染谷将太、町田啓太、松田龍平がNHK正月時代劇『いちげき』で共演。脚本は宮藤官九郎

2022. 09.05
左から町田啓太、染谷将太、松田龍平©JUNJI HATA

ドラマ『いちげき』が2023年1月にNHK総合・BS4Kで放送される。

NHKの正月時代劇として制作される同作の原作は、永井義男の小説『幕末一撃必殺隊』を原案とした松本次郎の漫画『いちげき』。幕末期の江戸を騒がせていた「勤皇浪士」を自称する者や薩摩藩士による御用盗に対応するため、農民を集めて結成された特殊戦闘部隊「一撃必殺隊」の活躍を描く。脚本は宮藤官九郎、演出は松田礼人、語りは六代目 神田伯山が担当する。

キャストには染谷将太、町田啓太、松田龍平が名を連ねている。染谷将太は多額の報奨金を目当てに私設部隊へ参加する百姓の丑五郎役、町田啓太も同じく部隊へ参加する百姓の市造役、松田龍平は彼らを訓練する元新選組隊士の島田幸之介役を演じる。

【染谷将太のコメント】
激動の幕末時代、人知れず命をかけて戦った者達の話。こんなに燃える話、ほかにありますでしょうか?宮藤官九郎さんが書くこの何とも愛らしい登場人物達と過ごす日々が楽しみでなりません。パッションとエネルギー溢れる松田監督と共に一撃隊を全うした後、見られる景色は一体どんな景色なのか?誰が見ても楽しめる痛快で爽快な時代活劇、2023年が爽快な年になるように丹誠を込めて現場に挑みたいと思っております。

【松田礼人のコメント】
この作品は、変動する「いま」を幕末に投影、歴史に名を残した『偉人たち(侍)』ではなく、『民衆たち(百姓)』を主人公に、「いま」を生きる私たちに響く痛快!エンターテインメント青春活劇です。
「村相撲の横綱」や「喧嘩自慢」、寄せ集めの百姓たちが、薩摩勤皇志士を相手に大暴れ。身分の差に虐げられながらも、必死に、そしていきいきと生きる百姓たちの姿。おせちをつまみに、ご家族みんなでお楽しみください。

【宮藤官九郎のコメント】
初めての時代劇です。まあ『いだてん』も僕にとっては時代劇でしたが『いちげき』は紛れもなく本格時代劇。
日本史に疎い僕でも、素晴らしい原作と詳細な資料があれば書けるものです。
薩摩が倒幕を目論み組織したゲリラ集団『御用盗』と、それを駆逐するために旧幕府が組織した農民の集団『一撃必殺隊』。
七人の侍とアベンジャーズと池袋ウエストゲートパークを掛け合わせたような感じ?言い過ぎか?
原作はややシリアスだけど、講談の語りが入ると爽快な青春活劇に仕上がるんじゃないかと、脚本も書いてないのに神田伯山先生にオファーしましたところご快諾頂きました。ラジオの友は真の友です。
一撃隊のウシ役に染谷将太くん、イチ役に町田啓太くん、指揮を取る幕臣島田に松田龍平くん。
自分にとって初めてづくしのこの作品に、賑やかな顔ぶれが集結してくださいました。
お正月早々、ちょっと暑苦しいかもしれませんが、楽しんで頂けたら嬉しいです。

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