特集 PR

「自分自身」に苦しみ続けるUna、それでも棘の道を行くのか

「自分自身」に苦しみ続けるUna、それでも棘の道を行くのか

インタビュー・テキスト
野村由芽(CINRA.NET編集部)
構成:金子厚武 撮影:西田香織
2013/12/19

「自信」というやつは厄介な代物である。「自分を信じる」と書くくせに、自信がつくのは「自分が満足するものができて」、さらに「それが人から認められたとき」だったりする。「自信」をうまく扱える人は、生きることに相当手練れた強者なのではないだろうか。中田ヤスタカやきゃりーぱみゅぱみゅを擁するASOBISYSTEMに所属し、原宿を代表するトップモデルとして、そしてアーティストとして活躍するUnaは、「ずっと自信がない人」だ。華やかなキャリア、クールでスタイリッシュなビジュアルのイメージとは裏腹に、彼女は21年間、「自信のなさ」が原因で他人とうまくコミュニケーションがとれずに悩んできた。そんなUnaに、今の心境を赤裸々に語ってもらったのが以下のインタビューである。同じように新しい世界に飛びこみ、期待と同時に葛藤を感じ、奮闘している人にとって、また、かつてそうだった人にとって、何らかの気づきとなることを願って。

「特別扱い」がもたらした、不均衡な人間関係

地元の沖縄で幼少時からクラシックバレエを習い、県内でもトップクラスの成績を収め、上京後は原宿でスナップ隊に声をかけられて読者モデルへ。さらにはASOBISYSTEMに所属し、80KIDZのプロデュースでアーティストデビュー……。Unaがこれまで辿ってきたトントン拍子のキャリアを耳にしたとき、正直に言うと、あまり興味を惹かれなかった。

Una
Una

私はいわゆるシンデレラストーリーにそそられないし、それは誰しもが心のどこかに持っている感覚なのではないだろうか? そんなことを思いながらいざ初めて取材現場に行ってみると、強気なアーティストイメージとは違う、華奢で感じの良い、だけどどことなく淋しげな女性が立っていた。私の抱いていたイメージは本当の彼女とズレているのかもしれない。いかにしてこのギャップは生まれてしまったのだろう?


Una:バレエは3歳ぐらいから始めたんですけど、小学校のときは放課後に遊んだ記憶もほとんどないくらい、「学校よりバレエ」みたいな感じでした。高校生のお姉さんに混ざって踊ったり、ずっと主役をやらせてもらったり、自分で言うのもなんですけど、「特別扱い」されていて。とにかくレッスン第一だったので、学校で帰りの会が長引こうものなら、「すみません! 帰ります!」みたいな感じでしたね。

―お稽古事で優秀な成績を残していたということは、学校でも一目置かれていたのでは?

Una:いや、ちょっとしたいじめもあって、小学校の途中から学校にはほとんど行かなくなって……。でも、バレエはやればやるほどうまくなるものだし、その結果として役をいただけたり、先生からも認めてもらえるので、頑張れたんだと思います。あと、私は役になりきって表現するのがすごく好きで。テクニックはそこまであったわけではないんですけど、表現力を認めてもらえていたことがすごく嬉しかったんです。

Una

―放課後のバレエの時間がUnaさんの居場所になっていったと。

Una:ただそこでも、勝負の世界特有のやっかみがあって、人間関係はすごくドロドロしていました。親ぐるみで牽制し合うこともあって、私もシューズがなくなったり。だから家族は大変だったと思います。

Page 1
次へ

イベント情報

『FamilyMart Presents MUSIC FOR ALL,ALL FOR ONE 2013』
2013年12月21日(土)OPEN 14:30
会場:東京・国立代々木競技場第一体育館
料金:全席指定7,800円 ステージサイド席6,800円

『HARAJUKU NOW!!!×NYLON〜Sweet Night〜』
2013年12月21日(土)OPEN 22:00
会場:大阪・なんばHatch
料金:前売3,500円(1D) 当日4,000円(1D) ペア割(2枚)4,500円 グループ割(3枚)6,600円

『m-flo&ASOBISYSTEM presents ASOBŌNENKAI 2013 supported by Coca-Cola』
2013年12月22日(土)OPEN 23:00
会場:東京・新木場 ageHa
料金:前売2,500円 当日3,500円 ペア割(2枚)4,500円 グループ割(3枚)6,600円

リリース情報

Una<br>
『True of Lights/Danse Danse』
Una
『True of Lights/Danse Danse』

2013年12月18日からiTunes Store限定リリース
価格:750円(税込)
ASBM-011 / PARK-017

1. True of Lights
2. Danse Danse
3. SK8ER GIRL(HALFBY REMIX)
4. LONELY FLOWER(HABANERO POSSE REMIX)

プロフィール

Una(ゆうな)

原宿ストリートシーンでカリスマ的人気のショップスタッフであった彼女は、2010年、ファッション雑誌のスナップページに掲載された事をきっかけに青文字(原宿)系モデルとしてデビュー。またたく間に数々の雑誌のレギュラーモデルとして、モデルキャリアをスタート。カワイイだけじゃない原宿の“クール”な部分を表現出来るモデルとして、今までにない新しい青文字(原宿)系モデルのスタイルを確立した。そんな原宿のストリートアイコンが2013年8月14日にはシングル『JUICY JUICY』でアーティストデビュー。デビュー前にフランスJAPAN EXPOメインステージにて初ライブを披露し、デビュー楽曲がTVCMソングに抜擢されるなど多方面で話題になる。12月18日には配信限定ミニアルバム『True of Lights / Danse Danse』をリリース。

SPECIAL PR 特集

もっと見る

BACKNUMBER PR 注目のバックナンバー

もっと見る

PICKUP VIDEO 動画これだけは

Nulbarich“Sweet and Sour”

テレビ東京のドラマ『デザイナー 渋井直人の休日』のエンディングテーマ“Sweet and Sour”。2月6日リリース予定の3rdフルアルバム『Blank Envelope』のリード楽曲でもある今作は「偶然の景色」がテーマ。日常の中に偶然生まれたハッとする瞬間を鮮やかに切り取っている。グラフィカルな映像に垣間見える、あたたかな日常を楽しもう。(野々村)

  1. OKAMOTO’Sが大人と少年の間で語る、28歳で迎えた10周年の心境 1

    OKAMOTO’Sが大人と少年の間で語る、28歳で迎えた10周年の心境

  2. 竹内結子主演、異色のリーガルドラマ『QUEEN』。監督は関和亮、音楽も注目 2

    竹内結子主演、異色のリーガルドラマ『QUEEN』。監督は関和亮、音楽も注目

  3. 『十二人の死にたい子どもたち』キャラ&場面写真に橋本環奈、新田真剣佑ら 3

    『十二人の死にたい子どもたち』キャラ&場面写真に橋本環奈、新田真剣佑ら

  4. 柴田聡子がジャコメッティら巨匠から活力をもらう展覧会レポ 4

    柴田聡子がジャコメッティら巨匠から活力をもらう展覧会レポ

  5. 『鈴木敏夫とジブリ展』4月から神田明神で開催、鈴木敏夫の「言葉」に注目 5

    『鈴木敏夫とジブリ展』4月から神田明神で開催、鈴木敏夫の「言葉」に注目

  6. 『乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展』開催間近、齋藤飛鳥らが訪問&感想 6

    『乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展』開催間近、齋藤飛鳥らが訪問&感想

  7. 石原さとみが後楽園堪能する東京メトロ新CM 曲はスキマスイッチと矢野まき 7

    石原さとみが後楽園堪能する東京メトロ新CM 曲はスキマスイッチと矢野まき

  8. Spangle call Lilli lineの美学 20年消費されなかった秘密を探る 8

    Spangle call Lilli lineの美学 20年消費されなかった秘密を探る

  9. back numberが深田恭子主演ドラマ『初めて恋をした日に読む話』主題歌 9

    back numberが深田恭子主演ドラマ『初めて恋をした日に読む話』主題歌

  10. 漫画本に囲まれる「眠れないホテル」MANGA ART HOTEL, TOKYOが2月開業 10

    漫画本に囲まれる「眠れないホテル」MANGA ART HOTEL, TOKYOが2月開業