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藤巻亮太が語る、大人の「挑戦」の姿勢 新たな可能性に賭けた理由

藤巻亮太が語る、大人の「挑戦」の姿勢 新たな可能性に賭けた理由

Eggs
インタビュー・テキスト
麦倉正樹
撮影:中村ナリコ 編集:矢島由佳子(CINRA.NET編集部) 衣装協力:EGO TRIPPING

30代になって、すごい人たちを見ると、真のリスペクトが立ち上がってくる。

―そんな『Mt.FUJIMAKI』を今年も開催するということは、昨年かなり手応えを掴んだ感じなのですか?

藤巻:そうですね。さっき言ったみたいに、各アーティストの魅力や歌のすごさに改めて気づいていった30代のなかで、自分がホストとしてフェスを主催したとき、さらにそのことを感じて。一番近くでそのステージを見させていただいて、やっぱり歌の力、曲の力、パフォーマンスの力っていうものは本当に素晴らしいなと思ったし、もう一回これをやりたいと思ったんです。

それに、次の開催までに自分自身もミュージシャンとしてもっともっと成長していたいなっていうことを、ものすごく純粋に思えたんです。そのためには1年をどう過ごすのかということも関わってくるし、そういう意味でも『Mt.FUJIMAKI』は、僕にとってすごく大事なものになってきていますね。

藤巻亮太

―なるほど。それは、新しい音源を作ったりするのとは、また違う目標ですね。

藤巻:全然違いますね。僕のなかでこれは初めてのモチベーションだし、この歳になっていただいた宝物みたいなモチベーションでした。

2018年の『Mt.FUJIMAKI』の様子
2018年の『Mt.FUJIMAKI』の様子
2018年の『Mt.FUJIMAKI』の様子

藤巻:フェスの主催者としては、出演してくれるアーティストの方々のエネルギーをしっかり受け止めて、さらにその魅力をお客さんに伝えるような存在にならなければいけないわけじゃないですか。それはずっとフロントマンとしてやってきた部分とは、また違うモチベーションだったりします。

『Mt.FUJIMAKI』は、Mt.FUJIMAKI BANDというのを組んで、そこにゲストボーカルの方を招いて一緒に演奏するパートがあるんですけど、それは本当に、僕にとって初めての経験でした。

―『ap bank fes』におけるBank Bandのような?

藤巻:まあ、そうですね。ただ、それとひとつ違うところがあるとすれば、そのアーティストに弾き語りをしてもらうパートもあるということです。

その人のパーソナルな魅力がいちばん伝わる弾き語りのパートと、僕らのバンドと一緒に歌ってもらうパートの2つがあって、その両方をお客さんに楽しんでもらうというのが『Mt.FUJIMAKI』の特色のひとつです。だから聴いてくれる方々も、音楽のダイナミズムみたいなものを、1日のなかで楽しめる。実際、そこがよかったという声も昨年いただいたので、ぜひ今年も楽しんでもらいたい部分ですね。

―なるほど。話を聞きながら、ミュージシャンとして、すごく健全な状態にいらっしゃるなと思いました。

藤巻:そうですね。やっぱり20代って、自分のことしか見えていなかったと思うんです。もちろん、それはそれでよさがあるのかもしれないけど、逆に言ったら、怖さもあったと思うんです。その年代で、本当にすごい人たちを知ってしまったら、自分たちはどうなってしまうんだろうっていう。

でも、自分も30代になって、本当にすごい人たちを見ても「本当にすごいな」って素で言えるようになってきているんですよね。真のリスペクトみたいなものが立ち上がってくる。そういう素晴らしい音楽を自分のフェスでオーガナイズする喜びを、僕は去年初めて知ることができたし、さらに自分も成長していきたいなって素直に思えました。

藤巻亮太
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イベント情報

『Mt.FUJIMAKI 2019』
『Mt.FUJIMAKI 2019』

2019年9月29日(日)
会場:山梨県 山中湖交流プラザ きらら

出演:
藤巻亮太 with the BAND
トータス松本(ウルフルズ)
曽我部恵一(サニーデイ・サービス)
岸田繁(くるり)
ORANGE RANGE
大塚愛
teto
料金:前売6,500円 当日7,000円

リリース情報

藤巻亮太『Summer Swing』
藤巻亮太
『Summer Swing』

2019年9月11日(水)配信

プロフィール

藤巻亮太
藤巻亮太(ふじまき りょうた)

1980年生まれ。山梨県笛吹市出身。2003年にレミオロメンの一員としてメジャーデビューし、“3月9日”“粉雪”など数々のヒット曲を世に送り出す。2012年、レミオロメンが活動休止を発表、ソロ活動を開始する。同年、1stソロアルバム『オオカミ青年』を発表。以降も精力的にソロ活動を展開し、2016年、2ndアルバム『日日是好日』をリリース。2017年には3rdアルバム『北極星』を発表。2019年4月、レミオロメン時代の曲を、アコースティック中心のアレンジでセルフカバーしたアルバム『RYOTA FUJIMAKI Acoustic Recordings 2000-2010』をリリースし、弾き語り全国ツアー『“In the beginning”』を開催。2019年9月29日、自身主催の野外音楽フェス『Mt.FUJIMAKI 2019』を、山中湖交流プラザきららにて開催する。

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