1月16日、現代美術専門のプライマリーギャラリー「YOD Gallery」が大阪・西天満にオープン。開廊記念展としてデザイナー・アートディレクターの北川一成展『DEEPER IMAGINATION』を2月23日まで開催中している。
北川氏は自らが率いる印刷会社・GRAPH（グラフ）を「Design × Printing = GRAPH」という信条において独自路線を開拓した立役者でもあり、昨年は21_21 DESIGN SIGHT（東京ミッドタウン内、三宅一生氏らがディレクターをつとめる）にて開催された「落狂楽笑 LUCKY LUCK SHOW」のアートディレクションを手がけ、話題を集めている。
今回の個展では、北川氏のデザイナーとしての創作活動の根底にあった「深層に眠る類稀な想像力」から直接引き出された、全く新しいアートの作品となるべき新作の数々を、紹介。これまで北川がGRAPHでの活動において培ってきた素材・印刷・タイポグラフィの分野の追求に加えて、想像力が造形力を刺激して成立へと至る過程によって生まれたミクストメディアの平面作品を中心とした展示となる。
YOD Gallery開廊記念展
『北川一成展 DEEPER IMAGINATION』
2008年1月16日（水）～2月23日（土）
会場：YOD Gallery（大阪・西天満）
料金：入場無料
（画像：「突然のこと」（2007年,アクリル・特殊キャンバス））
