国宝を身近に楽しむ、『鳥獣戯画がやってきた!』がサントリー美術館にて開催中

一般には難しいという印象を持たれがちな日本の古美術。その中でも子供からご年配まで楽しめる作品として知られている作品が国宝「鳥獣戯画」(「鳥獣人物戯画絵巻」)だ。

遊び、飛び跳ねまわる動物たちの愉快な表情を自由闊達な筆線で描き出すこの作品は、日本絵画史の一大傑作として高く評価され、また、世界から注目される日本のマンガ・アニメ文化、キャラクター文化の源流として、現代でも幅広い関心を集めている。

京都・栂尾の高山寺に所蔵される「鳥獣戯画」四巻を中心に、分蔵される断簡、模本類もあわせて展示し、「鳥獣戯画」の全貌を本格的に紹介。また、それぞれの系譜に連なる作品をあわせて展示することで、「鳥獣戯画」の特色として挙げられる諸要素―線描表現、ユーモア性、動物の擬人化など―から、「鳥獣戯画」を基軸として垣間見えてくる日本文化の本質に迫る。

『鳥獣戯画がやってきた!』
2007年11月3日(土・祝)~12月16日(日)
会場:サントリー美術館(東京ミッドタウン ガーデンサイド)
展示替え:前期11月3日~11月26日、後期11月28日~12月16日

開館時間:日・月 / 10:00~18:00、水~土 / 10:00~20:00
※いずれも最終入館は閉館30分前まで
※11月3日(祝)、11月23日(祝)は20:00まで
休館日:火曜日
料金:入館料(当日)一般1,300円、学生(高校生・大学生)1,000円
※中学生以下無料

(画像: 国宝 鳥獣人物戯画絵巻 甲巻(部分)平安時代(12世紀)、高山寺蔵)

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