21年目の最高傑作 フラワーカンパニーズインタビュー

結成21年目のいま、自他ともに認める最高の状態を迎えているフラワーカンパニーズが、2年ぶり13枚目となるアルバム『チェスト!チェスト!チェスト!』をリリースした。昨年4月から続いた20周年をかつてない盛り上がりで終え、ベスト盤『フラカン入門』を経て発表された今作は、はっきり言ってベスト盤よりも素晴らしい大傑作! 「どんなに苦しいことも最終的には笑い飛ばせる」と語る彼らの歌を聴いていると、いままで経験したいいことも、悪いことも、涙も、笑いも、すべてが無駄じゃなかったんだなと、晴れやかな気持ちにさせてくれる。「このタイミングで最高傑作を作らないといけないんだ」という決意のもと作られたアルバムについて、鈴木圭介、グレートマエカワの2人に語ってもらった。

(インタビュー・テキスト:タナカヒロシ 撮影:柏井万作)

10代とか20代の頃に描いていた未来とは、またちょっと違うので。そういうのも全部ひっくるめたうえでの気持ちですよね。

―いきなりですけど、今回のアルバムを聴いて、僕3回泣きました。

鈴木:ありがとうございます!

―もう、素直に素晴らしいアルバムですよ! まず『チェスト!チェスト!チェスト!』というタイトルからして、気合いが入ってる感じがあると思うんですけど。

21年目の最高傑作 フラワーカンパニーズインタビュー
鈴木圭介

鈴木:タイトルはメンバーとスタッフで会議したんですけど、なかなか決まらなくて。もう次の会議に持ち越しますかってタイミングで、曲名にもある「『チェスト』ってどうですかね?」って言ったら、レコード会社の人が『チェスト!チェスト!チェスト!』って3回言ったんですよ。

マエカワ:「いいね!おもしろいんじゃね!」って(笑)。

鈴木:「3回アリだね! ポップになるね!」みたいな話になって。『カメラ!カメラ!カメラ!』(フリッパーズ・ギターが1990年に発表したシングル)とか、『Damned Damned Damned』(The Damnedが1977年に発表したパンクの名作アルバム)とか。

マエカワ:渋谷系にもなるし、ロンドンパンクにもなるし、オールマイティーだなって話になって(笑)。もうその日は帰ろうかという30秒前に決まったんですよね。

―そうだったんですね(笑)。僕は全部聴いた後に思ったんですけど、これはもう『夢』とか『未来』とか『希望』とか、そういうタイトルがふさわしいんじゃないかと思いました。

鈴木:これはまた!

―そういう感じがすごく出てるなっていうのと、歌詞を見たらほとんどの曲に「夢」か「未来」って言葉が入ってるんですよね。

鈴木:入ってますね。「夢」はもともと多いんです。意識は全然してなかったけど、気付いたら「未来」っていう言葉も多すぎたかなっていうくらい使ってるなと。たぶん、年をとってきたからっていうのもあると思うんですよね。「未来はどうなっていくのかな?」っていう不安とか。

―不安ですか?

鈴木:もちろん期待もあるんですけど、10代とか20代の頃に描いていた未来とは、またちょっと違うので。そういうのも全部ひっくるめたうえでの気持ちですよね。

21年目の最高傑作 フラワーカンパニーズインタビュー

―確かに、不安を歌った曲もあると思うんですけど、歌自体はすごくポジティブな空気を持ってますよね。そういうのがグッときて。さっきも言いましたけど、僕3回泣きましたから(笑)。“感情七号線”と“日々のあぶく”と“エコー”で。

マエカワ:あー、はいはい。

鈴木:計算通りです(笑)。

―本当は“元少年の歌”も泣きそうだったんですけど、これはシングルで既に聴いていたので我慢できました(笑)。それがなかったら4回泣いてましたね。

マエカワ:珍しいぞ、これ。今回は売れるかもしれんな(笑)。

鈴木:やっと売れるかなー(笑)。

同じところをグルグル回ってるような感じでもあり、でも夢は捨てきれず持ってて。

―今回はリードトラックの“感情七号線”を、亀田誠治さんがプロデュースしてますよね。

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グレートマエカワ

マエカワ:もともと誰かにプロデュースしてもらおうかっていう話はしてて。アルバム全部やってもらうってことでもないとは思ってたんですけど、1〜2曲ならおもしろいなと思って。

鈴木:それで「亀田さんはどう?」っていう話がレコード会社から出てきて。正直、プロデューサーはそんなに知らないんですけど、亀田さんはたまたま『情熱大陸』(毎日放送/TBS系のドキュメンタリー番組)で見て知ってたんですよ。

―テレビ情報なんだ(笑)。


鈴木:もうね、すっごくいい人で。レコーディングしてる映像があったんだけど、いいテイクが録れたときに、「やった!」ってジャンプするの。実際僕らのときも、バレリーナみたいに回ってましたから(笑)。

マエカワ:あと、去年スピッツと一緒にライブをやった後に、打ち上げで亀田さんの話を訊いたことがあって。そしたらまず誉め上手だと。

鈴木:「亀田さんに誉められるとやる気になっちゃう」って言ってたね。

マエカワ:やっぱりスピッツでも、なかなか4人だけじゃ決まらないことがあるらしいんだけど、そういうときに亀田さんが的確にジャッジしてくれたらしくて。俺らもそういう人がいいなと。

―プロデュースしてもらう曲に“感情七号線”を選んだのは?

鈴木:いろんなものが上に乗っかったときに、一番変わる曲なんじゃないかなっていう可能性を感じてたので。

マエカワ:自分らだけでやってたら、こういう感じだろうなっていう想像がついてたんですよ。それでもよかったんだけど、もうひとつ抜けるものがほしいなって。

―ストリングスが入って、すごく壮大な仕上がりになりましたよね。

鈴木:こういう歌詞の内容でストリングスが入ってくるっていうのはすごいなと思いましたね。たぶん、世の中にあるストリングスが入った曲のなかで、一番スケールが小っちゃいんじゃないかなっていう。

マエカワ:六畳一間のロックンロールだからね(笑)。

―その歌詞の内容は、夢を諦めるというか、夢を捨てきれないというか、そういう狭間の心境を歌った曲じゃないですか。でも、聴いているとむしろポジティブな気持ちになって。曲自体はどういう経緯でできたんですか?

鈴木:いや、経緯自体は、ごく普通にできましたね…。ほんと弾き語りでパーンと作って。

マエカワ:そんな記事にもならんような答えを(笑)。

鈴木:これねー、説明するのが難しいんだ。最後に〈星くずみたいな はかない夢を 捨てきれず回る〉っていう歌詞があって。道路の「環状七号」と「感情」をかけてるんですけど、ずっと同じところをグルグル回ってるような感じでもあり、でも夢は捨てきれず持ってて。昔描いていた本当にほしいものが、実はもう見つけられなくなってきてる年齢になってるんだけど、そういう気持ちが最後に渦巻いて。

マエカワ:どんどん上のほうに行ってるイメージというか。

鈴木:『フランダースの犬』の最終回でネロが天に召されていくような。あれ死んじゃうんですけど。

―縁起でもない(苦笑)。

鈴木:環七で事故で死んだとか、決してそういうことじゃないんだけど、イメージとしてはああいう、ふわーんと天に昇っていって報われる的なね。これを一言でポジティブとかネガティブとか言うのは難しいと思うんですけど、そういう次元ではもはやなくなっていたんですよね。

何もなかった一日のことも、無理を承知で全部忘れたくないんです。

―歌詞の内容でいうと、僕は“日々のあぶく”もすごく印象的で。「悪い思い出も美化せずに忘れたくない」みたいなことを歌ってると思うんですけど、これにはどういう想いが?

鈴木:たぶん、人間って本能的に悪い思い出を排除してると思うんですよ。悪い思い出を忘れないと生きていられないっていうのは、理屈ではわかるんですけど、忘れてしまうのが許せないっていうのもあって。例えば、ベートーベンとか、シュバイツァーとか、キュリー夫人とかは、小っちゃい頃のことも伝記になったりするじゃないですか。それもかなりダイジェストにはなってるけど、ちゃんと人目には触れられる。

―確かに、伝記になるような人でない限り、忘れた瞬間になかったことになってしまいますよね。

鈴木:それはあまりにも寂しすぎるなって。事件的なものなら、こういうところで語れば残るかもしれないけど、何もなかった一日のことも、無理を承知で全部忘れたくないんです。もし、新しいことを経験するたびに昔のことが抜けていくんだったら、これから経験することは次の日に忘れちゃっていいから、いままであったことを守り抜いていきたいというか。これ以上忘れたくない。

21年目の最高傑作 フラワーカンパニーズインタビュー

―悪いことも含めて。

鈴木:うん。悪いことっていうか、どうでもいいことを覚えていたい。自分しか覚えていないようなことってあるじゃないですか。

―あー、歌詞の最後で〈真夏の光線 冬の頬っぺた 風邪の日の夢 踏切の音〉とか、たくさん羅列してるところのことですね。

鈴木:そうそう。「しまった! 図書館の本、今日までだよ!」とか。返却日を忘れて焦った感じね。3回忘れると1週間借りれなくなるんだよなー。

―そこは忘れてもいい記憶な気がしないでも…(笑)。

鈴木:いやいやいや! 僕、図書館少年だったので、そこはシビアなんですよ! そういうことは自分が覚えておかないと、完全にこの世の中からなかったことになるから。他にもたくさんあったんですけど、曲の尺的にそんだけになっちゃって。ほんとはね、“ロード〜第十三章”( 1993年に第一章が発表され、大ヒットを記録したTHE 虎舞竜の全13章による楽曲)より全然いけますよ。

―ははは(笑)。“日々のあぶく”は、それだけ厳選した忘れたくない記憶が綴られてるわけですね。確かにその説明を聞いたら、すごく曲のイメージが膨らみました。

鈴木:もう正直ね、過去の遺産だけで生きていけるんですよ。あんまりネガティブに捉えてほしくないんですけど、思い出だけで何杯でもメシが食える。それだけのことをしてきたというか。まだまだ死にたくはないですけど、これから先おもしろいことが何も起こらなくても、全然平気なんですよ。

21年目の最高傑作 フラワーカンパニーズインタビュー

マエカワ:お前、強い男だな(笑)。

鈴木:最高の夜が何回もありましたから。

マエカワ:まぁ、これからも楽しいと思うんだけど、それはそれでいいんですよ。これからもいいことはあるに決まってるから。

鈴木:全然きれいな女の人なんか見る必要ないもんね。いままでたくさんきれいな人見たしさ。

―僕は見たいですけど(笑)。

マエカワ:僕も見たいですけど(笑)。

鈴木:まぁ、見たいっちゃ見たいけど…。でも、思い出話だけで、ほんといけるねっていうところはあるんですよ。これが年をとることの強みっていうか。小さい頃は思い出だけじゃ食えないですから。

ここで最高傑作を作ったら、違う景色が見えるんじゃないかと思って。そういう意識で作ったのは初めてかな。

―昔の嫌な思い出とかも、どんどん年を取るにつれて、笑い飛ばせるようになるというか。そういう強さはいままでの作品にもあった要素だとは思うんですけど、今回は作品全体に強く出てるんじゃないかなと思って。

鈴木:それが年をとることの一番の強みですよね。嫌だったことも、苦しんだことも、いまとなっては笑って話せますから。だから長生きはしたいですよね。最近の苦しいことはリアルすぎてまだ笑えないですけど、最終的には全部笑い飛ばせるはずだから。森繁久彌(昨年96歳で永眠した俳優、コメディアン。晩年は著名人の葬儀で「どうして私より先に逝くんだ」と弔辞を述べることが多かった)の域までいったら、もう笑えることしかないよね。

マエカワ:また葬式行ってたのか! って。あれは長く生きた強みですよね。

―実際のところ、いままで触れたくなかった過去のこととかも、最近になってどんどん思い返せるようになったりしてるんですか?

鈴木:うーん、そうっすねー。僕らはツアーの途中で名古屋の実家に帰ることが多いんですけど、空いた時間を見つけては、オヤジの自転車を借りて、スクールゾーンから何から、近所を全部まわって、続々と写真をブログにあげてたときがあったんですよ。去年だったかな。

マエカワ:思い出に浸ってんなと思ったよ(笑)。

鈴木:もう20何年ぶりに通った道とか、その現場に行かないと思い出せないことってあるんですよね。そういうのが続々と出てきて。自分をもう一度作りなおす作業というか、誤った記憶をもう一度立て直すというか。それをやり直したんです。まだ全部やりきれてないんですけど。

―昔を思い返して、改めて原点に立ち返ったことが、曲作りにも影響したんですかね?

鈴木:影響はしてたでしょうね。でも、それをテーマにしようとかは考えてなくて、ただ単に楽しくてやってただけなんですけど。そういうことをやらないと、知らないうちに嫌な大人になっちゃってるんじゃないかっていう罪悪感もあるんですよ。「変わっちゃったな、俺」みたいな。

―こういう大人にはなりたくない、っていうのが?

鈴木:やっぱ、「変わっちゃったなぁ…」って口調で語られるのは嫌ですね。「アイツ変わったよね!」「一皮剥けたね!」とかならいいんですど。死んだ後に葬式で、「アイツ、最後まで変わんなかったなー」って笑いながら言われるのが理想っていうか。

―そういう意味では、フラカンは常に「アイツ、変わんなかったなー」ですよね。

鈴木:今回のアルバムは、いままでの作品のなかではバラエティに富んでるほうなんですけど、たぶん長い目で見たら、僕らはずっと同じことをやってると思うんですよね。そういうタイプのバンドっていうか。プライマル・スクリームみたいに、アルバムごとにどんどん変わっていくのもいいと思うんですけど、僕らはずーっと同じことを繰り返しやる、「変わらない」っていうことに力を注いだほうがいいんだなって。だから、「変わんなかったなー、あのバンド」って言われながら解散していきたいです。

―なるほどー。とは言いつつも、今回の作品は、いい意味で変わったなと僕は思ってるんですよ(笑)。すごく突き抜けたというか。実感としてはどうですか?

マエカワ:バリバリありますね(笑)。やっぱもう作る前から「ほんとに最高傑作を作ろう」と言ってて、必要以上に肩肘張ってたんですよね。いつも最高傑作を作ろうとは思ってるんだけど、今回はミーティングとかでも、わざわざそういう言葉を口にしてたから。20周年が終わって、13枚目のアルバムで、記念盤でもなんでもないんだけど、このタイミングで最高傑作を作らないといけないんだと思ってたから、意気込みも違ったし。

鈴木:危機感もあったよね。ここでいいアルバムをガン! と作っとかないと、60(歳)までバンドやれねーぞっていう。

マエカワ:ここで最高傑作を作ったら、違う景色が見えるんじゃないかと思って。そういう意識で作ったのは初めてかな。

―実際いま、フラカンを取り巻く状況って、かつてないくらいに盛り上がってると思うんです。この火を消さないためにも、最高傑作が求められてる状況で、本当に最高傑作を作り上げたことには、もう感動しました! ちょっと失礼な話かもしれないですけど、今年の1月に『フラカン入門』っていうベスト盤的な作品が出たばかりなのに、「ベスト盤よりいいじゃん!」みたいな。

マエカワ:おぉー、ありがとうございます! それ、太字にしといてください(笑)。

イベント情報
フラワーカンパニーズ全国ツアー
『チェスト!チェスト!チェスト!』

2010年10月11日(月)
会場:茨城県 水戸ライトハウス

2010年10月13日(水)
会場:兵庫県 神戸 太陽と虎

2010年10月16日(土)
会場:宮城県 仙台 MA.CA.NA.

2010年10月17日(日)
会場:宮城県 仙台 MA.CA.NA.

2010年10月29日(金)
会場:高知県 X-pt.

2010年10月31日(日)
会場:徳島県 club GRIND HOUSE

2010年11月3日(水)
会場:島根県 松江 hydro reaction

2010年11月5日(金)
会場:長崎県 DRUM Be-7

2010年11月7日(日)
会場:大分県 T.O.P.S

2010年11月13日(土)
会場:北海道 札幌 COLONY

2010年11月14日(日)
会場:北海道 札幌 COLONY

2010年11月27日(土)
会場:青森県 QUATER

2010年11月28日(日)
会場:岩手県 盛岡 Club Change WAVE

2010年12月4日(土)
会場:東京都 SHIBUYA-AX

2010年12月11日(土)
会場:京都府 磔磔

2010年12月12日(日)
会場:京都府 磔磔

2010年12月23日(木)
会場:福岡県 福岡 DRUM Be-1

2011年1月22日(土)
会場:愛知県 名古屋E.L.L.

2011年1月28日(金・祝)
会場:岡山県 ペパーランド

2011年1月29日(土)
会場:広島県 ナミキジャンクション

2011年2月11日(金)
会場:大阪府 心斎橋CLUB QUATTRO

2011年2月12日(土)
会場:大阪府 心斎橋CLUB QUATTRO

リリース情報
フラワーカンパニーズ
『チェスト!チェスト!チェスト!』

2010年11月3日発売
2,800円(税込)
Sony Music Associated Records / AICL-2184

1. 感情七号線
2. 元少年の歌(Album ver.)
3. ラララで続け!
4. 終わらないツアー
5. 日々のあぶく
6. 最低気温
7. 夏の空
8. 切符
9. チェスト
10. M.R.I.
11. 雲の形
12. エコー
13. ペダルマシンミュージック
14. TEENAGE DREAM
初回盤のみボーナストラック1曲+特報入り

プロフィール
フラワーカンパニーズ

89年、名古屋にて鈴木圭介 (Vo)、グレートマエカワ(B)、竹安堅一 (G)、ミスター小西 (Dr)の4人で結成。95年にアンティノスレコードよりメジャーデビュー。01年、アンティノスレコードを離れ、自らのレーベルTrash Recordsの立ち上げに参加。熱く地道な活動が、アーティスト達から絶大な支持を集め、再び注目を集める。08年夏、ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズと契約し、メジャー復帰。10年1月には、オールタイムベストアルバムとなる『フラカン入門』をリリース。男40歳!結成21周年にして快進撃を続ける、スーパーライブバンド!



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