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安斉かれんというアーティスト。『M』で注目された21歳の真の顔

安斉かれんというアーティスト。『M』で注目された21歳の真の顔

安斉かれん『GAL-TRAP』
インタビュー・テキスト
矢島由佳子
撮影:Kay N 編集:川浦慧(CINRA.NET編集部)

『M』のような厳しく激しい世界とはちがう、実際の安斉をとりまくのは「平和」な世界

―なるほど。でも、アユという役を演じることで、「安斉かれん=アユ」みたいなイメージが強まってしまう側面もあったと思うんです。

安斉:そうですね。

―そこから窮屈さや歯痒さを抱えることもありました?

安斉:それはなかったです。それで私のことを知ってくれてフォローしてくれたら、これから私が好きな曲を出していったときに、ちょっとでも興味を持ってくれる人の幅が広がるじゃないですか? 全部プラスにしようと思ってます。

―かっこいいですね。

安斉:全然!(笑) だって、当たり前だもん、役をやったらそういうイメージになっちゃうの。私だってなるもん。映画を見てて「あ、これ、あの映画のあの人じゃん!」ってなっちゃうし。それはもう当たり前だと思うから。

―ドラマの中でアユは、田中みな実さん演じる姫野礼香やいろんな人たちに追い込まれながらも負けん気を保っていましたが、安斉さんもそういう気持ちは秘めてるタイプだと思いますか?

安斉:ええ……ない!(笑) 世界と戦いたくない!(笑)

―安斉さんが実際に今いる世界は、あれほど厳しくて激しいものではない?(笑)

安斉:じゃないですよ、めっちゃ平和ですもん。平和に生きていたいです、平和が一番(笑)。

安斉かれん

洋楽のR&Bやヒップホップを聴いてきた安斉にとって、J-POPは「新しい」と感じられた

―これまでリリースされてきた楽曲は1990年代J-POP・avexサウンドを意識して作られたものでしたが、そもそもそういった音楽を安斉さんはどういうふうに聴かれてました?

安斉:音楽をやり始めた高校1年生のときからJ-POPを聴き始めたので、逆に新しいと思っちゃいました。新しいから、楽しかったです。

―そもそも、ヒップホップやR&Bが特にお好きなんですよね? Spotifyに上がってるプレイリストやお気に入り曲のリストを拝見してもグローバルなヒップホップアーティストが並んでいて、欧米だけでなくロシアのラッパーもいたり、日本人ではAwich、KOHHからBLOOM VASEまでが入ってたりと、今のヒップホップのあらゆる側面を象徴する名前が並んでいるなと。

安斉かれんがまとめたプレイリスト『MUSICK -my favor vol.1-』を聴く(Spotifyを開く

安斉:そうですね。今は自分でもJ-POPをやらせていただいてるのでめっちゃ聴くんですけど、もともとは洋楽のR&Bとかヒップホップばっかり聴いていたんです。

―ヒップホップはどういうところがかっこいいなって思いますか?

安斉:J-POPは歌詞が耳に入ってくると思うんですけど、ヒップホップって、もちろん歌詞ありきでも、私はメロディーで好きになることが多いんです。ノレる。どんなシーンでも流しておけるのがすごくいいなって思います。

―安斉さんくらいの世代の人たちって、ヒップホップをヒップホップというジャンルで認識して聴いているというより、ポップスとして聴いてる感覚ですよね。

安斉:たしかに、そうですね。

―特にかっこいいなと思うのは?

安斉:昔からかっこいいなって思うのはマシン・ガン・ケリー。めっちゃ好きです。顔と声がかっこいい。身長も高いし。あと、自分のやりたいことをやってるなって感じがする。超タトゥーバチバチなのに、娘のことを超可愛がるのとか、かっこいいなって。

―エミネムとかに喧嘩売ったりもするし(笑)。

安斉:そうそう、マジにやってる! って感じ(笑)。

―新しい音楽とはどうやって出会うことが多いですか?

安斉:Apple MusicとかSpotifyでランキングを見たり、曲を聴いてると「関連」みたいなのが出てくるじゃないですか? そこから知らないアーティストのページへ飛んで、飛んで、飛んで、って感じです。それでずっと流しといて、直感でパッと「これいい!」って思った曲を入れる。だからジャンルはバラバラだし、すごく変わった曲とかも聴いてる。

安斉かれん
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リリース情報

安斉かれん『GAL-TRAP』
安斉かれん
『GAL-TRAP』

2020年9月16日(水)配信

プロフィール

安斉かれん(あんざい かれん)

90年代の音楽業界を描き、Twitter世界トレンドTop3入りした話題のドラマ「M愛すべき人がいて」にW主演として大抜擢。実は、彼女は世界的にも大きな潮流を生みつつあるリバイバルサウンドをいち早く取り入れ、J-POPのニュージェネレーションを謳う歌手。元々、「POSGAL(ポスギャル)」と呼ばれる次世代の一人で90年代を意識した8cmSGで作品をリリースしている。「TRKKIE TRAX」や「Maltine Recoreds」などの気鋭のトラックメーカーによるReproduceという新たな手法でも再発表され、世界中のニュージェネJ-popファンや超大物の海外DJからも大きな反響を得ている。5th「僕らは強くなれる。」は音楽関連ランキングにチャートインしGoogleトレンド急上昇ワードで1位を獲得。ファッション・アイコンとして、コスメティックブランドの「M•A•C」の店頭ビジュアルの連続採用やティーン支持を受ける広告イメージキャラクターを飾るなど、そのルックスにも注目が集まっている。

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