鏡でした。身につけていただくと、かなり萌え度の高い眼鏡男子に! 取材班からの「とても良くお似合いです!」の声に、照れていらっしゃいました。

死後くん:僕、目は良いほうなのでふだん眼鏡は掛けないんですが、仕事柄、目の疲れがひどいので最近購入しました。実は少し問題があって、クリアタイプを買ったのに、レンズに若干色が入っているので、モニターがやや黄ばんで見えること。なので、カラーイラストの仕事では外して確認してます(笑)。実際、目の疲れが軽減されているかというと……どうなんですかね? たぶんプラシーボ効果なんじゃないかとも思うんですが、掛けることで「仕事してる感」が出て、気持ちが上がりますね(笑)。

液晶ペンタブレット「Cintiq 13HD」

液晶ペンタブレット「Cintiq 13HD」

最近では、イラストレーターにとっての必需品でもあるペンタブレット。以前は同じワコム製の「Bamboo」シリーズを使っていらっしゃったそうですが、数か月前に液晶ペンタブレットの「Cintiq 13HD」に買い替えられたそうです。

死後くん:以前使っていた「Bamboo」は、PCモニターを見ながらの作業だったので、「作業効率が上がるなら」と、思い切って購入しました。液晶画面に直接描けるのは楽ですし、色塗りのときのアナログ感も増した気がします。別のPCモニターで絵の全体を映しながら、「Cintiq 13HD」で部分的に拡大して細かい描き込みができるのですが、2画面あると使い方の幅がぐっと広がって、思っていた以上に作業効率が上がったのが嬉しいですね。

一見すると、イラストレーターとしての必需品が並んだヒミツ道具のラインナップ。でも、よくお話を伺ってみると、一つひとつのアイテムセレクトには、死後くんの作風にも通じる「遊び心」とユニークな視点が色濃く感じられます。多彩なお仕事をされているからこそ、気持ちを切り替えるための工夫やクリエイティブな感性を磨くオモシロアイテムも必要。今回は全てご紹介できませんでしたが、死後さんのお仕事場には「あれ?」と目を惹くモノが、まだまだたくさん隠されて(?)いました。

死後くんの仕事部屋
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