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蝦名啓太(Discharming man)・吉村秀樹(bloodthirsty butchers) インタビュー

蝦名啓太(Discharming man)・吉村秀樹(bloodthirsty butchers) インタビュー

インタビュー・テキスト
柏井万作(CINRA.NET編集長)
写真:神保勇揮 ライブ写真:古田あずさ
2009/01/16

毎月数えきれないほどのCDがリリースされている昨今。「本当にオススメなのはどのCD?」という読者の疑問にお応えするべく、HMVとCINRAが共同で「今月のイチオシ」を大プッシュ! 記念すべき第一回目は間もなくデビューアルバムをリリースするDischarming man。キウイロールのボーカル蛯名啓太のソロ・ユニットとして始動した同バンド、現在はメンバーの一人としてレコーディングからライブまで参加しているbloodthirsty butchersの吉村さんと蝦名さんお二人のインタビューをお届けします。心の底から誰にでもオススメできる素晴らしいバンドです。

蝦名啓太(Discharming man)・吉村秀樹(bloodthirsty butchers) インタビュー

俺が今Discharming manでギターを弾いてるのだって、札幌のバンドだからじゃなくて、日本の宝を見つけたと思っているからさ。

―蝦名さんにとって、吉村さんは札幌の先輩バンドマンですよね。

蝦名:先輩も何も…、10歳違うから、先輩の先輩の先輩くらいですね。俺がライブハウスに行くようになった時にはもうブッチャーズ(bloodthirsty butchers)は札幌にいなかったんですけど、初めて音源を聴いた時、感動したと同時に自分の作った曲みたいだと思いました。おこがましいんですけど。

―共感する部分が大きかったんですか?

蝦名:うん、共感も越えて、本当に自分が曲を作っているようだったんです。泣かせたり、怒ったり、なよかったり、奇麗だったり…、それが全て1曲に入っていて。実際に吉村さんと話をしたのは、それから6年後でしたね。

吉村:知り合いのバンドマンに、キウイロールってバンドが東京に来るから会ってくれと言われて、俺は居酒屋でずっと待ってたんだ。

蝦名:そう、待たせちゃって…。札幌で吉村さんの伝説を色々と聞いていたから、これはもう何回か殺されるんじゃないかと思いましたね(笑)。

吉村:いつの間にか人を殺したことになって、挙げ句の果てにクマまで殺したことになってる(笑)。

蝦名:バイオレンスな話が多かったですから(笑)。でも会ってみたら、厳しい部分はもちろんあるけど、それ以上に寛大な人だった。やっぱりブッチャーズにはすごい影響を受けてるから、ちゃんと接してくれたのが本当に嬉しかったですよ。

蝦名啓太(Discharming man)・吉村秀樹(bloodthirsty butchers) インタビュー

―札幌って、ブッチャーズやイースタン(eastern youth)、怒髪天やDMBQなどなど、パンク魂をもったバンドを沢山輩出していますよね。何か理由があるんでしょうか?

吉村:結果としてそうなっているけど、本人たちはそんなことを気にして活動してたわけじゃないと思うんだよね。俺が今Discharming manでギターを弾いてるのだって、札幌のバンドだからじゃなくて、日本の宝を見つけたと思っているからさ。そう感じてしまったんだよね。

蝦名:「札幌」っぽいというか、吉村さんの影響が強いんだと思いますよ。音楽はもちろんだけど、吉村さんの伝説とか人との付き合い方とか、違う世代の俺にまでフィードバックが来ている。なんか吉村さんを持ち上げてるみたいだけど、これって本当のことだと思うんですよ。

吉村:まあ北海道出身だから北海道でいいんだけど、北海道っぽいっていうのは何? って思うなぁ(笑)。もちろんさ、ギターを弾くときに「雪が降ってたらいいな」ってイメージしながらチャラーンと鳴らしたりはするけど、それくらいのことだよ。

蝦名:だから、こういうバンドたちが出てきているのは理屈じゃないんです。危険なのは、そういうイメージとかサウンドだけを逆輸入しちゃってるバンドで。

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インフォメーション

Discharming manとbloodthirsty butchers出演イベントに先着順ご招待!

※プレゼントの応募は終了いたしました。

CINRA.NETでは、Discharming manとbloodthirsty butchersが出演する下記のイベントに5組10名様を先着順でご招待致します。 お問い合わせページより、件名を「official bootleg チケット応募」と入力のうえご応募ください。当選のみ1月19日(月)中にご連絡させて頂きます。チケット代金はかかりませんが、入場時にドリンク代を頂きますので予めご了承くださいませ(なお、ご応募いただいたメールアドレス宛にCINRAのメールマガジンを今後お届けいたします)。(応募締切り:2009年1月19日(月))

『official bootleg vol.019』
2009年1月20日(火)OPEN 18:30 / START 19:30
会場:渋谷O-WEST

出演:
bloodthirsty butchers
Discharming man
料金:前売2,500円 当日3,000円(ドリンク代別)

リリース情報

Discharming man『dis is the oar of me』
Discharming man
『dis is the oar of me』

2009年1月21日発売
価格:2,800円(税込)
TRCP-48 Traffic/5B Records

1. 因果結合666
2. 逃飛行
3. 怯えた剣
4. THE END
5. スロゥ
6. 360°
7. 不思議な船
8. 消してみな
9. 消してみな
10. プラスティックマン
11. だいなしにしちゃった

プロフィール

Discharming man(ディスチャーミングマン)

札幌を中心に活動を開始し、2004年12月に札幌で行われたライブを最後に解散したバンド「キウイロール(KIWIROLL)」のボーカル蛯名啓太のソロ・ユニット。2009年1月21日にはデビュー・アルバム『dis is the oar of me』をリリースすることが決定。札幌の先輩バンドでもあるBloodthirsty Butchersの吉村秀樹がプロデュースを務めるほか、ライブメンバーとしてバンドに参加している。

吉村秀樹(bloodthirsty butchers)

1967年生まれ。言わずと知れたbloodthirsty butchersのリーダーであり、Guitar&Vovalである。吉村秀樹の奏でるギター、詞の世界は、多くの人々の心を動かしている。それは、ジャンル、年齢、国境を超えたミュージシャンからも絶賛される事からも実証できる。最近では、バンド以外にも吉村秀樹ソロとしてライブで弾き語りを行っている。ソロでも、ブッチャーズの世界へと引き込まれると好評である。2008年からDischarming manのギタリストとしても活動している。

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