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いつも予想の斜め上、清竜人始動のアイドルプロジェクトって?

いつも予想の斜め上、清竜人始動のアイドルプロジェクトって?

インタビュー・テキスト
タナカヒロシ
撮影:永峰拓也
2014/07/08
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「清竜人がアイドルプロジェクトを始動!」――先日飛び交ったこのニュースに大きな驚きを隠せなかった人も多いだろう。2009年に弱冠19歳でデビューした当初、洋楽然としたサウンドと内省的な詞世界で将来を嘱望されてきた彼だが、2012年に発表した『MUSIC』で音楽性も見た目も一変。声優や女優も参加したミュージカルのような音楽で圧倒的な才能を見せつけ、以降は作品ごとに大胆な変貌を繰り返してきた。そしてこの度、トイズファクトリーへのレーベル移籍とともに発表されたのが、冒頭で触れたアイドルプロジェクト「清 竜人25(きよしりゅうじんトゥエンティーファイブ)」始動と、そのメンバー募集のオーディション開催だ。

アイドル戦国時代と呼ばれているここ数年は、楽曲提供やプロデュースなど様々な形で、有能な作家やミュージシャンが続々とアイドルシーンに参戦。アイドルは音楽性に欠けるという意見を呈する人もいる一方で、舞台裏ではアイドルを媒介としてミュージシャンたちの威信をかけた代理戦争が繰り広げられていると言ってもいい状況だ。清竜人も近年は堀江由衣やでんぱ組.incに楽曲提供を行い、その楽曲は高い評価を受けていたところだが、今回の「清 竜人25」が他のアイドルと決定的に違うのは、清竜人自身がアイドルとともにステージに立ち、歌って踊るパフォーマンスをするということ。

前述した『MUSIC』リリース時のライブでは、歌って踊る清竜人を中心としたミュージカルのような世界観が展開されていたため、可能性としては考えうるものであったが、率直な感想を言えば「その発想はなかった!」である。「アイドルプロジェクトを始動」とだけ聞くと単純にブームに乗ったように見えるかもしれないが、これまで彼が発表してきた作品を見る限り、これはアイドルという形を借りた清竜人なりの新しいパフォーマンスの創造なのではないだろうか。作品を発表するたびに予想の斜め上をいく清竜人は、今回のプロジェクトについて何を考えているのか。7月15日に迫ったメンバー募集の応募締め切りを前に、次々と沸いてくる疑問をぶつけてきた。

うちのスタッフが男ばかりで現場に華がないので、女の子に囲まれて仕事したいなと思って始めたわけですが……今までにないものが生み出せたらなとはマジメに考えてます。

―早速核心から聞きたいんですけど、なぜアイドルメンバーを募集しようと思ったんですか?

:長い間ソロでやっていたので、そろそろバンドだったり、ユニットだったり、何かグループでやりたいなと1~2年前から考えていたんです。でも、ただやるだけでは面白みがないので、いろいろ考えたんですけど……最近うちのスタッフが男ばかりで現場に華がないので、女の子に囲まれて仕事したいなと思って。

清竜人
清竜人

―それ、どこまでマジメに受け取っていいんですか?(笑)

:すべて本気です。それがきっかけで動き始めたんですけど、どうしたらこのプロジェクトが面白くなるかはマジメに考えていて、それでこういう形でメンバー募集のオーディションをすることにしたんです。

―たしかに過去のインタビューを読むと、打ち込みやアイドルポップスに興味があるという発言をされていましたよね。

:そうですね。4枚目に出した『MUSIC』(2012年)というアルバムでも、自分なりにアイドルを解釈して作品を作ったんですけど、まだ消化しきれてない部分があって。それも踏まえて、今までにないものが生み出せたらなと思って。


『MUSIC』では、声優&女優のゲストを迎えミュージカルのような世界感をもったアルバムを制作し、自らのエンターテイナーとしての才能を印象づけた。

―消化しきれなかったというのは、どういう部分で?

:『MUSIC』のときは、ライブを1回しかしてないんです。あのときは1回だけだったのが良かったとは思うんですけど、それとは違った形でまた自分が身体を使ってパフォーマンスできたらなとはずっと思っていて。男性だけのダンスグループでもいいかな? と思っていたんですけど、いろいろ考えたうえで、こういう形になりました。

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イベント情報

清竜人アイドルユニット『清 竜人25』
女性アイドルメンバー オーディション

応募期間:2014年6月13日(金)~7月15日(金)(当日消印有効)
応募方法の詳細は下記サイトからご確認ください。

清 竜人 | Audition

プロフィール

清竜人(きよし りゅうじん)

15歳からオリジナル曲を作り始め、16歳の夏に自主制作した音源が後に多くの業界関係者の耳に留まる。17歳の夏、全国高校生バンド選手権「TEENS ROCK IN HITACHINAKA 2006」グランプリを受賞、副賞として同年のROCK IN JAPAN FESへの最年少出場を果たす。2009年3月、シングル「Morning Sun」でデビュー。同月にデビューアルバム「PHILOSOPHY」を同月リリース。2012年5月にリリースした4thアルバム「MUSIC」ではアニメ/ゲーム界のクリエイターとコラボ、堀江由衣や多部未華子ら声優&女優のゲストを迎えミュージカルの様な世界感をもったアルバムを制作。最近では自身の作品のみならず、堀江由衣やでんぱ組.incへの楽曲提供などプロデューサーとしてもその活躍の幅を広げている。

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